年金月8万円の65歳男性「老後2000万円問題はその通りだった」

年金月8万円の65歳男性「老後2000万円問題はその通りだった」

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

毎度おなじみ「All About」の老後資金に関するアンケートからご紹介します。

今回は年金額の少ない65歳男性の記事となっております。

「老後2000万円問題」は偽りと考えられがちですが、中には本当にそうだったと考える人もいるようです。

将来もらえる年金が10万円に満たない予定の方、10万円を超えるとしても「年金は少ない」と思っている方は参考にしてください。

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今回のテーマは『資産6000万円準富裕層が50代になって1年経過して感じたリアルと変化7選』です。 昨年とうとう50歳になったと思っていたのですが、あっという間に1年が経過して51歳になりました。本当に時の経つのは早いものだと実感しています。そこで今回は50代になってから1年経過して、資産形成に関して実際に感じたことや生じた変化をご紹介していきます。
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回答者プロフィールと年金額

まずは今回の回答者である65歳男性のプロフィールをご紹介します。

回答者本人:65歳男性
同居家族構成:本人のみ
居住地:東京都
リタイア前の雇用形態:派遣・契約社員
リタイア前の年収:350万円
現在の資産:預貯金300万円、リスク資産500万円
これまでの年金加入期間:国民年金360カ月、厚生年金360カ月

東京都に在住で、老後資金としては800万円を確保しています。

第一印象としては「少ない」と感じざるを得ません。

次に年金に関する情報です。

老齢基礎年金(国民年金):3万6580円(繰り上げ受給)
老齢厚生年金(厚生年金):5万1955円(繰り上げ受給)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

年金額が88,535円。

10万円を下回る少額となっています。

気になるのは「繰り上げ受給」の文字。

繰り上げ受給を選択して、年金が少ないという嘆きはいかがなものかと思います。

この男性に一体何があったのでしょうか?

この辺りは後ほど触れていきます。

「年金だけでは毎月足りない」

「現在の年金額について満足しているか?」の問いに対して、この男性は「満足していない」と回答しています。

まあ、それはそうでしょう。

回答としては次のように語っています。

「前職の(収入の)5割程度が年金支給額と聞いていた。しかし繰り上げ受給をしていることもあり、月に約8万円では前職の3分の1以下となり厳しい支給額といえる」

気になるのは「前職の収入の5割程度が年金支給額」というコメントです。

どこから情報を得たのでしょうか?

ちなみに、1ヶ月の支出はなんと約20万円とのこと。

ちょっと多すぎやしませんか?

東京在住ということは、賃貸暮らしなのでしょうか。

あるいは住宅ローンの支払いが続いているのでしょうか。

どちらにせよ一人暮らしにしては支出が多い点は気になります。

「資金繰りに難儀している。働いてできる範囲で補完する」

「現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか?」との問いに対して「もっと貯金しておけばよかった」と回答していますが、ここで新たな事実が出てきます。

男性の回答を引用しておきます。

「預金をしておけばよかった。54歳のときに悪性新生物(がん)の手術をして、数年間就業できない期間があった。年金(保険料の)支払いを止めて貯蓄を使ってしまったため、現在資金繰りに難儀している。この先年金額があがらないので、就労してできる範囲で補完する予定」

なるほど、病気になって一気に資産を減らしてしまった模様です。

浪費したわけではなかったようで、ちょっと気の毒になってきました。

ただ、なぜ年金は繰り上げ受給を選択してしまったのでしょうか。

65歳まで待てなかったのか、という点は疑問が残ります。

繰り上げ受給は得策なのか?

最近Youtubeを見ていると、60歳での繰り上げ受給を推奨する動画を結構な数で見かけました。

私は受給額を増やすために繰り下げ受給を選択するつもりでしたので、なかなかの衝撃でした。

私は全く理解できなかったので、いくつかの動画を見て、繰り上げ受給を推奨している理由を調べてみました。

まず1つ目の推奨理由は「元気なうちに受け取れる」ことです。

最近『DIE WITH ZERO』の影響もり、お金は元気なうちに経験に換えておくことに価値がある点は認めます。

70歳、80歳になって体が動かなくなってからもらっても、医療・介護にしか使えない事態にもなりかねません。

2つ目の推奨理由は「インフレに対応しやすい」ことです。

インフレが進めば実質的には受給額が目減りするはずですから、最初は意味が分からなかったです。

本当の理由は「早くもらって投資する」でした。

3つ目は「制度改悪前に年金をもらえる」ことです。

確かに年金制度は過去幾度となく変更され、国民にとってはどんどん悪い方向に進んでいます。

さらに悪くならないうちにもらっておこうという考え方です。

実際はどうでしょうか。

私が繰り下げ受給を選択する理由は、単純に「単月で赤字にならない金額をもらうため」です。

よく損益分岐点を気にする動画を見かけるのですが、正直考えたことがありません。

毎月乗り切れれば、それで十分です。

年金を損得で考えたことがありません。

その辺りは人それぞれの考え方だと思いますが、私は少なくとも繰り上げは推奨しないです。

まとめ

以上『年金月8万円の65歳男性「老後2000万円問題はその通りだった」』でした。いかがでしたか?

やはり、貯金がない人、年金が少ないと感じている人は「老後資金は2000万円では足りない」と言うようです。

一方で、老後資金をちゃんと貯めて、年金額の範囲内で生活を送るよう心掛けている人は「老後資金は2000万円もいらない」と言います。

「老後2000万円問題」は「人による」との回答にならざるを得ないと改めて感じました。

そして、ちゃんと老後資金を貯めておいたほうがマシとの想いも強くなりました。

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