資産運用EXPOのつみたてNISAセミナーで積立投資の極意を学んできた

2022年1月9日

資産運用EXPOのつみたてNISAセミナーで積立投資の極意を学んできた

今回は珍しく取材に行ってきました。

行ってきた場所は東京ビッグサイト。

目的は第2回資産運用EXPOです。

株式、FX、保険、不動産、さまざまな投資に関する会社が一堂に介する大イベントが行われるということで、興味があったので会社を抜け出して行ってきました。

各企業のブースもたくさんありましたが、事前に登録しておいたお目当ては、「つみたてNISA」のセミナーです。

今年からつみたてNISAを始めようと思い、準備を進めてきました。

最後の一押しを自分にすべく、そして何かよさげな情報を手に入れることができればと思い、話を聞きに行ってきました。

ついでにいろいろなブースを見て回ってきましたので、合わせてレポート致します。
 

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つみたてNISAのセミナーを受けてきた

会場に到着後、真っ先に向かったのがセミナー会場でした。

話を聞いてきたのは「誰でも簡単!つみたてNISAで資産形成」。

誰でも簡単!つみたてNISAで資産形成

スピーカーは、tsumiki証券の代表取締役CEO寒竹明日美氏とセゾン投信の代表取締役社長である中野晴啓氏。

tsumiki証券といえば、エポスカードの丸井グループから登場した積立投資専門の証券会社です。

そしてセゾン投信といえば、そのtsumiki証券で取り扱っている投資信託を販売している会社です。

ということは、なんとなく「つみたてNISAを売るためのセミナー」という匂いが受講前からプンプンしておりました。

実際はそこまで営業色はなく、とにかく積立投資は素晴らしいものだから、まずは少額でも構わないので始めてもらいたい、というものでした。

セゾン投信の中野社長が冒頭に話した「積立投資は地味だが最強」と語った言葉が印象に残りました。
 

tsumiki証券の特徴

今回のセミナーに登壇した日本初の積立投資専門の証券会社、tsumiki証券の特徴は以下のとおりです。

1.つみたて投資に特化
2.エポスカードで簡単に口座開設
3.商品はつみたてNISA対象投資信託の4本のみ
4.お買い物や携帯の代金などと一緒にカード払いできる
5.マルイ店頭でもあんしんサポート

このtsumiki証券の特徴は、投資を始めたいけど始められない人の悩みを解決しようとしています。

人が投資を始められない理由の一つは「損したくない」からです。

でも投資を始めたい理由は「儲けたいから」なわけで、儲けたいけど損したくない。

人間はなんとわがままなのでしょうか。

リスクを取らなければ儲かるわけがないというのに。

損したくない人はドンと投資するのは無理でしょうから、そのリスクを軽減すべくつみたて投資に特化しているのがtsumiki証券です。
 

人が投資を始められない二つめの理由は、「手続きが面倒くさい」からです。

確かに口座開設などの際には書類をたくさん記入しなければならず、本人確認用に免許証などを提示したり、マイナンバーを提出する必要があったり、そして時間がかかったりで、とにかく面倒くさいイメージがあります。

