介護離職は老後貧乏への第一歩。実家の親はどう世話すべきか?
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
40代も後半に差し掛かり、いよいよ50歳が見えてき始めました。
ところどころ身体の変化に襲われながらも、一応無事に過ごせてはいます。
年末年始には2年ぶりに実家にも帰省し、両親とも顔を合わせてきました。
しかし2年ぶりに会う両親は、特に母親は衰えているのが顔を見て分かりました。
いろいろと思うことがあったのですが、さらに考えさせられる出来事がありました。
会社の同僚が介護を理由に退職
先日会社の同僚が退職しました。
唐突だったため驚きましたが、聞くところによると退職理由は「親の介護」でした。
現在一人暮らしの父親の衰えが目立ち始め、近くで面倒を見たいということで地元へ帰るとのことでした。
私も同様に地方から東京に出てきており、まだ両親は健在なものの考えさせられました。
ちなみに40代後半でも専門的な知識と経験を有していれば、それを地方なら高く買ってくれる企業があることを知れたのは私のとっては収穫でした。
父からは「帰ってくるな」、母は何も語らず
一方、私の親はと言うと、これが面倒くさい。
まだ二人とも特に病気もしてないようですから、すぐにどうこうなると言った話はなさそうです。
しかしいつかはどちらかが先に死ぬわけで、そのときにどうするかは考えなければいけません。
一応私も親と話をしたことはあります。
一人になった場合、父親は「一人で何とかするから帰ってくるな」と言います。
母親は特に何も言いません。
どちらにしても最後まで一人にしておくわけにはいかず、何かしらの手は講じる必要があります。
悩ましい親の介護と「終の棲家」問題
父親は車を運転できるから大丈夫、そして息子には心配をかけたくないと考えているようです。
しかし80歳を過ぎて以降も車を運転させるわけにはいきません。
車社会の地方では高齢者が車を運転し続けるのが当たり前。
なぜなら車がなくなれば普段のスーパーへの買い物もままならないからです。
年寄りですからネットスーパーなど使いこなせるはずもありません。
地方ではスーパーへタクシーで買い物に行く老人をよく見かけます。
リッチだからではなく交通手段がないからです。
スーパーの立地も車を意識して作られてますから、周辺に駅やバス停などあまりないのです。
母親に至っては車も運転できず、何もできなくなります。
もし親が一人になったら私が地元へ帰るか、親を東京へ連れてくる、そしてヘルパーなどを活用という選択肢がありそうです。
施設に入れるという選択肢もあるのでしょうが、さすがに費用がかかりすぎるように思います。
親の資産ではまず難しいでしょうし、私の資産を使ってしまえば私の老後が立ち行かなくなります。
私の資産には将来的に購入する住宅、すなわち「終の棲家」の購入費用も含まれているため、親にばかり使えないという事情があるのです。
地元へ帰るにしても、それは会社を辞めるということを意味しており、本当に大丈夫なのか?という不安も残ります。
結局まだ何も決まっていませんが、2022年以降は自分の老後の前に親の介護が悩ましい問題となりそうです。
まとめ
以上『介護離職は老後貧乏への第一歩。実家の親はどう世話すべきか?』でした。
いかがでしたか?
地方出身で都市部へ出て仕事をしている人は、同じような不安を抱えている人が多いかもしれません。
いずれ必ず訪れる両親との別れ。
それまでどのように過ごすかは正解もありません。
少なくとも「こうしておけば良かったな」と後悔だけはしないよう適切な判断と行動をしたいと考えています。
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