【9割の人が知らない】資産6000万円達成までに辛かったこと7選
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
現在の私は50歳になりまして、資産はおかげさまで6400万円ほど保有できております。
この金額を多いと思う人もいれば、少ないと思う人もいるでしょう。
どちらにせよ、長い年月をかけて達成した金額です。
一言で6400万円と言いますが、苦節28年です。
決して順風満帆だったわけではありません。
そこで今回は、ちょうど区切りよく資産6000万円を達成するまでに私が重ねてきた苦労と言いますか、辛かったことをご紹介してみます。
長い資産形成の過程の中で、壁と言うか苦労したことを知ってもらい、皆様の今後の参考にしてもらえればと思います。
それでは早速行ってみましょう。
1.パチスロにはまって資産が増えなくなった
まず1つ目は「パチスロにはまって資産が増えなくなった」ことです。
私は競馬、麻雀大好き人間だったのですが、パチンコはやらないようにしていました。
しかし、会社の同僚に誘われ、仕事が終わってから渋々パチンコ屋へ行くことに。
すると、大当たりを引いて、しかも確変で数レンチャンしました。
その後も当たりを引き、1日で2万円くらい勝つことができました。
それが運のつき。
「パチンコは簡単だ」と思い、気づけば休日に一人でパチンコ屋に行くようになりました。
その後は勝ったり負けたりしていると、今度はパチスロにどっぷりはまるようになっていきました。
1日で数万円負けることもザラになりました。
そのため、一時期資産が思うように増えなくなったのでした。
「辛かった」というか自業自得でしかありません。
転職して東京に出てきたタイミングで、綺麗さっぱりやめることができました。
趣味はほどほどにしないと資産を蝕むことは理解しておくべきです。
2.自分に適した投資手法を見つけられなかった
2つ目は「自分に適した投資手法を見つけられなかった」ことです。
私が投資を始めた頃は「デイトレード」「短期トレード」が注目を集めた時代でした。
そのため、私も当然のごとく短期投資から投資の世界に足を踏み入れることとなりました。
ところが、株を買ってみると株価の値動きが気になって仕方がありません。
仕事中も株価をずっとチェックし続ける始末です。
とにかくドキドキしっぱなしで、どうにもなりませんでした。
しかも、肝心な短期投資も明確なルールを構築するまでには至らず、トレードをしても大して利益を出せませんでした。
さらに株だけでなくFXあたりは試してみましたが、やはり上手くいきませんでした。
他にも検討したのは先物、不動産投資、仮想通貨ですが、さすがに手は出しませんでした。
結局、自分に適した投資手法を見つけられず、そもそも自分には適していないとの判断から投資から撤退することにしました。
そしてこれが次の辛いことへつながっていきます。
3.資産形成にひたすら時間がかかった
3つ目は「資産形成にひたすら時間がかかった」ことです。
当初の自分のプランとしては、投資もおこない資産を増やしていくものでした。
しかし、投資が自分には適していないとの判断に至り、貯金のみでの資産形成となりました。
資産形成が貯金のみですから、当然時間がかかります。
世の中の大半の人が「早く資産を増やしたい」と思っているはずです。
私も「早く資産を増やしたい」と思っていました。
しかし、資産の増えるポイントは毎月の給料日しかありません。
しかも、決して高給取りではないため、資産の増加にひたすら時間がかかったのでした。
そして、これが次の辛いことにもつながっていきます。
4.他の人に資産額で追い抜かれるのを見ていた
4つ目は「他の人に資産額で追い抜かれるのを見ていた」ことです。
投資をしていなかったので、他の人と比べて資産の増加ペースが遅いことは先ほど触れました。
結果として、私より若く、ガンガン投資している人たちに追い抜かれました。
衝撃だったのは三菱サラリーマン氏でしょうか。
私よりも年収が高く、ゴリゴリの節約をし、そしてガッツリ投資をしていた。
収入、支出、投資、すべてで私のはるか上を行っていた存在です。
30歳で7000万円到達はさすがに驚きました。
その後も私より若い人が投資の力を借りてどんどん資産を増やしていくのを見るのは結構辛かったです。
投資をやめたことで資産の減るストレスはなくなったが、他人が羨ましく見えるという別のストレスを感じたのは間違いありません。
5.収入が頭打ちになったこと
5つ目は「収入が頭打ちになったこと」ことです。
サラリーマンとしては地方から東京へ転職し、おかげさまで徐々に出世し、少しずつ給料は増えていきました。
しかし、管理職としての仕事はどうも自分が求めていたものとは違いました。
最大のポイントは「時間」です。
会議が多く、自分の業務に集中する時間は減り、休日に作業をこなすことも増加。
上層部が集まる飲み会が増え、朝まで飲みに付き合わざるを得ず、休日も潰れる始末。
そもそも、部下を相手にするマネジメントが自分のやりたい仕事とは程遠かったです。