しかしtsumiki証券の口座開設は、エポスカードがあれば簡単に口座開設できる仕組みになっており、煩わしい手続きから解放されています。
 

人が投資を始められない三つめの理由は、「商品が選べない」ことです。

つみたてNISAでは現在162本の投資信託が用意されておりますが、投資に詳しくない人なら162本の中から何を選べばよいのかよく分からないでしょう。

実際の投資信託の数は実に6000本以上ありますから、その中から厳選されているとはいえ162本でもなかなかの数です。

それに対してtsumiki証券は、つみたてNISA対象投資信託162本の中から選りすぐりの4本だけを販売するという徹底ぶり。

しかもそのうちの2本がセミナーで一緒に話していたセゾン投信の投資信託です。
 

人が投資を始められない四つめの理由は、「まとまったお金がない」ことです。

投資には大きなお金が必要であるとイメージしている人がいまだにいるようです。

しかし、つみたて投資であれば、毎月数百円でも数千円でも可能です。

まとまったお金を用意する必要はなく、投資のハードルを引き下げることができています。
 

人が投資を始められない最後の理由は、「よくわからない」ことです。

わからないものに対して人が不安を抱くのは当然のことです。

そこでtsumiki証券では、マルイの店頭にサポートデスクを用意しています。

万が一何かあっても、いつでも話を聞くことができるようになっています。

このように投資に対して人々が抱く不安を解消すべく、いろいろなサービスを設計したのがtsumiki証券です。

実際、現在tsumiki証券はすでに1万人以上の会員がいるようですが、その7割が投資初心者だそうです。

さらに40代以下の人が9割を占めるとのことで、投資人口の新規開拓に成功しているようでした。
 

積立投資の極意を学ぶ

セゾン投信の中野社長の言葉で印象的な言葉がありました。

iDeCoやつみたてNISAのような制度が登場したのは、政府が老後の資金は自分で用意してくださいというメッセージです。

つまり政府は、もはや国民を見放したということです。

僕のような40代にとって、もう年金はあてにできません。

自分で老後資金は用意しなければなりません。

そのために使えるのが「つみたてNISA」であるという話でした。

まず「お金を儲ける」という発想を捨て、「お金を育てる」という意識を持ってほしいという話は納得できました。

そして、お金を育てる極意とは以下の3つであるということでした。

1.長期
2.つみたて
3.国際分散

まずは長期保有し、つみたてを続けた方がいいですよという話でした。

その根拠が金融庁のHPでも紹介されている次のグラフです。

つみたて投資の保有期間
(引用元:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」)

つみたて期間が短いと利益に幅が出るが、20年間という長期間に及ぶとほぼ利益の差はなくなっていくらしいです。

それから、国際分散させた方がよりという話でした。

これもその根拠は金融庁のHPでも紹介されている次のグラフです。

長期つみたて国際分散投資の効果
(引用元:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」)

日本だけの場合、アベノミクス以降ようやく利益が出た状態ですが、国際分散させた方は波がありながらも順調に利益を伸ばしていっています。

リーマンショックで一時的に大きく値を下げましたが、数年がかりで元に戻りました。

ここまでの未来が保証されているわけではありませんが、長期・つみたて・国際分散を守れば、期待はできる・大きな損はしないということになります。

だから、「早く始めて、長く続ける」のが一番であるという結論に至ります。

僕自身はつみたてNISAを始めようと準備を進めてきましたが、ようやく腹をくくることができました。

証券口座をお持ちでなければ、SBI証券で口座開設するか、楽天証券をおすすめします。

またtsumiki証券に興味をお持ちであれば、まずはエポスカードを作成してみてください。
 

資産運用EXPOについて

セミナー受講後は、せっかくですから会場内をぐるりと一周してみました。

つみたてNISAと同時にFXも準備を進めていることもあり、FXのコーナーを覗いてみました。

マネースクエア

ブース内でミニセミナーを実施している会社もあり、その一つがこちらの写真のマネースクエア。

実はアカウント開設を進めております。

セミナーはスルーしたのですが、パンフレットはもらってきました。

来月セミナーがあるようですので、ぜひとも参加したいです。

会場内を回ってみて気づかされたのは、とにかく不動産投資のブースが圧倒的に多いこと。

そして、ブース前に立っているスタッフがグイグイくること。

断っても断っても次々に声を掛けてきます。

僕がお金を持っている社長にでも見えたのでしょうか?

もううんざりしてたので、「何かお探しですか?」と聞いてきたどこかの会社のスタッフに「出口」と答えてやりました。

いろいろとお土産を配っている会社もあり、なぜかアンパンと八つ橋をもらって帰ってきました。
 

まとめ

以上「資産運用EXPOのつみたてNISAセミナーで積立投資の極意を学んできた」でした。

つみたてNISAについては、知ってはいましたが、改めて実際に話を聞き、多少の学びを得ることができました。

踏ん切りはついたので、あとは実際に購入する商品選びです。

国際分散を意識した商品選びとなることは間違いなく、日本株に絞った投信は対象外となりました。

改めてセミナーなどに参加して、いろいろな話を聞いてみることの重要性も感じた次第です。

最近インプットが減ってきていると感じていましたので、ちょうどよい機会でした。

今年は改めて投資を再開させ、今後の資産形成に役立てられればと思いました。

自分が65歳になったとき、どのような資産状況になっているか、今から楽しみです。

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