47歳で資産5000万円に到達し、50歳を過ぎてマジで実感した7つの真実

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
47歳で資産5000万円に到達し、気づけば3年半が経過しました。
そして、私は昨年50歳を迎えました。
資産を積み重ね、年齢も重ねてくると、いろいろと思うことが出てきました。
そこで今回は、50歳を過ぎて感じた資産形成に関する本音をざっくばらんに語っていきたいと思います。
50歳未満で資産形成を頑張っている人や、資産5000万円以上を目標に資産形成している人はぜひ参考にしてください。
1.時間をかけて積み立てた者勝ち
50歳を過ぎて強く実感したこと1つ目は「時間をかけて積み立てた者勝ち」であることです。
資産5000万円を築くには、若いうちからコツコツと積み立て投資や貯蓄を続けることが圧倒的に有利です。
私は新卒からちゃんと貯金をし始めました。
結果的に投資は行わなかったため、社会人生活25年もの長い時間がかかりましたが、47歳で5000万円を達成できました。
長い時間をかけたからこその5000万円達成です。
また、長期投資ならリスク分散と複利効果を最大限に活かせるため、時間を味方につけた人が有利になります。
株価が下落して不安に陥る時期もあると思いますが、積み立て続ければいつか大きな資産額に育ちます。
早く資産を増やしたいと一発逆転を狙ってハイリスクな投資に手を出すのは得策ではありません。
それなら副業や起業のほうがまだ現実的だと思います。
2.お金の力で何かと解決できる
50歳を過ぎて強く実感したこと2つ目は「お金の力で何かと解決できる」ことです。
自分が直面する問題の中にはお金が関わるものがいくつかあります。
私は一人暮らしだから少ないですが、結婚したり子供がいたりすると、よりお金の重要性を感じる場面が多いかもしれません。
ありがたいことにお金がたくさんあることで、お金に関する問題は解決できることが増えます。
そもそも大半のものは5000万円もあれば買えます。
さらに、ある程度のお金があれば、アクシデントにも対応できます。
先日、私は手術という特大のアクシデントに見舞われましたが、お金はどうにかなりました。
まさに資産形成のおかげと言えます。
3.フルFIRE(完全リタイア)は無理
50歳を過ぎて強く実感したこと3つ目は「フルFIRE(完全リタイア)は無理」であることです。
私は早期リタイアが資産形成の一つの目的でした。
5000万円達成時にはいろいろ考えましたが、結果的にはリタイアを見送りました。
理由は資金が持たないと判断したためです。
特に私の場合、投資をほとんどしていませんでしたからフルFIREは不可能でした。
セミリタイア志向だったため、会社を辞めて労働の負担を減らすことも検討しましたが、それも見送りました。
5000万円ならば人によってはサイドFIRE(セミリタイア)には踏み切る人はいる可能性があります。
しかし、フルFIRE(完全リタイア)はどうでしょう。
年金受取年齢間近であればまだ可能性はあるでしょうが、例えば40代・5000万円でフルFIREに踏み切る人はそうはいないのではないでしょうか。
5000万円でセミリタイアならともかく、完全リタイアはなかなか難しいと思います。
4.50代になってからの資産形成はつらい
50歳を過ぎて強く実感したこと4つ目は「50代になってからの資産形成はつらい」ことです。
これは人によるかもしれませんが、私は50代に入って急激につらさが増してきました。
以前と比較して、体力が徐々に低下し、肉体的に衰えてきていることを痛感しています。
資産形成的にはまだ完全に目標を達成したわけではありませんが、ある程度の目標は達成しており、あと少しだけ積み重ねるだけの段階まで来ました。
そのせいでしょうか、仕事のモチベーションを維持できなくなりつつあります。
その意味では、40代で資産形成の勝負をして大正解でした。
もし50代で駆け込みで資産を増やさなければならない状況だったら、私のメンタルが維持できなかったと思います。
例えば「子育てがひと段落したらお金を貯めよう」とか思っていると、その頃には働くモチベーションがないのに無理して働かなければならないかもしれません。
5.やりたいことは年齢とともに変わる
50歳を過ぎて強く実感したこと5つ目は「やりたいことは年齢とともに変わる」ことです。
私はスポーツ観戦が大好きな人間で、特に海外サッカーは自分の中では一生の趣味となるのではないかと思っていました。
しかし、どうしても観戦時間が深夜から早朝に及ぶため、年齢を重ねるにつれて体力的にきつくなっていました。
さらに、サッカーという競技の特性上、応援しているチームが勝つとは限らず、負ければストレスが溜まり、残りの人生の趣味としてふさわしいのか疑問を抱くようになりました。