そのため、自分の働きやすさを求め、降格させてもらい、窓際FIRE状態になりました。
結果として、働きやすさは改善した一方、給料は下がり、以後同じ給料で働き続けています。
そのため資産形成のペースは全く上がらず、非常に時間がかかりました。
ここ昨年は投資額が増えたこともあり、ようやく投資の威力を少し感じましたが、2025年に入って投資の負の威力を感じています。
6.仕事のモチベーションが低下した
6つ目は「仕事のモチベーションが低下した」ことです。
40代半ばに差し掛かり、資産がある程度貯まってきました。
早期リタイアを意識していたこともあり、仕事より会社を辞めたらどうする、の気持ちが強くなっていったのです。
また、先ほど触れたマネジメントに嫌気が指してきていた時期とも重なりました。
そうしたら、仕事がどんどん嫌になってきて、モチベーションが一気に低下したのです。
モチベーションが低下し続けどうにもならなくなってきたとき、たまたま新型コロナウイルスの大流行により、仕事がリモートワークになり、出社義務がなくなりました。
大きな声では言えませんが、家で手を抜きながら働けたことで、モチベーションを首の皮一枚でつなくことができました。
年齢が上がったり、早期リタイアを強く意識しすぎると、急に仕事のやる気が低下する時期が訪れるので注意が必要です。
7.投資額が少なすぎて資産が増えなかった
7つ目は「投資額が少なすぎて資産が増えなかった」ことです。
リーマンショック以前に一度は撤退した投資ですが、転機が訪れました。
2019年3月に開始した、つみたてNISAです。
私の初月の投資額はたったの900円でした。
あまりにも少なすぎます。
理由は私のリスク許容度の低さです。
株を保有していると常にストレスがかかっている状態で、平常心でいられませんでした。
しかし、つみたてNISA開始後は少しずつ投資額を増やしていき、後につみたてNISAの満額を投資できるようにはなりました。
その後、新NISAに移行してからは「つみたて投資枠」の満額10万円を投資できており、さらに成長投資枠も利用しています。
ようやく投資の資産は含み益込みで900万円を超えました。
しかし結果として、コロナショック以降の絶好の機会にはまだ投資を再開して1年程度だったこともあり、大きな額を投資できておらず、資産をわずかしか増やせませんでした。
ガッツリ一括で1000万円とか投資できるメンタルの強さがあれば、今ごろ資産額はもっと多かったことでしょう。
最近発生した「辛くなりつつあること」
ここまで辛かったことを7つ見てもらいました。
ここにもう一つ加わりそうなことが最近発生してきました。
それは、トランプ大統領登場以降、資産が減少し続けていることです。
2025年に入ってからというもの、株価が下落し、為替はドル安に進んだため、資産が減少しています。
2月・3月とマイナスが続き、4月に入ってトランプ関税の影響でマイナスです。
このままでは3か月連続のマイナスは確定的です。
コロナショックのときは投資を再開してからまだ1年で資産額が小さかったため、そこまでダメージは大きくなく、すぐにホールドして、積立継続の判断ができました。
しかし、今回のトランプ関税の影響は少々考えモノです。
投資の資産額は900万円を超え、全金融資産に占める割合も15%近くまで増えていました。
それだけに以前と比較してダメージがあります。
また、トランプ大統領の任期と私の想定するリタイア年齢が重なっていることもあり、このままだと今より資産が増えずにリタイア年齢を迎えるのではないかとの懸念も出てきました。
コロナショック時は「こういうこともあるよね」とすぐに割り切れました。
しかし、今回はちょっと状況が違っているような気がします。
今後の展開次第では資産形成で辛かったことの最上位クラスにランクインしそうです。
まとめ
以上『【9割の人が知らない】資産6000万円達成までに辛かったこと7選』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.パチスロにはまって資産が増えなくなった
2.自分に適した投資手法を見つけられなかった
3.資産形成にひたすら時間がかかった
4.他の人に資産額で追い抜かれるのを見ていた
5.収入が頭打ちになったこと
6.仕事のモチベーションが低下した
7.投資額が少なすぎて資産が増えなかった
資産形成は順風満帆とはいかず、短期的にはどこかで何かしら停滞を招くことがあります。
停滞する原因はいろいろあるのですが、実は自分にあることも多いです。
しかも、大半はメンタルに起因するものだったりします。
他人との比較などはその典型的なものと言えます。
資産形成は他人との競争ではありません。
収入や支出は他人と差がどうしても生じますから、いかに自分と向き合うかが重要です。
周囲に心を乱されないよう、自分との戦いに打ち勝ってください。
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