おひとり様は老後に向けてどう備えるべき?特に介護はどうする?
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
日本経済新聞に掲載されていた、おひとりさま対象の老後対策の記事です。
相も変わらず老後が不安で仕方がない私としては、記事を見つけたら取り上げないわけにはいきません。
それでは記事の中身を早速見ていきましょう。
おひとりさまが検討しておきたい費用
まずは4つの「おひとりさまが検討しておきたい費用」についてです。
1.家を買うか
まずは「住宅」です。
私の中で買うことは決定していますが、問題はどこに・どのような家を買うかです。
賃貸は家賃の支払いが続きますから、持ち家で家賃負担の無い状態にしたいと考えています。
同様の理由でマンションより一戸建てを希望しています。
が、これはあくまで現時点での話。
今後どう心変わりするかは分かりません。
できるだけ街中に少ないコストで家を手に入れられるとよいのですが。
マイカーを必要としない老後を送りたいものです。
2.病気やケガへの備え
続いて「医療費」です。
画像を見ると、「医療保険」とか書いてありますが、さすがに今さら保険に入ろうという気はさらさらありません。
とにかくお金を貯めておいて、あらゆる事態に想定しておくくらいかなと。
あとは、健康第一で過ごす。
食事、運動、規則正しい生活に気を付けるくらいでしょうか。
私は老後は極力働きたくはないと考えていますが、働きたいと考えている人であれば健康にはなおさら気を付けないといけません。
労働収入を当てにしている場合、働けなくなるイコール生活が破綻する、につながりかねません。
こういうタイプの人であれば医療保険は一考の余地がありそうです。
3.介護への備え
次に「介護費」です。
画像には「施設に入るのを前提に費用を確保」とあります。
介護費用の平均は500万円から600万円だそうです。
ただし、これは一部の人が引き上げていると思われます。
もちろん、ここまで高額に至らないことの方が多いでしょう。
しかし施設に入るとなると、期間にもよりますが、かなりの高額になる可能性があります。
あとは介護の度合いです。
こればかりは自分でも予想できませんから、どう備えればよいのか分かりません。
用意したお金の中でできることをやるしかないのかなという感じです。
あとは「保証人」の準備でしょうか。
親族か身元保証のサービスか、早めに準備したほうがよいのかもしれません。
4.死後の手続き
最後は「死後の手続き」です。
これは実際には自分ではやりませんから、生前に意識のあるうちに備えておくしかないでしょう。
最低限度のお金を残し、旅立つくらいでしょうか。
どのような葬儀をしたいのかエンディングノートを書いたり、遺言を残したり、といったことをやっておけば親族などには迷惑をかけずに済むかもしれません。
『DIE WITH ZERO』は可能か?
こうしてみると、やはり老後はいろいろとお金がかかりそうです。
気になるのは『DIE WITH ZERO』は可能なのかという疑問です。
貯めてきたお金は、本来は「経験」に使いたいのです。
しかし、老後資金として確保しておかなければいけないのであれば、違う意味で『DIE WITH ZERO』となってしまいます。
やはり「介護」が読めないですし、どう対応すればよいかが本当に悩ましいです。
独身ということもあり、すべて自分で決めなければいけないのですが、万が一介護が必要になった際、私自身に意志能力があるかどうか。
施設に入るとすれば、一体いくらかかるのか?
記事には参考になるようなコメントが書いてありました。
FPの畠中氏は「おひとり様は施設に入居するケースが多い」と指摘する。施設に入った場合の費用は「月額20万円以上かかるのが一般的で年金だけでは通常は足りない」(畠中氏)。施設の選択肢を広げるなら、介護費用として1000万~2000万円を用意するのが理想という。
1000万円から2000万円とはなかなか厳しい金額です。
老後資金を長く維持しようと思えば、年金の範囲内で毎月暮らす必要があります。
そして毎月の年金額をできるだけ多くしようと思えば、セミリタイアなど諦めたほうが良さそうです。
まとめ
以上『おひとり様は老後に向けてどう備えるべき?特に介護はどうする?』でした。
いかがでしたか?
改めて考えると、老後ってなかなか大変そうです。
考えすぎると、かえって良くなさそう。
「なるようにしかならない」と割り切ったほうが気楽に生きれるのではないかと思い始めました。
以下関連記事です。
年金博士は老後を公的年金のみで暮らしていくのは不可能と断言しています。
資産5000万円以上で備えが万全でも老後不安は尽きません。
せっかく老後資金を貯めても、実は全然使わずに亡くなっている事実があります。