猛暑に負けない!夏のエアコンの電気代を抑える方法10選


 先週の3連休から急激に暑くなり、さすがに耐えきれずエアコンをつけました。

 部屋は一気に涼しくなりました。

 さすがエアコン。

 しかしその日の夜、エアコンのある方向から変な音が。

 まさかゴキブリ?

 ただ、ゴキブリにしては音が大きいようだし、何か変。

 おそるおそる音のする方向に進んでいくと、「ん?」

 なんと、エアコンからボタボタと床に水がしたたり落ちているではありませんか。

 ギャー!

 慌ててバケツを持ってきて、水の落ちてくるポジションに置き、濡れた床を拭きました。

 エアコンは、止めざるを得ません。

 せっかく涼しくなったのに。。

 翌日、朝から急いで不動産屋に電話をすると、業者が当日中に行けるとのこと。

 「助かった。。」

 午前中のうちに業者がやってきて、点検をしてもらいましたが、再度運転させると、やはり水漏れ。

 そして、業者から悲しい一言。

 「これはメーカーに問い合わせないとダメですね」

 ガビーン。

 ということは、当日中にエアコンは直らず、次の週まで待たないといけない。

 そして1週間、耐えました。

 運のいいことに、比較的風の通りがよい部屋。

 夜、部屋に帰ると蒸し暑いですが、窓を全開にしていると、そこそこ冷たい空気が部屋の中に入ってきます。

 あとは扇風機を使って、なんとかしのいでいました。

 でも、意外と暑さは耐えられるものだとも気づかされました。

 そして今日。

 ようやくエアコンの交換に来てもらいました。

 ものすごく涼しい。

 助かりました。

 工事を待っている間も汗だくでしたので。

 

 さて、本題はここからです。

 エアコンの電気代をいかに抑えるか?

 言い換えれば、「いかにエアコンの消費電力を抑えるか?」ということです。

 実はたくさんの方法がありますので、今回は一挙にご紹介します。
 

1.使用前に窓を開け、空気を入れ替える

 帰宅したばかりの部屋は、空気がもわっとしていて、蒸し暑いです。

 外の気温より部屋の中の室温の方が高いなんてこともあります。

 その状態ですぐにエアコンをつけるのは、効率が悪く、電気代がかかります。

 ですから、すぐにエアコンをつけるのではなく、まずは窓を開け、部屋の中の空気を入れ替えましょう。

 換気するだけで、室内の温度を下げることができます。
 
 

2.エアコンと扇風機を併用する

 エアコンの空気の動きは、どうしても決まった動きになりがちです。

 そして、エアコンから出た冷たい空気は、最終的に低いところ、足元に溜まります。

 そこで、扇風機を使って、空気の循環を促してあげましょう。

 すると、冷たい空気が部屋の中を循環して、部屋全体が涼しくなっていきます。

 また、冷たい空気を扇風機でダイレクトに浴びれば、十分涼しく感じられます。
 
 

3.設定は「自動運転」

 エアコンの電気代は、「自動運転」に設定しておくのが一番安くすむと言われています。

 なぜなら、エアコンがもっとも電気を消費するのは、設定した温度まで下がるまでのあいだの時間だからです。

 ずっと弱運転をしていると、設定温度まで到達するのに時間がかかるため、電気代がかかってしまうわけです。

 よって、自動運転にしておけば、最初は強風運転で一気に温度を下げ、その後は微風運転に切り替えて、効率よく電気を消費してくれるようにコントロールしてくれます。

 家電に詳しくないと、こういう情報は分からないですよね。
 
 

4.こまめにオン・オフしない

 エアコンの電気代が気になるから、こまめにオン・オフをする人ってたまにいます。

 しかし、それも逆効果。

 先に述べたように、エアコンの電気代は、温度を下げるところで最も消費しますから、一度温度が下がったら、その後は自動運転に任せておくほうが電気代がかからないのです。
 
 

