資産3000万円から5000万円達成までの道のりは全然一瞬ではなかった

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

私は2016年4月、41歳で資産3000万円を達成しました。

そして2021年11月、47歳で資産5000万円を達成しました。

2000万円増加するのにかかった時間は67ヶ月でした。

3000万円は41歳までかかったのに対し、2000万円の上乗せはわずか6年半で達成しています。

理由は、貯金法がそれまでと大きく様変わりしたからです。

出来るだけ早く資産を増やしたい人は前回分と合わせ、ぜひ参考にしてください。

3000万円から5000万円達成に向けてやったこと

1.不要品処分

まず最初にやったことは「不要品処分」です。

私は40歳を過ぎてから部屋の不要品処分をし始めたのですが、きっかけは単なる部屋掃除でした。

掃除が苦手で部屋が散らかりまくっていたのですが、いい歳ぶっこいて散らかった部屋に住み続けるのは恥ずかしいと思い、暇つぶしに始めたのがきっかけでした。

そこで部屋の中にあった本や洋服などの不要品を処分し始めました。

これが意外にも私の資産形成に大きな影響を与えました。

不要品を処分したことで、自分にとって不必要なものが分かるようになったからです。

結果として、買い物に行って「欲しい」と思ったものがあっても衝動買いせず、本当に必要なのか「一時停止」できるようになりました。

2.固定費の削減

2つめは「固定費の削減」です。

私は40歳を過ぎるまで、ゴリゴリの支出削減はしておらず、単に物欲の少なさで買い物が元々少なく貯金できていただけでした。

よって、細かい事はあまり気にせず月額サービスにも手を出していました。

40歳を過ぎて、本格的に貯金をし始めようと思ったタイミングで初めて固定費の見直しに着手したのでした。

当時解約したものとしては、新聞、固定電話、定期購読の雑誌、スポーツジム、がん保険、スカパー!といったところです。

そのほかスマホも格安スマホに乗り換えました。

結果として、月の支出は大幅に削減され、貯金額の増加に貢献したのでした。

3.会社員としての年収アップ

3つめは「会社員としての年収アップ」です。

やはり支出の削減だけではどうしても貯金額の増加には限界があります。

貯金額を増やすには収入アップは必須です。

収入が多ければ多いほど貯金には有利です。

私の場合、40代に入ってから昇給に加え、昇格もあり、一気に年収が増加しました。

年収はようやく700万円を超えるに至りました。

結果として、貯金額が各段に増加し、年間で350万円を超えるようになりました。

4.少しだけ積立投資

4つめは「少しだけ積立投資」です。

私は30歳過ぎに投資を始めましたが、痛い目を見たため、しばらくの間、投資から離れていました。

投資を再開したのは2019年3月です。

始めた投資は「つみたてNISA」を利用したインデックスファンドの積立投資と米国の高配当株投資でした。

当時の「つみたてNISA」は年間の上限額が40万円ですから、金額としてはたかが知れています。

米国の高配当株投資も100万円程度でしたから、やはり5000万円達成への影響としては極小です。

投資が資産形成に大きな影響を及ぼし始めたのは、もっと投資額の増えた資産6000万円到達前後くらいからです。

また、私自身の実体験からして、5000万円を貯めるくらいなら投資は不要です。

5.あとは継続あるのみ

そして5つめは「あとは継続あるのみ」です。

「資産形成は1日に成らず」です。

資産形成は地道に続ければ、いずれ目標は達成できます。

ある日突然資産が増えて目標を達成することはありません。

一方で、私が資産形成の苦手な人に対して抱いている印象は「継続が苦手」というものです。

おそらく多くの人は短期間で一気に資産の増加した"魔法"を知りたかったのでしょうが、そんなものはありません。

資産を増やしたければ、ひたすら貯金し続けるのみです。

資産増加スピードは徐々に加速する

資産形成は時間がかかりますが、ずっと同じ早さで資産が増えるわけではありません。

徐々に早くなっていきます。

例えば私であれば、次のように1000万円達成スピードは早くなっていきました。

3000万円から4000万円:36ヶ月
4000万円から5000万円:31ヶ月
5000万円から6000万円:28ヶ月

平均で見ると年300万円から400万円くらいではありますが、少しずつ早くなっています。

資産増加が早くなった理由は会社員としての年収の増加です。

収入が増えて、支出が変わらなければ、それ以前より資産の増加額が増えていきます。

投資の力があれば資産増加はさらに加速する

しかし、投資をすればさらに資産増加スピードを早めることが可能です。

例えば、ネットで調べてみると、1年平均600万円くらいの資産増加で3000万円から5000万円を達成した事例が紹介されていました。

私の2倍の金額を1年で増やしていますから、半分の3年くらいで達成したことになります。

もちろん市場の状況にもよるとは思いますが、好調な時期であれば貯金のみと比較して早く資産を増やせます。

よって、より早く資産を増やしたいのであれば、投資に回す金額を増やすべきです。

若くてメンタルが強ければ、収入と支出の差額を極力投資に回すこともできるはずです。

当たり前ですが、投資に回す金額が多ければ多い程、リターンも大きくなりますから資産増加スピードは早いです。

そして、早くから投資を始めることです。

投資を早く始めることで「複利の力」を活かせます。

一気に資産の増える"魔法"はありませんが、資産増加のセオリーは存在しています。

あとはそのセオリーを愚直に実行し続けられるかの勝負になるのです。

まとめ

以上『資産3000万円から5000万円達成までの道のりは全然一瞬ではなかった』でした。

いかがでしたか?

私にとって3000万円から5000万円までの6年半は「支出を減らし、収入を増やし、投資する」という基本を実行しただけでした。

ただ、基本を忠実に実行し続ければ、その先に待っている未来は明るいものです。

しかし、6年半という時間さえも長く感じられる人が多いでしょう。

であれば、投資にどんどん資金を回していく必要があります。

投資の力を借りれば、6年半もかからず2000万円の増額に成功する可能性があります。

急ぐあまりハイリスクな投資に手を出すのではなく、積立投資でも十分ですから、着実に投資額を増やしていくのがよいでしょう。

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