ひろゆき「給料のいい仕事よりストレスのない仕事を選ぶほうがいい理由」
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
ひろゆき氏の記事です。
「給料のいい仕事よりストレスのない仕事を選ぶ」という言葉がまさに今の私の考え方にマッチしていました。
ある意味、一石を投じる考え方だと思いますので取り上げてみたいと思います。
逃げたぶんだけプラスが増える
たとえば、夜にミーティングがあった場合、終電を逃してしまうと、「もう帰りたい」と思っても朝までいる羽目になります。
バイクなら「じゃあ、そろそろ帰りますね」と言って、自分が帰りたいタイミングでさっさと帰れます。
当時の僕にとって、電車は自分の行動を制限するものだったので、自由に行動できるようバイクに乗っていたわけです。
イヤなことをする時間は、間違いなく自分にとってマイナスです。
そこから逃げればゼロになるし、きっと逃げた先では楽しいことに時間を使うはずだから、プラスになる。
ということは、とりあえずイヤなことから逃げ続ければ、自動的にプラスが増えていくんじゃないかと思うのです。
これ、大事な考え方だと思います。
実際、深夜までかかるMTGや飲み会に巻き込まれ、終電を逃し、朝まで付き合わされる経験を何度もしてきました。
飲み会嫌いの私にとっては本当に受け入れがたいことでした。
「イヤなことをする時間は、間違いなく自分にとってマイナス」は正しいです。
日本は逃げることを評価しませんが、時に逃げることも重要です。
転職経験がある人は分かると思いますが、転職は何らかの理由で今の職場から"逃げる"ことです。
逃げることも重要という感覚がより理解できるのではないでしょうか。
生活コストが上がる理由の第1位は「ストレス」?
たとえばキャバクラで働いている女性は、赤の他人の酒臭い息を浴びたり体を触られたりと、基本的にストレスが多い仕事です。
そのぶん、もらえるお金も多いのですが、ストレス解消のために高い洋服を買ったりとか、ホストクラブに通ったりとかするから支出も多くなる。
支出をまったく増やさずに暮らせるタイプだったら、相当お金が貯まるのでしょうけど、実際問題どうなんですかね。
こんなふうに、自分にとって「イヤな思いが伴う仕事」をしている人は、たとえ給料がよくてもストレス発散のための支出が増えて、結局、生活コストが上がってしまう場合が多いのです。
生活コストが上がる理由の第1位は「ストレス」と考えているようですが、これはどうでしょうか?
ストレス発散系の支出が多い人がいるのは事実だと思いますが、生活コストの上がる理由1位にまでなるかと言われると私は同意しかねます。
生涯の支出金額で最も大きいのは多くの人は住宅費になるはずです。
住宅に見え隠れするものとしては「見栄」といった理由があるのではないでしょうか。
広い家・綺麗な家・高い家に住んでいるほうが自慢できそうです。
他にも自動車、洋服や時計・アクセサリーにも同様の傾向があるはずです。
「見栄」で支出が膨らんでいるという人は決して少なくないと思います。
ただし生活コストの上がる理由に「ストレス」が含まれ、上位に入ってくるであろうという点は否定しません。
ジワジワ系のストレスが一番厄介
実際問題として、ストレスには、いいところがひとつもありません。
困難や逆境は、後から「あの出来事があったから今があるんだよね」と思える可能性もありますが、ストレスは、それとはまったく別種のものです。
たとえば、どこかに頭をぶつけると痛いですよね。こういう強い痛みを感じるとき、脳内ではアドレナリンが分泌されて、瞬間的にストレスが消える作用があるんだそうです。
それと同じで、困難や逆境などダメージの度合いが大きいとき、むしろストレスは溜まりません。一度に受けるダメージは大きくても、必死に乗り越えたり過ぎ去って忘れたりしてしまうので、気持ちをリセットできる場合が多いんだと思います。
厄介なのは、日々、ジワジワと自分を苛むストレスです。これは、まず精神、さらに肉体へと悪影響を及ぼします。
これも分かります。
ストレスは精神だけでなく肉体にも影響します。
胃が痛くなるなんてのは可愛いもので、もっと大きな影響を与えることもあります。
そう考えればストレスを抱えながら働くことはどれだけ財布にも健康にもよくないことかと理解できます。
セミリタイアやFIREよりストレスの少ない仕事へ転職
よりラクに暮らすために、給料のいい仕事を探すのもひとつの方法ですが、そこで生じるストレスのためにお金がなくなるとしたら本末転倒じゃないでしょうか。
仕事のストレスを抱えていると、「パーッと買い物しよう」とか「レジャーに行こう」「おいしいもの食べに行こう」とか、必ず気分転換したくなります。
前にも話したように、ストレスは、お金をかけずに楽しむことで発散できるといい。これはとても有効な方法です。だけど、もうひとつ踏み込んだ考え方として、そもそもストレスがなければ、お金を使ってストレス発散する必要もないわけです。
となると、ストレス発散のための支出が増えないから、それほど給料が高い仕事じゃなくても幸せに暮らしていけます。
ストレス発散にお金を使えるくらい、給料のいい仕事を探すよりも、それほどストレスを感じずにすむ道を探る。取り組む順序を逆にしてみるのも、いいんじゃないかと思います。
ここに書いてあることも理解できます。
ただ私は40半ばを過ぎて、貯金も5000万円が見えたところでようやくこの境地に達しました。
となると多くの人はそういうわけにはいかないだろうと思います。
子育てにはお金がかかりますから、子どものことを思えば給料のいい仕事を探したくなるのは当然と言えます。
となると一定のお金を貯めた人や生活コストが少なくて済む人であれば考えうる選択肢ではないでしょうか。
また仕事が嫌でセミリタイアやFIREなどを考え始めた人も、仕事を見直してみるのは選択肢の一つとしてありうるのではないかと考えています。
一定の安定した収入は得られますし、厚生年金に加入していれば老後に受け取れる年金額も上乗せできます。
仕事を辞めたいと思ったとき、まずはストレスを減らす「精神的セミリタイア」を検討してみるというのはどうでしょうか?
まとめ
以上『ひろゆき「給料のいい仕事よりストレスのない仕事を選ぶほうがいい理由」』でした。
いかがでしたか?
支出を少なく抑えられる人であれば、人生の選択肢は広がりそうです。
仕事のストレスで悩んでいる人なら一読してみるとよいかもしれません。
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