最も効果的に幸福になる方法は、お金持ちになることという事実
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
「マネーポストweb」に掲載された橘玲氏の記事です。
「お金と幸福」についてよく言われる話です。
ただ、今回の記事は多くの人に現実を突きつける、ある意味においては良記事となっています。
限界効用の逓減
まず「限界効用の逓減」の説明から。
ビールは最初のひと口がものすごく美味しくて、杯を重ねるほどに美味しさが減り、ついには惰性で飲むようになります。ビールに限らず、どんなに楽しいこともいずれは慣れてしまう――これを経済学の用語で「限界効用の逓減(すこしずつ減っていくこと)」といいます。
私が「限界効用逓減の法則」を知ったのは大学の経済学の講義でした。
当時は「限界効用」を「満足度」と説明を受けた記憶があります。
要するに「満足度」というの消費を重ねるとともに徐々に低下していくという法則です。
これはモノ・サービスに限らず、お金にも言えますよ、というのが今回の記事の中身です。
お金が幸福と結びつく理由
日本だと「年収800万円」を超えると幸福度が上がらなくなると言われています。
「金融資産1億円」は幸福度の基準としてあまり聞いたことがないです。
どちらにせよ、もし「年収800万円」「金融資産1億円」を超えると幸福度が上がらないのだとしたら「お金持ちになるのは意味が無い」となりそうです。
下のグラフをご覧ください。
このグラフの説明は記事本文の引用に任せましょう。
人間が完全に(数学的に)合理的なら、収入や資産に比例して幸福度も直線的に増えていくはずです(図B)。ところが、わたしたちの脳にプログラムされた進化的合理性(直観)では、一定の金額を超えるまでは、実際に感じる幸福度は理論的な幸福度を上回ります(図A)。その差が徐々に小さくなっていって、一定の収入や資産を超えると幸福度はほとんど上がらなくなる。
「限界効用逓減の法則」をご存知の方なら誰もが見たことのあるグラフです。
Aのグラフは満足度がどんどん低下していくことを表しています。
では、「限界効用逓減の法則」から幸福になるためにはどうしたらよいのでしょうか?
答えは見えています。
記事本文にも最後に書かれていましたから、ここもあえて引用に任せます。
無限の富を持てば無限の幸福が手に入るわけではありませんが、幸福を目指すひとが真っ先に取り組むべき課題は、限界効用が逓減して幸福度が変わらなくなる水準まで金融資本を大きくすることなのです。
これですよね。
今回の基準で言えば「幸せになりたければ金融資産1億円も目指しましょう」です。
実に残酷。
結局、幸福度はお金で決まることになります。
お金がすべてではないが、お金は必要だ
そもそも現代社会に生きる上でお金は必要となります。
生きる上で必要な食べ物や生活場所、衣服などお金が無ければ基本的には手に入りません。
そしてお金が多ければ多いほど、自分の欲求に正直生きることができます。
何かを買いたい。
何かが欲しい。
お金があればあるほど、金額なりに選択肢が増えていきます。
つまりお金が多ければ自分で人生をコントロールできる領域が増えていくので、幸福度が増すのです。
もちろんお金がすべてではありません。
しかし世の中の大半の人が富裕層(金融資産1億円以上)ではないことからも、富裕層を目指すことが幸福に近づく近道だと言えそうです。
まとめ
以上『最も効果的に幸福になる方法は、お金持ちになることという事実』でした。
いかがでしたか?
最低限のお金は貯めないと幸福感は感じづらいのが現代社会と言えます。
悲しい事実ですが、これもまた現実です。
今後手取りが減っていき、資産を増やしづらくなっていくことが予想されます。
その中でいかに資産を増やしていくのかを真剣に考えないと、いつまでも幸福感を感じることのない人生を送ることになることは肝に銘じておくべきでしょう。
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