その結果、現在ではほとんどサッカーを見なくなるという、10年前には全く想像もつかない状態になりました。
入れ替わる形で楽しもうと思っていることが旅行です。
せっかく生きているのに有名な観光地に全然行ったことがないという人生ははたしてどうなのだろうかと疑問を抱きましたし、実際に行ってみたいと思う場所がいくつか見つかりました。
引きこもり傾向の強い自分が、まさか旅行を楽しもうとするとは思いませんでした。
年齢を重ねると、やりたいことは変わるものなのだと実感しました。
6.お金の不安を完全には払拭できない
50歳を過ぎて強く実感したこと6つ目は「お金の不安を完全には払拭できない」ことです。
5000万円を達成したのですが資産形成は続け、8000万円を目指すことにしました。
先ほどのリタイアのところで触れましたが、お金が不足すると考えたからです。
今の私なら仮に8000万円に到達しても、多分「大丈夫だろうか?」と不安を払拭できないと思います。
不思議なもので、お金が増えても増えても不安は消えません。
ちゃんと計算をしているはずなのですが、どうしても不安なのです。
年金や物価上昇など、お金に関して先読みできないものが多く、全く安心できません。
もっと多額を貯めれば話は別なのでしょうが、年齢を重ね、そう簡単にお金の不安は払拭できないことに気づかされました。
7.お金以上に健康が大事
先日の動画でもご紹介しましたが、私は先日いろいろありまして、手術をおこないました。
現在は無事に回復しまして、ほぼ手術前と同様の日常生活を送ることができております。
ただ、51歳を目前に控えた時点で手術する事態に陥るとは、私にとっては予想外すぎた出来事でした。
そして、術後に気づいたのでした。
いくらお金があっても、貯めたお金を使う本人が体を自由に動かせない状況になっていては何の意味もない、と。
術後は痛みがひどく、そのため体を思うように動かせず、不自由な暮らしが続きました。
外出することなど不可能で、久しぶりにネットスーパーを利用する始末でした。
時間の経過とともに痛みがなくなっていき、自由に動けることはこんなにもありがたいことなのか、と気づかされました。
手術した結果、お金より健康が自己実現や幸福感の土台だったと気づいたのです。
5000万円を達成し50歳になって思ったこと
そして、5000万円を達成して、50歳になって思ったことが一つあります。
それは「5000万円なら誰でも到達できる」ということです。
私のように投資を全然やらずに地道に貯金を積み重ねて5000万円を達成できる人間は存在しています。
私のような人間でも達成できたのですから、きっと5000万円くらいなら達成のチャンスは誰にでもあると思います。
定年退職までの長いスパンで見れば、5000万円に到達できる人は多いのではないでしょうか。
達成できない理由があるのだとすれば、それは単に「お金の使いすぎ」だと思います。
一部の人は「収入の少なすぎ」という問題があるとは思います。
しかし、それはあくまで一部であり、多くの人は「使いすぎ」だと思います。
早くから資産形成に着手し、地道に時間をかけさえすれば5000万円は十分達成可能な金額だと思います。
逆に50歳過ぎてからだと仕事のモチベーションが保てるかどうか次第になると思います。
今の私はちょっと厳しいです。
まとめ
以上『47歳で資産5000万円に到達し、50歳を過ぎてマジで実感した7つの真実』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.時間をかけて積み立てた者勝ち
2.お金の力で何かと解決できる
3.フルFIRE(完全リタイア)は無理
4.50代になってからの資産形成はつらい
5.やりたいことは年齢とともに変わる
6.お金の不安を完全には払拭できない
7.お金以上に健康が大事
早くから資産形成に着手すれば、5000万円なら誰にでもチャンスはあると思います。
しかし5000万円を達成したとしても、生活が劇的に変わり、天国のようになるわけではありません。
完全リタイアして、仕事のストレスから逃れることもできません。
そして50歳を過ぎると、仕事との向き合い方が変わる可能性があります。
そのときに資産形成をしようとするモチベーションを維持できるかどうかは疑問です。
さらに、お金はいくら貯めても不安を払拭することは難しいです。
だとすれば、私が50歳になる前にある程度の決着をつけておいたほうがよい、というのが若い人たちに向けたアドバイスです。
以下関連記事です。
資産5000万円を達成したのに後悔していることがたくさんあるので、ご紹介しています。
資産6000万円を達成してから1年が経過しましたので、その間に感じた生活のリアルと生じた変化をまとめてみました。
金融資産5000万円達成から3年が経過しましたので、感じたリアルと生じた変化をまとめてみました。