新常識!節約で1ヶ月だけでも徹底的に自分を追い込むメリット6選
貯金をする上で欠かすことのできないことが節約です。
節約することで支出が減り、支出が減ることでお金が貯まっていきます。
真のお金持ちは意外と質素な生活をしているという話を聞いたことがある人もいるでしょう。
ただ節約を意識するのは、お金について本格的に困った時期ではないでしょうか。
そして実際に節約を始めてみると、思うようにいかず長続きしない。
結局お金が貯まらないという悪循環に陥ってしまいます。
でも、このままではお金が貯まらない人で終わってしまいます。
そこで試してもらいたいのが、1ヶ月限定で構わないので、とにかくゴリゴリの徹底的な節約をして、限界まで挑むことです。
とことん限界まで自分を追い込むと、そこにちょっとした気づきが得られるのです。
今回は徹底的に節約するメリットを考えてみます。
支出が増える原因
そもそも支出が増える原因として考えられるのは一体どのようなことでしょうか?
まず1つめは、こだわりです。
ファッションであれば、このブランドでなければ嫌だ、といったことです。
ブランド品は値段がどうしても高めに設定されています。
また趣味であれば、とにかくなんでもかんでも集めたくなるという収集癖。
こだわりが強すぎると、どうしても支出が増える傾向にあります。
2つめは、見栄です。
周りからの目が気になり、良い服を着ていないとか、良い家に住まないといけないという意識が働き、支出が増えてしまう。
そして3つめは、そもそも何も考えていないことです。
お金が手元にあれば、目の前に欲しいものがあればとりあえず買う。
将来のことは特に考えておらず、今が楽しければよい。
ただただ無計画にお金を使ってしまう。
だから気がつくとお金がなくなっていて、どうしようとなる。
これではいつになってもお金が貯まるわけがありません。
そこで、1ヶ月で構わないので一度徹底的に支出を切り詰め、限界まで自分を追い込んでみましょう。
徹底的に節約するメリット1 支出が減る
徹底的に節約すると、当たり前ですが支出が激減します。
特に効果が顕著に現れると思われるのは、食費、交際費、衣服、趣味に関する出費です。
食費は外食をやめ自炊に切り替えることになれば、当然支出は減ります。
また、いかに食材を安く手に入れるかということも必死に考えるようになるでしょう。
買い物の回数を減らす工夫もするでしょう。
毎日のように飲み食いしていたお菓子やジュース、コーヒーもやめることになるでしょう。
交際費は、いわゆる飲み会です。
飲み会に行ったら支出確定になりますから、飲み会には行かなくなるでしょう。
洋服はすでに持っているもので十分で、新しい洋服を買い足すことはしないでしょう。
趣味に関しての出費もしなくなります。
その他の費目でも削減できる部分はどんどん切り詰めていくことで、支出を減らすことができます。
徹底的に節約するメリット2 お金が必要ないことに気づく
そして支出をどんどん減らすと、大きな気づきが得られます。
それは、自分は案外少ないお金で生活できるということに気づくことです。
僕の場合は、家賃を除けば1ヶ月8万円以内で生活できるところまで支出を削減することができました。
本当に限界までゴリゴリにやれば、もっと減らすことができるのだと思います。
お金がそこまで必要ないということに気づくことができました。
このメリットは、今後老後を考えたときに非常に有益です。
「老後資金は3000万円必要」という話で計算されている1ヶ月の生活費は、夫婦2人で25万円と仮定されていたりします。
このベースとなる生活費を大きく下げることができれば、老後に必要な貯金額はそこまで多くなくてもよいことになります。
うまくいけば受け取る年金の範疇で生活できるかもしれません。
お金が必要ないのであれば、仕事に対する考え方も変わります。
お金を稼がなければならないから働いているという人が大半でしょう。
しかし、そこまで多くのお金を必要としないのであれば、仕事に対する考え方が変わるかもしれません。
徹底的に節約するメリット3 ものを大切にするようになる
徹底的に節約しようとすると、当然新しいものを買うことを控えることになります。
それは今すでに持っているものを利用するという方向に意識が向かわせます。
あるいは、買ったものは有効利用しなければならないという意識を働かせます。
どんどん新しいものを買う人は、買うという行為に興味があるのではないかというほど常に買い物をします。
しかし、買ったものが大切に扱われません。
ものを買ってはみたものの、結局使わずじまいという経験は誰しもが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
徹底した節約を始めると、買ったものはしっかり使うようになります。
また、できるだけ長く使うことを心掛けるようになっていきます。
徹底的に節約するメリット4 お金の大切さを知る
大切にするのはものだけではありません。
徹底的に節約すると、お金も大切に扱うようになります。
そもそも、いとも簡単にものを買ってしまうという行為は、お金そのものを大切にしていないということなのです。
お金が大切な存在なのであれば、いとも簡単に手放したりはしないはずです。
しかし、大半の人はすぐにお金を手放してしまう。
これはお金を単なるものと交換する道具としか扱っていない証拠です。
徹底的に節約すると、お金のことが本当に大切であると身をもって感じることができるようになります。
こうなれば、お金の保管場所である財布を雑に扱ったり、カード類を詰め込んだりはしないはずです。
徹底的に節約するメリット5 やりくりする知恵が身につく
徹底的に節約していくためには、いかにお金を使わず、手元にあるものをを使ってやりくりするかを考えなければいけません。
そのため、いかにやりくりするか創意工夫を求められます。
最も分かりやすいのは食費でしょう。
自炊でいかに買ったものだけで乗り切るか。
そもそもどの食材を買えばよいのか。
水道光熱費を下げるにはどうすればよいか。
スマホの通信費を安くするにはどうしたらよいか。
あらゆる場面で常に創意工夫が求められます。
常に勉強をして新しい知識も身に付きます。
徹底的に節約するメリット6 自分に自信がつく
そして1ヶ月しっかりやりきり、支出を減らすことができれば目標達成です。
目標を達成できれば、それは自信につながります。
最初のうちはできないだろうと思っていただろうことを達成できるわけです。
自信にならないわけがありません。
また、もし将来何らかの理由で収入が減ることになったとしても、なんとか対応する術を身につけることができることになります。
そのため万が一何かが起きても自分はなんとか乗り切ることができるという点も自信につながります。
徹底的に節約するデメリット
ただし、あまり慣れない節約を限界まで追い込んでやることで、デメリットも生じる可能性があります。
まずは何と言ってもストレスになることです。
これまで自由に使ってきたお金を使わないようにするわけですから、どうしても我慢が求められます。
そのため、想像を絶するストレスがかかることになるでしょう。
そしてもう1つは、リバウンドする可能性があるということです。
1ヶ月に渡り我慢し続ければ、その反動は出ても仕方のないところ。
その生活をそのまま継続できる人はなかなかいないように思います。
1ヶ月がんばったご褒美を自分に与えたくなる気持ちも分からなくはありません。
まとめ
以上「節約で1ヶ月だけでも徹底的に自分を追い込むメリット6選」でした。
時に自分の限界を知るということも大事だったりします。
その意味では、節約の限界を知っておくと、自分がどこまで支出を抑えられるかが分かりますから、将来的にはものすごく役に立ちます。
また今までお金を使うことが当たり前だったことが、お金を使わなくても楽しめることに気づける可能性も高いです。
貯金できない人の中には「お金は使わなければ意味がない」と考えている人も多いと思います。
しかし、お金は使い方が大事であるというのが真理なのです。