「将来の介護費用が心配」という悩みの99%は杞憂である理由

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

いろいろとお金の気になる話題があるのですが、介護については正直さっぱり分からないのです。

そんなタイミングで見つけたのが今回の記事。

きちんと対策を講じれば、常識的な範囲内の金額で抑えられるらしいです。

本当にそうなのか記事の中身を見ていきましょう。

最も重要な手続きの一つが「要介護認定」

まずは冒頭の一節から。

介護サービスを受けるにあたって、最も重要な手続きの一つが「要介護認定」だ。介護を受ける人の身体の状態に応じて、「要介護度」を決めて、それに応じて1ヵ月に使える介護サービスの金額も決定する。

「要介護認定」という言葉を聞いたことがあるのですが、介護に関わったことが無い私にとってはよく分からないというのが本音です。

この要介護の度合いによって支給限度額が変わるようです。

例えば、「立ち上がりや歩行が不安定で、排せつ、入浴などで一部介助が必要」な状態だと「要介護1」とみなされ、支給限度額は16万7650円だ。収入に応じてその1割~3割を負担するだけで、必要十分なサービスを受けられる。

「生活のほとんどにおいて介助が必要な要介護5」では、支給限度額は36万2170円。つまり、どんなに介護が必要になっても、自己負担額が10万円を超えることは、ほとんどない。

ほぉ、自己負担額が10万円を超えることはほとんどないとのこと。

よく「介護費用は生涯で1人500万円、初期費用を入れると600万円」といった情報があったので、はたしてどれだけ費用がかかるのか不安ではありました。

上記金額は月額らしいので、毎月の自己負担をだいぶ抑えることができそうです。

介護費用の実態を知る

記事を読んでみると、初めて知ることばかりです。

例えばこちら。

介護が必要になると、家の段差や手すりのない階段が、大きな障害になる。それを改修する費用も介護保険で援助してもらえる。限度額は、介護度に関係なく上限20万円(自己負担は1~3割)。ただし「事前申請」しなければ援助を受けられないので、工事の前に必ず申請しよう。

家のリフォーム費用を介護保険で援助してもらえることを始めて知りました。

てっきり自治体に助成金があれば、それを利用するだけかと思っていました。

調べてみるものですね。

「事前申請」がマストのようですから、忘れないようにしたいです。

他にも福祉用具もレンタルできるのだそうです。

他にも電動ベッドやトイレ用の手すり、歩行器、車椅子など必要となる福祉用具は、低価格でレンタルすることができる。価格は自治体によって異なるが、比較的高価な電動ベッドでも、年間賃料は1万円以下だ。

へー、福祉用具をレンタルできるなど全く知らなかったです。

これから両親の介護が待ち構えているであろう私にとっては初耳のことばかり。

介護にはどれだけお金がかかるのかと不安を抱いていただけに、大変参考になります。

やってもらえることは、ヘルパーに任せよう

介護保険のサービスとは大きく分けて(1)訪問、(2)通い、(3)宿泊があるとのこと。

(1)訪問は、ホームヘルパーが家にやってきて身の回りの世話をしてくれる。ただし、ヘルパーは家政婦さんではないので、なんでもしてくれるわけではない。

頼めることは、食事やトイレの介助、着替え、洗面、洗髪、入浴介助、歯磨きや爪切り、切り傷や擦り傷など専門的な技術を必要としない処置、服薬の見守りなど。

逆に頼めないことは、胃ろうチューブやカテーテルの洗浄、本人の口を開けさせての服薬介助といった医療行為の他に、散髪、ペットの世話、本人以外の部屋の掃除、庭の草むしり、外食や観劇などへの付き添い、金銭の管理などがある。

なるほど、ヘルパーに頼めることと頼めないことがあるのですね。

さすがに医療行為は無理だとは思いましたが、やってもらえる範囲がどこまでなのかを知る必要はありそうです。

(2)の通いは、デイサービスセンターなどで、入浴や食事のサービスを受けるもの。

(3)の宿泊は、特別養護老人ホームなどに短期間入所し、介護やリハビリなどを受けられる。自宅で介護している家族の息抜きのためにも積極的に利用したい。

「通い」や「宿泊」となると費用が徐々に大きくなってくるのでしょう。

「息抜きのためにも積極的に利用したい」と言われても、本人の意向もあるでしょうからそう簡単に行かないのでは?

特に私の両親の場合、母親が「自宅にいたい」と言いそうです。

実際にその局面にならないと分かりませんが、とにかく知識を有しているかいないかは大きな差を生むであろうことは想像に難くありません。

介護経験の無い人はしっかり勉強しておいたほうが良いと改めて感じました。

まとめ

以上『「将来の介護費用が心配」という悩みの99%は杞憂である理由』でした。

いかがでしたか?

日本の公的介護保険制度はしっかりしているのだなと改めて感じました。

一方で超高齢化社会において、年金同様ちゃんと支給され続けるのだろうか?金額が減るのでは?という不安が無くもないです。

このあたりは私が不勉強であるが故に生じる不安です。

正しい知識を身に付ければ、介護のお金に関する不安を小さくなるでしょう。

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