衝動買いを後悔しない人が4割も?抑える方法を6つ考えてみた
先日『5割の人が月に一度は衝動買い!調査で見えた衝動買いの傾向』という記事を読みました。
貯金にとって大敵は、やはり当初予定になかったであろう出費を招く衝動買いです。
今回見つけたのは、グルーポン・ジャパン株式会社がグルーポンユーザー3,041名を対象に「衝動買いに関する意識調査」の結果。
アンケート結果を眺めていると、衝動買いの傾向と抑える方法が見えてくるかもしれません。
衝動買いが多いのは圧倒的に食品と洋服
まずは「衝動買いしたことのあるものは何か?」という質問に対するアンケート結果がこちら。
「食べ物」と「衣服・ファッションアイテム」がずば抜けて多くなっており、ともに回答者の3分の2もの人が経験ありと回答しています。
心当たりがある人も多いのではないでしょうか。
僕自身、衝動買いと言われて思いつくのはこの2つです。
ちなみに54人が回答した「不動産」というのも気になりますが、ここではスルーしましょう。
42%の人は衝動買いを後悔しない
「衝動買いの許容範囲はいくらまでか」という質問に対して、「10,000円まで」という回答が40%と最も多い結果になったそうです。
ついで5,000円以内が29%と、5,000円以内の衝動買いは許容してしまうという消費者が半数以上ということが分かりました。
5,000円もの衝動買いを許容しているようでは、そりゃ貯金できないはずです(苦笑)
さらに「衝動買いをした後に、後悔しますか?」という質問に対しては、「後悔しない」と答えた人が5%、「あまり後悔しない」と答えた人が37%もいました。
4割の人は、もはや衝動買いを受け入れてしまっているようです。
男女で衝動買いしやすい場所が異なる
「どこで衝動買いをすることが多いか」という質問に対して、実店舗は40%、PCサイトは37%、モバイルサイトは23%という結果になりました。
モバイルサイトがやや少なめです。
また、男女別に分けると傾向が分かれます。
男性はPCにサイトが46%でトップであるのに対し、女性は実店舗が43%でトップという結果になりました。
女性のほうが実物を見てから購入したいという意識が高い可能性があります。
衝動買いを抑える方法その1 ストレスが溜まっているときに買い物しない
6割近い人は衝動買いを後悔しているようですから、衝動買いを抑える方法も考えてみましょう。
衝動買いをしてしまう最大の原因はストレスです。
ストレスが溜まっているときには自制心が弱くなるため、衝動買いの発生する可能性が高まります。
よって、ストレスが溜まっているときには買い物をしないように心がけるべきです。
どうしてもストレスを感じているときに買い物をしたいと思い始めたら、体を動かしたり、何かをして、ストレスを発散してから買い物に行きましょう。
衝動買いを抑える方法その2 空腹時に買い物へ行かない
次に衝動買いをしてしまう原因は空腹です。
食べ物を衝動買いした経験のある人は多いでしょうから、思い当たる節があるはずです。
お腹が空いているときは買い物には行かないようにして、買い物の前に食事を先に済ませるようにしましょう。
お腹が満たされた状態で買い物に行けば、衝動買いを防ぐことができます。
衝動買いを抑える方法その3 一人で買い物へ行かない
孤独からくる寂しさが衝動買いの原因になることがあります。
また、一人でいるため、他人と一緒にいれば、周囲の人が衝動買いを食い止めるストッパーになってくれるかもしれません。
寂しいときに買い物に行きたいときは、家族や友人と一緒に行くようにしましょう。
一緒に買い物に行くことが無理であれば、家族や友人と連絡をとり、会話をして、寂しさを紛らわせてからにしましょう。
衝動買いを抑える方法その4 買い物リストを作成する
衝動買いはメンタルが大きな影響を与えますから、先に述べた3つが大事ですが、あとはテクニックも抑えておきましょう。
まずは買い物リストを作成して、買い物に行く前に買う物をあらかじめ決めてから外出しましょう。
あとは、そのリストどおりに買い物を実行するだけです。
ただ、そのときそのときの欲しい物をすべてリストに載せて買い物をするようでは、衝動買いするのとなんら変わりはありません。
できれば、年初に1年間のおおまかな買い物計画を作成しておきましょう。
今の自分に必要なものは、実はある程度限られています。
本当に必要な物だけをピックアップして、どの時期に何を買う必要があるのか、あらかじめ決めておくと、それだけで買い物自体の回数を抑えることが可能になります。
衝動買いを抑える方法その5 レジに並んだら周りは見ない
レジ周辺には誘惑がいっぱい。
イギリスでは子どもの肥満を半減させる施策の一つとしてレジ周辺の菓子類陳列を禁止する動きがあるようです。
なんと政府がレジ周辺の菓子類陳列禁止をイングランド全域で義務化する方向で検討し始めるというニュースが実際にあったくらいです。
政府が禁止しないといけないほどレジ周辺には衝動買いを誘発する危険があるということです。
だからレジ周辺では、周りに置いてある商品を一切見ないよう、目に飛び込んでこないようにしましょう。
競馬の馬が装着するようなブリンカーを着けてみるとよいかもしれません(下の画像で矢印の先にある目を覆っているもの)
http://nakaaki.world.coocan.jp/Aki_and_Juns_Official_Web_Site/essay2.htmlより引用
※後方の視野を奪い、競走馬の意識を前方へ集中させることが目的の馬具です。
衝動買いを抑える方法その6 店舗に行かず、PCは処分する
今回紹介したアンケート結果を見ると、実店舗とPCサイトで衝動買いが誘発されています。
したがって、衝動買い抑える究極の方法は外出しないこととPCを処分してしまうことです。
まあ、スマホで衝動買いをしてしまっては元も子もありませんが。
まとめ
以上、「衝動買いを後悔しない人が4割も?抑える方法を6つ考えてみた」はいかがでしたでしょうか?
衝動買いは、自らの感情・精神との闘いと言っても過言ではありません。
物が「欲しい」という感情を優先させるか、自分のお金を優先させるかの問題です。
貯金したいのであれば、衝動買いを抑えるべく、まずは自分の精神を安定させられるよう日々の習慣から見直すことが大事なのかもしれません。