持ち家所有者の7割が「老後に不安」あり。持ち家に対する不安トップ3とは?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

持ち家がありながら老後に不安を抱えている、さらに持ち家に対する不安を抱えている人が多いとのこと。

私自身も老後に向けて中古一戸建てを購入しようと検討しているだけに気になる話題です。

どのような内容なのか見ていくことにしましょう。

老後の不安は「健康」「老後の生活資金」「介護」

今回の記事の元ネタはSBIエステートファイナンス株式会社による「老後資金に対する不安」調査です。

この調査では持ち家がある50歳以上の男女200名に対し老後資金などに対するアンケートが行われました。

まずは「老後の暮らしに不安がありますか?」という質問から。

さすがに老後に不安を抱いている方は多いようで、91.0%が不安を感じていました。

不安の中身は「健康」が一番多く51.5%、次いで「老後の生活資金」が48.5%、「介護(自身・配偶者・親など)」が41.5%でした。

ちなみに4番目が「漠然とした不安」で34.0%でした。

「老後はなんとなく不安」という人も多いのでしょう。

また生活資金について不安を抱えている人が多いですが、実際にどれだけの資金を貯めているのかという質問に対しては、実に72.8%の人が2000万円未満しか貯めていないことも分かりました。

内訳は以下の通りです。

引用元:https://www.sbi-efinance.co.jp/topics/20220228/

家を持っている人たちですから、住宅購入資金のほうが優先事項で老後資金を貯めるのは大変なのかもしれません。

持ち家に対する不安トップ3

続いて「持ち家の今後についてどのような不安を抱いていますか?」という質問に対する回答です。

持ち家に対する不安のトップ3は以下のとおりとなりました。

持ち家に対する不安トップ3

1位:修繕費やリフォーム代、固定資産税など住宅維持費用が心配(48.5%)

2位:家は残したいが誰も継いでくれない(12.5%)

3位:費用以外の問題で今の家に住み続けることが難しくなりそう(11.0%)

圧倒的1位は「住宅維持費用」でした。

固定資産税は毎年一定金額の支払いが決まっています。

よって確実に老後資金が毎年じわじわと削られていきます。

リフォームについては、自治体によっては高齢世帯向けの補助がいろいろと用意されていたりします。

自分の住んでいる・将来済みたい自治体のホームページで情報収集をしておくと良いのではないでしょうか。

問題は修繕費です。

これは予想しづらい費用ですので、一定金額を貯めておくしか対処法はないでしょう。

あとは家を大切にしながら住み続けることではないでしょうか。

2位の「家は残したいが誰も継いでくれない」というのは意外でした。

私自身が独身で、誰に家を相続すればいいかも分からないような状況だけに、確かに相続相手は問題になりうるのだと感じました。

3位は「費用以外の問題で今の家に住み続けることが難しくなりそう」でした。

これはどういう意味なのでしょうか?

パッと思いつくところは家の老朽化です。

私自身も中古一戸建ての購入を検討している最大の理由は実家が古く、私自身の老後まで乗り切るには厳しいのではないかと考えているからです。

持ち家に対するその他の不安とは?

まずは持ち家に対する不安トップ3でしたが、4位以降にはどのような不安を抱えている人がいたのでしょうか?

4位は「住み替えを検討しているが、費用の面などで実際に住み替えできるか心配」でした。

住み替えを検討しているということは、老朽化や住みやすさなどの問題を抱えているのかもしれません。

5位は「子どもに相続したとき、争いにならないか心配」でした。

相続というのは私が思っている以上にいろいろな問題を抱えていそうです。

聞くところによれば、私の伯父の実家が相続で問題が発生し、家が二分したらしいです。

伯父が亡くなったとき、兄弟の半数しか葬儀に来ませんでした。

お金が絡むと親族をも分断してしまう恐ろしい問題なのだと感じます。

6位は「住宅ローンを完済できるか心配」でした。

今回のアンケート対象は50歳以上の人ですから、住宅ローン完済を心配しているということはまだまだ先が長い人が多いのでしょうか。

これからの時代、50代にもなると現在の会社で働き続けられるか、収入は維持できるかといった不安も出てくるでしょうから、年齢に合わせて住宅ローンの組み方を考えなければいけないのでしょう。

持ち家に対し「不安はない」人が22%いる

ここまで持ち家に対する不安を見てきましたが、アンケート結果はもう一つ注目すべき点があります。

それは「不安はない」と回答した人が22%いることです。

これはアンケートの回答数としては1位の「住宅維持費用」に次ぐ2位に該当する数です。

ということは、持ち家を持っている人は家に関して不安なしという人も多いことが分かります。

よって家自体や家の購入方法、家族構成などにもよりますが、家を持っていると老後の不安は多少やわらぐのではないかとも読み取れます。

私個人が賃貸よりも持ち家のほうが良いのではないかと考えていただけに、悪くない調査結果なのかなと思いました。

まとめ

以上『持ち家所有者の7割が「老後に不安」あり。持ち家に対する不安トップ3とは?』でした。

いかがでしたか?

住居については「持ち家か賃貸か」が永遠のテーマと言えるほどですが、私は持ち家派です。

老後に家賃がかかり続けるのが嫌だからです。

持ち家を所有し、落ち着いた環境で老後を暮らしたいと願っています。

そのためには買う家自体に細心の注意を払うことと相続について検討しておくことが重要だと感じました。

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