あなたもあてはまる?家計簿をつける必要のある人の特徴6選

家計簿をつける人がナゼか貧乏になる不思議』という記事を読みました。

家計簿をつけるとなぜ貧乏になってしまうのか、全くもって理解不能です。

しかし、家計簿をつけているにもかかわらず貯金ができない人がいるのも事実です。

一体なぜ家計簿をつけているのに貯金ができないのでしょうか?

家計簿をつける目的は「支出を把握するため」

そもそも家計簿はなぜつけるのでしょうか

家計簿をつける目的は、支出を把握するためです。

何にいくら使っているのかを把握し、問題のある支出がないかどうかをチェックするためのツールです。

家計簿をつけているのにお金が貯まらない人は、家計簿をつけること自体が目的になってしまい、そのあとの改善につながっていない可能性が高いです。

学生時代に、やたらノートをきれいに書くけれど、たいして成績のよくない人っていませんでしたか?

黒板を書き写して満足してしまうタイプです。

大事なのは、ノートに書いた内容を覚えることです。

覚えなければテストで良い点数は取れません。

同じように、つけた家計簿は振り返ってみて、ムダな支出がないかどうか確かめてみましょう。

そして、ムダと思われる支出を見つけたら、同じミスを繰り返さないようにしなければいけません。

家計簿は貯金をしようとする際にはつけた方がよいとは思います。

しかし、すべての人にとって必須のものでもありません。

では、一体どのような人は家計簿をつけたほうがよいのでしょうか?

1 貯金したいけれど何から始めてよいのか分からない

貯金したいと思ったら、とりあえず家計簿をつけてみましょう。

特に何から手をつけたらよいのか分からないということは、その時点で路頭に迷う有力候補です。

なぜなら、何から手をつけたらよいか分からないということは、貯金ができない原因を掴めていないということだからです。

貯金ができない原因を目に見えて明らかにするためには、家計簿が最もよいツールとなってくれます。

自分の手で書くなりするわけですから、なおさら効果的です。

2 1ヶ月のおおよその支出が分からない

家計簿をつけなくても貯金できている人は、家計簿をつけずとも1ヶ月のおおよその支出を把握しています。

これは、それまでの生活でだいたい何にいくら使っているのかを感覚的に把握できているためにできることです。

特別な支出が発生しても、通常月にプラスいくらという感覚がつかめています。

「今月の支出はいくら?」と聞かれたときに即答できない人は、家計簿をつけて、感覚を養うべきです。

3 何にお金を使っているのか分からない

貯金できない人の口癖の一つに、「何にお金を使ったのか分からない」というものがあります。

お金がないのですから、使ったに決まっています。

しかも、その人自身が使っています。

それなのに、何に使ったのかが分からない。

こんな発言する人、仕事だったらアウトですよね?

もしこの発言に身に覚えがある人は、自分はアウトな人間だと理解したほうがいいです。

そんな人間から脱却するためにも、家計簿をつけて何にお金を使っているのか把握することに努めましょう。

4 クレジットカードの引き落としにドキドキする

貯金できない人に限って、悪いクレジットカードの使い方をしています。

手持ちの現金がないため、財布の中に入れておいたクレジットカードで買い物してしまう。

お金がないなら買い物なんてしてはいけないはずなのに。

そして、引き落としがかさみ、銀行の口座の残高がゼロに近づいていく。

挙句の果てにはリボ払いにしてしまい、泥沼にはまる。

絶対に避けなければならない道です。

お金の使い方が悪すぎますから、自省する意味も含め、家計簿を毎日つけて、自分の購買行動をチェックすべきです。

5 月半ばで財布の現金がなくなりATMで引き出す

4のクレジットカードと似ています。

給料が入ってお金を引き出したものの、どんどん使ってしまい、気づけば財布の中にはお金がない。

これからみんなと飲みに行くのに手持ちがないので、コンビニに行ってお金を引き出して飲みに行く。

こんな行動をとったことがある人もいるでしょう。

コンビニのATMで何度もお金を引き出す行為は、無計画にお金を使っている証拠です。

家計簿をつけることで、どんなペースでお金を使い、お金がなくなっているかを知るべきです。

6 給料は増えているのに貯金が増えない

給料はある程度もらっているのに、貯金がない人が多く存在しています。

給料が増えたらもっと貯金できるのにと思っている人も多数存在しています。

貯金は収入よりも支出が少なくなければいけません。

その原理原則を理解していない人が実は多数存在しているのです。

貯金は支出をいかに抑えるかが重要です。

支出を抑えるためにも、自分がどのような支出をしているのか把握するために家計簿をつけるべきです。

家計簿は手書きでもエクセルでもアプリでも何でもいい

家計簿は、手書き、エクセル、アプリの大きく3種類に分けることができるでしょう。

3つのうち何がよいのかと聞かれれば、どれでもいいという回答になります。

要は、自分の性格に合っていて、長続きできるものを選べばどれでも構いません。

やってる感を出したいのであれば、ノートを買ってきて手書きするのがよいでしょう。

手間を掛けたくなければ、アプリがよいでしょうし、ちょっと凝った家計管理をしたいのであればエクセルで関数を組んだほうがよいでしょう。

大事なのは、どのフォーマットかではなく、続けることです。

長く続けて、常に問題となる支出を発見し、改善に努めることが大事なのですから、家計簿のつけ方自体はなんでもよいのです。

とにかく自分の性格に合った長く続けられる方法を見つけるようにしましょう。

まとめ

以上『あなたもあてはまる?家計簿をつける必要のある人の特徴6選』でした。

家計簿は、貯金するうえでは必須とも言えるツールです。

しかし、冒頭で紹介したように、せっかくの家計簿を有効活用できていない人たちも存在するのは事実です。

つけた家計簿は、しっかりと振り返りを実施し、ムダな支出の発見に努めましょう。

そして、できる限り長く続けて、支出を減らしていく習慣を身につけられるよう努力しましょう。