つみたてNISA(積立NISA)を小銭貯金代わりにする6つのステップ
小銭貯金・500円玉貯金は根強い人気があり、実際にやっている人が多いようです。
ただ、僕はその効果には懐疑的。
貯金箱の中に小銭を入れていったとしても、利息は生まれませんし、増えていくことはありません。
そこでふと思いつきました。
毎日小銭を貯金するくらいなら、毎日つみたてNISA(積立NISA)にお金を回した方がいいんじゃないかと。
というわけで今回は、小銭貯金をしている人がつみたてNISA(積立NISA)を始めるまでにすべきことをご紹介していきます。
ステップ1 つみたてNISA(積立NISA)の口座を開設する
つみたてNISA(積立NISA)を小銭貯金代わりにする最初のステップは、つみたてNISAの口座を開設することです。
とにもかくにも口座がなければ始めることはできません。
興味を持ったら、あまり具体的なことが決まっていなくても、とりあえず口座だけでも開設することをお勧めします。
なぜなら、口座開設の手続きには少し時間がかかるからです。
いざつみたてNISA(積立NISA)を始めたいと思ったとタイミングで口座がないと、そのときのテンションですぐに始めることができません。
これでは時間がもったいないです。
また、口座開設自体にも2段階のステップがあります。
1.証券会社の口座を開設する
2.つみたてNISA(積立NISA)の口座を開設する
注意したいのは、証券会社の口座開設は何社でも可能ですが、つみたてNISA(積立NISA)の口座は1つしか開設できないという点です。
ですので、どんな商品をいくら買うかはこの段階で決めていなくてもいいですが、どの証券会社でつみたてNISA(積立NISA)を始めるかだけは決めておきましょう。
今のご時世ネットで証券会社の口座は簡単に開設できるようになりました。
おすすめの証券会社は以下の2つです。
・SBI証券
・楽天証券
この2つのどちらかであれば間違いありません。
あとは好みの問題です。
楽天ポイントを貯めたい人なら楽天証券の方がよいでしょう。
ちなみに僕は、昔から利用していたSBI証券につみたてNISA(積立NISA)の口座を開設しました。
ステップ2 口座に入金する
つみたてNISA(積立NISA)を小銭貯金代わりにす次のステップは、「口座に入金する」です。
オンラインで銀行の口座の資金を移動できる人なら、自宅でいつでも証券口座への振り替えが可能です。
もしできない人がいるなら、銀行の窓口に行って資金を入金する必要があります。
その場合は、いつでもすぐにつみたてNISA(積立NISA)を始められるよう、早く入金を済ませておいた方がよいかもしれません。
ステップ3 商品を選ぶ
時間がかかる口座開設をクリアして、入金を済ませてしまえば、いよいよ投資信託を買うためのステップに入っていきます。
つみたてNISA(積立NISA)を小銭貯金代わりにする三つめのステップは、商品選びです。
ただ、どの投資信託がいいのか、これが非常に難しい。
なにせ全部で約160本もあります。
これでも投資信託の中から厳選されているほど。
投資信託というのは6000本以上ありますから、いかに投資信託の数が多いということを思い知らされます。
初めての投資だと、160本に絞り込まれていたとしてもそれぞれの投資信託の商品の違いがいまいちよくわからないでしょう。
かといって、投資信託について一から勉強する時間もないはずです。
どの商品を選んでよいのか分からないという悩みを抱えている人におすすめなのは、エポスカードでおなじみ丸井グループから誕生したtsumiki証券です。
tsumiki証券なら、購入可能な投資信託はより厳選され、たった4本にまで絞り込まれています。
これならかなり選びやすくなります。
もしtsumiki証券に口座を開設したいと思ったら、まずはこちらからエポスカードを作成してください。
ステップ4 つみたてのルールを決める
買いたい投資信託が決まったら、次のステップです。
つみたてNISA(積立NISA)を小銭貯金代わりにする四つめのステップは、「つみたてのルールを決める」です。
具体的には、「いつ」「いくら」つみたてるかを決めるということです。
つみたてNISA(積立NISA)の場合、「いつ」は「毎月」「毎週」「毎日」の3つから選択できます。
ただし「毎日」は正確には「毎営業日」ですのでお間違えの無いように。
365日毎日つみたてられるわけではありませんから、つみたてる際の金額を決めるときに計算間違いをしないようにしてください。
あとは金額です。
つみたてNISA(積立NISA)の1年間のつみたて金額の上限は40万円と設定されています。
ここでは小銭貯金を前提としていますからそこまで大きな金額にならないでしょうが、最低限のつみたてNISA(積立NISA)のルールは覚えておく必要があります。
年間40万円以内に収まるようつみたてのルールを決めましょう。
ここでは小銭貯金代わりを想定してしますから、「毎日100円」からスタートしてみるのがよいのではないでしょうか。
ステップ5 実際に購入する
さあここまで来たら、あとは実際に購入しましょう。
例えばSBI証券であれば、こんな画面で購入手続きをします。
ここまで決めたことを間違えないように入力していきましょう。
画面の案内にならって作業を進めていけば、何の問題もないはずです。
設定を完了すれば、晴れてつみたてNISA(積立NISA)のスタート。
あなたも投資家デビューです!
ステップ6 ほったらかしか定期的にチェックするか
購入後どうするかはあなた次第です。
つみたてNISA(積立NISA)の期間は20年ですから、20年間ほったらかしにしてみるというのも全然ありでしょう。
20年後にいくらになっているか?
それはそれで楽しみじゃありませんか。
いくらになっているのか気になるのであれば、定期的に金額をチェックすればよいだけの話です。
どちらにしろ20年という期間を活用して、長期保有するようにしてください。
つみたてNISA(積立NISA)の小銭貯金との違い
つみたてNISA(積立NISA)は小銭貯金と異なる点があります。
何と言っても「預けた金額より増えるかもしれないし、減るかもしれない」ということです。
投資にリスクはつきものです。
しかし20年もの長きに渡る期間保有し続けることで価格変動のリスクを最大限下げることが可能となります。
ですから、万が一価格が大きく下がったとしても、そこで売却しないように我慢しなければいけません。
あのリーマンショックで下がった金額さえすでに乗り越えています。
ですから、価格の上下動は気にせず、とにかく長く持ち続けることだけを心掛けてください。
また最初に設定してしまえば、そのとおりに積み立てが続いていきます。
自分で小銭貯金する場合、日によってはできない場合もあったりしますが、つみたてNISA(積立NISA)なら間違いなく続けられます。
まとめ
以上「つみたてNISA(積立NISA)を小銭貯金代わりにする6つのステップ」でした。
つみたてNISA(積立NISA)をまだ始めていない人にとっては、毎日100円で始めればハードルは低いのではないでしょうか。
500円玉貯金が好きな人もいますから、500円で始めるのももちろんよし。
好きな金額で好きなように貯めることができます。
最大20年という長きに渡る期間になりますが、小銭貯金が好きな人は、長く地道なつみたてNISA(積立NISA)は適しているはず。
投資に興味があるなら、まずは口座開設をしておきましょう。
おすすめの証券会社は以下の2つです。
・SBI証券
・楽天証券
よりハードルを下げたいのであれば、エポスカードでtsumiki証券という選択肢もアリです。