5.設定温度を上げる

 エアコンの消費電力を抑えるために、設定温度を上げるということもよく言われます。

 1度上げると消費電力が13%下がるとも言われています。

 あまり設定温度を下げすぎないことで、財布にも地球にもやさしくなれます。
 
 

6.フィルターをこまめに清掃する

 フィルターを掃除すると、エアコンにかかる無駄な電気代をなくして節約することができると言われています。

 フィルターにホコリがたまると、通気が悪くなるため、電力を消費してしまうのです。

 こまめに掃除をしているだけで、電気代を6~7%節約できたという情報もあります。

 フィルダーの掃除は、定期的に行いましょう。
 
 

7.電気料金プランの見直し

 電気料金には、実はさまざまなプランが用意されています。

 知らない人もいるのではないでしょうか?

 自分にあったプランを選択するだけで、電気代を節約することが可能です。

 東京電力であれば、以下のようなWebサイトが用意されており、自分に最適な電力プランを試算することができます。
 

 もしかしたら、現在よりも自分に適したプランを見つけることができるかもしれませんよ。
 
 

8.古いエアコンなら新しいエアコンに買い替える

 部屋のエアコンが古いものなのであれば、新しいエアコンに買い替えてみるというのもアリかもしれません。

 なぜなら、最新のエアコンは、性能がアップし、節電にもつながるからです。

 もし部屋のエアコンが、10年以上前のものだとしたら、買い替えると電気料金の節約が十分可能です。

 もちろん、初期投資がかかりますので、その点は注意が必要ですが、長い目で見れば節約につながります。

 
 

9.遮光カーテンで日差しを遮断

 遮光カーテンとは、文字通り光を遮るカーテンのことです。

 外からの日光を遮ることができるため、室内の温度が上がりにくくなります。

 室内の温度が上がらなければ、自ずとエアコンの稼働も安定しやすくなります。

 よって、電気代の節約につながるというわけです。

10.エアコンを使わない

 出ました、精神論。

 「心頭滅却すれば火もまた涼し」です。

 現に、僕は1週間エアコンなしで切り抜けました。

 自分でやってみて気づいたのですが、意外とエアコンなしでも過ごすことは可能です。

 ただし、それは仕事をしている平日、帰宅後から翌日朝の出社までという、暑くない時間帯の話。

 休日の日中に家にいると、やはり厳しいと言わざるをえません。

 どうやってやりすごしていたかというと、冷たいアイスを食べたり、ジュースを飲んだりしました。

 ただ、最も効果があったのではないかと感じているのが、「保冷剤で直接体を冷やす」ことです。

 過去、買い物をしたときにもらった保冷剤をどう捨ててよいのかわからず、すべて冷凍庫に入れていました。

 冷凍庫に保冷剤が保管されていることを思い出し、おでこ、首、足首やわきの下など、体に直接あてて冷やしてみました。

 これ、意外といけます(笑)。

 少しの間、暑さを忘れることができます。

 しばらく使っていると溶けてきますので、そうしたら冷凍庫へ戻す。

 またしばらくすると、再び暑くなってきますので、そうしたら別の保冷剤を取り出し、体を冷やす。

 この繰り返し。

 あとは、外出して、スーパーを始め、お金をなるべく使わないように涼しいお店に入って、時間をつぶす。

 ここでカフェに入るようではアウトです。

 確実に出費します。

 お金を使わずに済む店舗に入ることがポイントです。

まとめ

 以上いかがでしたでしょうか?

 今回の記事は、僕の部屋のエアコンが故障したところから始まったネタでしたが、意外と参考になる部分もあるのではないかと思っています。

 この夏、かなりの猛暑になっていますが、電気代をうまく節約して乗り切ってください。

 くれぐれも暑さを我慢しすぎて、体調を崩さないよう注意してください。

 貯金で一番大切なことは、「健康」ですからね。