「老後資金が半分に」あなたを金なし老後に陥れる3つのヤバい罠

「老後資金が半分に」あなたを金なし老後に陥れる3つのヤバい罠

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

今回は「東洋経済」に掲載された老後資金に関する記事です。

老後に待ち受ける「お金に関する罠」についてです。

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今回のテーマは『【FIREの真実】50代での早期リタイアは本当に正しい決断なのか?』です。 私は55歳までにセミリタイアしたいと考えているのですが、50代での早期リタイアは、本当に「得策」と言えるのでしょうか?早期リタイアは人生の残り時間をより豊かに過ごすための魅力的な選択肢である一方で、メリットとデメリット、そして何よりも入念な準備が不可欠です。このタイミングで一度冷静に早期リタイアについて考え、はたして本当に正しい道を進んでいるか改めて考えたいと思います。
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1.住宅ローンの支払い

まず1つ目のケースは「住宅ローン」です。

事例では、Mさんという方が紹介されていました。

Mさんは、43歳のときに35年ローンでマンションを購入しました。

返済額は月11万円ほど。

Mさんは「これくらいなら返済していける」という自信があったそうです。

ところが実際の月額の支払いは管理費、修繕積立金、固定資産税等を加えて年185万円(月15.4万円)ほどでした。

まず、マンション購入であれば上記3つも計算に含めておかないといけないですよね。

さすがに見落とす人は少ないとは思いますが、要注意です。

さて本題に戻ってMさんですが、なんと50代を目前にリストラされる特大のハプニングに遭いました。

結局、再就職できましたが年収は大幅ダウンすることに。

当時は子どもの学費負担も重なり、家計は一転して火の車になりました。

定年退職後は体調の悪化でフルタイム労働ができなくなり、退職金も底をつきました。

返済の終了が78歳という長期の住宅ローンです。

苦しい状況が続くMさんにトドメを刺したのが「修繕積立金の値上げ」でした。

これでMさんはマンションを売却することを決定しました。

売却したことでなんとか残債を完済することができたそうですが、マイホームを自身の手にとどめておくことはできませんでした。

ちなみに住宅金融支援機構によれば、近年の住宅ローン破綻率は3%程度だそうです。

意外と高いですね。

2.高齢者になってから始めた投資

2つ目は「投資」です。

高齢者向けのNISAが話題になったように、高齢者にも投資をしてもらおうという動きが強まっています。

何といってもお金を持っていますから、タンス預金で隠されているお金を市場に引きづり出そうという魂胆が見え隠れしています。

高齢者側も長い老後が待っていますから、お金を増やしたいと思う人も少なくありません。

事例で紹介されているYさんは「退職金と相続で入ったお金を投資して、老後資金を増やそう」と考えたそうです。

出ました、読む前から分かる、明らかにヤバいパターンです。

Yさんは投資セミナーで情報を得て、「金利が高く、今後も上がる」と言われた「新興国の外貨預金」に投資しました。

その新興国通貨は下落の一途を辿り、Yさんの資産は半分まで減りました。

お手本のような資産の減らし方です(苦笑)。

投資セミナーを信用するところから信じられません。

しかも投資対象に選ぶのが「新興国の外貨預金」って、初心者が絶対に選んではいけないものでしょう。

最近は「長期・分散・積立」が投資の王道として推奨されており、その手法が根底にあるNISAやiDeCoが登場しました。

しかしYさんは、この王道とは真逆の「短期・集中・一括」投資に手を出しました。

ある程度、投資を理解した人がサテライト投資として少額を嗜むくらいであればよかったかもしれません。

「投資はこりごり」と思ったようですが、投資は悪くありません。

Yさん自身が悪いということに気づかなければいけないのです。

3.相続

3つ目は「相続」です。

ある程度の年齢になると、相続が発生することになります。

この事例に登場するKさんは、夫が70歳で亡くなり、遺産相続が発生しました。

実はKさんの夫は自宅のほかにアパートを所有していました。

そのため、Kさんは「老後は夫が残してくれたアパートの家賃収入で暮らそう」と考えていました。

しかし、Kさんの夫には先妻の3人の子供がおり、相続人はKさん+先妻の子3人となりました。

当然の如く3人の子供はアパートの相続権を主張してきました。

アパートについては、Kさんと先妻の子たちで遺産分割をしなければなりません。

子の相続分をお金で支払うことができれば、Kさんがアパートを相続することもできるのですが、現金がないKさんはアパートを売却して換金するしかありませんでした。

3人に必要だったもの

今回の記事では3人が登場し、それぞれ老後に想定外のハプニングが起こり、一気に苦境に立たされるストーリーとなっていました。

では3人が老後危機に陥らないよう必要だったものは何だったのでしょうか?

記事で指摘しているのは「知識」と「準備」です。

確かに3人とも知識に乏しく、準備が欠けていました。

お金の失敗を予防するには、「知識」を身につけ、あらかじめできる「準備」をしておくほかはないようです。

特に今回の3つの事例、「住宅ローン」「投資」「相続」は取り返しのつかないミスになりかねません。

ちゃんと勉強して、来るべき時に備えておくことが何より大事であるというのが今回の記事の教訓です。

まとめ

以上『「老後資金が半分に」あなたを金なし老後に陥れる3つのヤバい罠』でした。

いかがでしたか?

タイトルにあった「罠」という表現はいかがなものかと思いますが、どれも現実にありそうなシチュエーションではありました。

個人的には相続が少し関係しているため参考になりました。

あまり当てにしないほうがよさそうです。

とにかく自分に関係のありそうなものは事前に勉強しておくに越したことはありません。

リテラシーの高い人ほど救われることになります。

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