絶対やってはいけない!あなたを定年後貧乏に陥れるNG支出トップ5
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
2019年に「老後2000万円問題」が話題になり、それ以来、老後の生活資金について不安を感じる方は少なくないでしょう。
特に40代から60代の皆さんにとっては、いよいよ現実味を帯びてくるテーマです。
そこで今回は、老後資金をしっかり守り、安心して暮らすために、絶対に避けるべきことを挙げていた記事をご紹介します。
定年後に経済的に困窮しないよう、ぜひ最後まで読んで、ご自身の行動を見直してみてください。
5位:ぜいたくな生活をするためのお金
定年後のお金のNG支出第5位は「ぜいたくな生活をするためのお金」です。
定年後は収入が年金のみとなり、現役時代と比較して大きく減少する世帯が多くを占めるでしょう。
現役時代と同じ感覚で、あるいはそれ以上に支出が増えてしまうと、あっという間に貯金を減らしてしまうことになります。
老後の生活が始まったら、これまで頑張ってきた自分へのご褒美として、少し羽を伸ばしたい気持ちはよく分かります。
旅行に行ったり、趣味に没頭したり、美味しいものを食べたり、現役時代に控えていたこと、先送りにしてきたことを思う存分やりたいはずです。
しかし、収入と支出のバランスは注意すべきです。
老後も物価上昇は続くはずなのですから、老後の序盤で使いすぎると晩年にお金の不安が大きくなってしまいます。
4位:子供や孫へのお小遣い
定年後のお金のNG支出第4位は「子供や孫へのお小遣い」です。
これもよく聞く老後破産の原因上位です。
可愛い子供や孫のためなら、ついつい財布の紐が緩んでしまう…という方は多いのではないでしょうか。
入学祝い、誕生日プレゼント、お年玉、そして日々のちょっとしたお小遣い。
彼らの喜ぶ顔を見たい気持ちは、痛いほどよく分かります。
しかし、子供や孫へのお金は、際限なく増えていく可能性があります。
特に複数人いる場合、それぞれのイベントごとに支出が重なり、年間で見るとかなりの金額になることも珍しくありません。
そして、一度あげ始めると、「もっともっと」とエスカレートしてしまうこともあります。
孫の教育費や家の頭金まで出してあげたい、という気持ちは尊いですが、ご自身の老後資金を危険にさらしてまで行うべきではありません。
あなたの老後が安定してこそ、子供や孫も安心して暮らせることを忘れないように気を付けましょう。
3位:自宅のリフォーム費用
定年後のお金のNG支出第3位は「自宅のリフォーム費用」です。
これも老後破産の原因上位に入るものです。
長年住み慣れた自宅は、私たちの生活の基盤です。
老朽化が進めば、水回りの交換や外壁の塗り直し、バリアフリー化など、リフォームの必要性が出てきます。
しかし、このリフォーム費用も、老後資金に大きな打撃を与える可能性があります。
リフォーム費用は、数百万円から時には1千万円以上と、非常に高額になることが多いです。
これを退職金や老後資金から一括で支払ってしまうと、その後の生活費に影響が出るのは避けられません。
潤沢な資産があるならまだしも、そうでない場合は、家の維持費も老後資金計画にしっかりと組み込む必要があります。
生活費だけでなく、リフォーム代も含めて老後資金を用意する必要があることを認識しておきましょう。
2位:医療保険や介護保険に入る
定年後のお金のNG支出第2位は「医療保険や介護保険に入る」ことです。
「病気になったらどうしよう」「介護が必要になったらお金がかかる」という不安から、民間の医療保険や介護保険に手厚く加入している方は多いかもしれません。
確かに、万が一の備えは重要です。
しかし、過剰な保険加入は、老後資金を無駄に食いつぶす原因になりかねません。
日本には公的な医療保険制度(国民健康保険や後期高齢者医療制度など)があり、医療費の自己負担には上限が設けられています(高額療養費制度)。
また、介護保険制度も整備されており、自己負担割合は原則1割(所得により2割または3割)です。
これらの公的制度があるにもかかわらず、民間の保険で必要以上に手厚い保障に入ってしまうと、毎月の保険料が家計を圧迫します。
そして、保険は「使わなければ掛け捨て」であることが多く、支払った保険料の元を取れるとは限りません。
まずは、改めて公的制度の理解を進めておくことが必要です。
その上で、公的制度ではカバーしきれない、ご自身が特に不安に感じる部分(差額ベッド代、先進医療など)に絞って、民間の保険を検討しましょう。
1位:リスクの高い金融商品に投資
定年後のお金のNG支出第1位は「リスクの高い金融商品に投資」することです。
出ました、老後に最も大きな額で資産を失う可能性のあるリスクです。
せっかくの退職金などまとまったお金を「一気に増やしたい」と思い、リターンの大きさに惹かれ投資を始め、大半を失うといった話は枚挙に暇がありません。
リスクの高い金融商品は、元本割れのリスクも非常に高いです。
例えば、個別株への集中投資、FX、仮想通貨、よく分からない高利回りを謳う投資話などは、大きな利益を得られる可能性もある一方で、あっという間に資産を失う可能性も秘めています。
特に老後、つまり収入が限られる状況で大きな損失を出してしまうと、挽回するチャンスは極めて少なくなります。
若い頃なら多少のリスクは許容できても、老後の資金は「守る」ことを最優先すべきです。
投資を行うのであれば、長期・分散・積立という王道的な手法を選ぶのがよいのではないでしょうか。
まとめ
以上『絶対やってはいけない!あなたを定年後貧乏に陥れるNG支出トップ5』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1位:リスクの高い金融商品に投資
2位:医療保険や介護保険に入る
3位:自宅のリフォーム費用
4位:子供や孫へのお小遣い
5位:ぜいたくな生活をするためのお金
これら5つの項目は、定年後の生活を破綻させる大きな落とし穴になり得ます。
これらの行動は非常にリスキーであり、資産形成の意識が低い人が陥りがちな罠だと感じています。
安定した老後を送るためには、現役時代からの計画的な準備と、退職後の賢いお金の使い方が何よりも重要です。
ぜひこの記事を参考に、あなたの老後資金計画を見直してみてください。
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