袋分け家計簿のやり方から貯金できない人が学ぶべき6つのこと
『今こそ家計簿を見直して!インスタグラマーの節約術』という記事を読みました。
どんな節約術かと思い、記事を読んでみました。
そして、いろいろな意味で衝撃を受けました。
他の人の家計管理はなかなか見ることがない上、袋分け家計簿はやったことがないだけに興味深かったです。
記事では4人のインスタグラマーの家計管理法を紹介していますので、早速見ていきましょう。
袋分け家計簿のやり方1 節約に時間をかけない
これ、いい言葉です。
節約にやたら時間をかける人がいます。
例えば、安いものを追い求め、遠方まで足を運ぶ。
数十円のために時間をかけるのは効率が悪いと思いませんか?
例えば、時間をかけて、細かく家計簿をつける。
家計簿はあくまで記録であり、大切なことは記録から次の行動の指針を導き出すことです。
よって、家計簿をつけること自体に時間をかけてはいけません。
今回登場する4人のインスタグラマーの家計簿を見ても、日々細かくつけている人はほぼいません。
ざっくりとつける程度です。
家計簿が続かない人は、毎日・毎週ことこまかにつけようとしすぎて、嫌になってしまうのではないでしょうか。
家計簿の本来の目的が失われ、家計簿をつけること自体が目的になってしまうという、陥りやすい典型的なミスです。
袋分け家計簿のやり方2 現金主義
僕が一番驚いたのは、キャッシュレス決済へ舵を切り始めたご時世にみなさん現金主義だったことです。
最近、現金を使う場面がほぼなくなっていただけに衝撃でした。
しかし、この現金主義にこそ貯金のヒントが隠されているのではないでしょうか。
確かにキャッシュレス決済はお金を使っている感覚を奪う危険性があります。
本来であれば必要のないものまで買っていませんか?
都会で電車の電子マネーをオートチャージにしていると、もはや電車はタダで乗っているような感覚に陥っていませんか?
キャッシュレス決済は便利ではなりますが、貯金にとっては非常に危険な存在でもあります。
その点、袋分け家計簿であれば、お金が減っていく様子が目に見えて分かりますから、金銭感覚が失われることはありません。
袋分け家計簿のやり方3 費目・期間ごとに予算分けする
袋分け家計簿の基本は、給料が入って、銀行からお金を下ろして来たら、お金を費目・期間などで袋分けすることです。
今回登場した4人のインスタグラマーは、とにかく袋の数が多いです。
細かく袋分けすることで、より詳細な予算管理が実行できます。
もしこれから袋分け家計簿を始めようと思っている人がいれば、細かな袋分けは参考にしないほうがよいでしょう。
最初から細かくしすぎると、面倒くさくなって長続きしないでしょう。
最初は2~3くらいの袋に粗く分けてスタートし、慣れてきたら徐々に袋分けを細かくしていくことをお勧めします。
袋分け家計簿のやり方4 組んだ予算は超えないようにする
貯金できない人の最大の問題は、支出額が収入に達してしまう、さらに超えてしまうことです。
予算を超えてお金を使っていては、貯金などできるはずもありません。
これは貯金法でも同じです。
自分で決めた予算、決めたルールを守るのが大前提です。
袋分け家計簿のやり方5 家計簿は手書きノート
袋分け家計簿は、お金を予算ごとに文字通り袋に分けて管理する方法です。
そして、その結果をノートに記録していきます。
ノートに記録することでお金を可視化し、次の行動へ活かしていきます。
スマホアプリを使用している人はいません。
エクセルを使用している人はいましたし、家計簿自体をつけていない人もいました。
ただ、最初は手間暇をかけて自分の手を動かすことで、お金のことをより真剣に考えるようになるのではないでしょうか。
袋分け家計簿のやり方6 継続するために工夫する
4人の袋分け家計簿のやり方を見ると分かりますが、袋分けをしているという共通点はあれど、皆やり方はバラバラです。
自分にとってやりやすい方法を模索して、それぞれの方法にたどり着いたはずです。
大事なことは、ただやり方を真似するだけではなく、自分のやりやすい方法にアレンジすること。
そして、継続することです。
物事を成功させる秘訣は、続けることだとよく理解しているようです。
貯金できない人は、何かを長く続けられません。
「継続は力なり」とはよく言ったものです。
続けられるようにするには、続けられるような仕掛けや工夫が必要です。
その工夫は、人それぞれの特徴にあったものがあるはずですから、よく分かるのは自分です。
最後は自分で工夫するしかありません。
まとめ
以上『袋分け家計簿のやり方から貯金できない人が学ぶべき6つのこと』でした。
袋分け家計簿は、今風ではない家計管理の方法に思えます。
しかし、現金主義だからこそお金を使う感覚を養えます。
そして何より、使うお金を予算内に収めるという意志を持つようになるはずです。
貯金ができないとお悩みなら、クレジットカードやスマホ決済を捨て、現金会計に舵を切ってみてはいかがでしょうか?
もし家計簿が長続きしないとお悩みなら、こちらの記事も参考にしてください。