【警告】5000万円の資産持ちでもFIREはまだまだ早すぎる理由5選
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
資産額が5000万円に到達すると、準富裕層の入り口として一つの大きな区切りが見えてきます。
この金額を達成すると「もう一生働かなくていいのではないか」と考えがちですが、仮に独身であっても資産5000万円での完全リタイアはリスクが非常に高いと言わざるを得ません。
そこで今回は、5000万円の資産があってもFIRE(早期リタイア)が早すぎると言える理由を5つご紹介します。
FIREを目指して資産形成に励んでいる方や早く会社を辞めたいと悩んでいる方はぜひ最後までお付き合いください。
1.物価上昇(インフレ)によりシミュレーションが狂う
資産形成の計画を立てる際、現在の支出額をベースに計算する人が多いですが、物価上昇のリスクを過小評価すべきではありません。
現在想定している生活費が、10年後や20年後も同じ水準で維持できる保証はないからです。
想定を上回るスピードで物価が上昇した場合、資産を取り崩す計画は前提から崩れてしまいます。
長期にわたるリタイア生活において、インフレは資産の購買力を実質的に低下させる大きな要因となります。
2.社会との接点が消えて孤独に直面する
仕事を辞めると、社会との接点は想像以上に失われます。
会社員時代には当たり前だった同僚との会話や人間関係が消え、自由な時間だけが手元に残ります。
話し相手がいない生活が続くと、精神的な健康を維持することは困難です。
自由を手に入れたはずが、実際には誰とも関わりのない日々を過ごすことになり、幸福度が著しく低下するリスクがあります。
人とのつながりがない状態でのリタイア生活は、精神的な苦痛を伴う現実があることを理解しておく必要があります。
3.節約生活は支出を抑える我慢の連続になる
資産5000万円を4%ルールで取り崩すと仮定すると、年間の生活費は税引き前で200万円となります。
税金を考慮すれば実質的に使えるのは月額14万円から15万円程度であり、ここから住居費や社会保険料を支払わなければなりません。
また、お金を減らさないことを最優先にする生活は、友人との交際や趣味の時間を犠牲にする日々になりがちです。
将来のために今を犠牲にする生活をリタイア後も続けるのであれば、それは本当の意味での経済的自立とは呼べません。
資産額を維持することに固執するあまり、本来の目的であるはずの豊かな生活が送れなくなる本末転倒な状況を招く可能性があります。
4.資産が減る恐怖でメンタルが崩壊する
無職の状態で投資資産が大きく目減りする状況は、想像を絶するストレスとなります。
どれだけ事前にシミュレーションを重ねていても、実際に収入がゼロの状態で資産が減り続ける恐怖に耐えられる人は多くありません。
4%ルールなどの理論上は問題なくても、暴落相場に直面した際、精神的な平穏を保つことは極めて困難です。
資産残高が右肩下がりになる現実に直面し、将来への不安からパニックに陥るリスクは常に付きまといます。
安定した収入源がない中での資産運用は、並大抵の精神力では維持できない現実があります。
5.何もしない「暇」という苦痛
念願の自由を手に入れても、毎日が休みになると人間はすぐに飽きてしまいます。
趣味に没頭するにも限界があり、やがて「社会に必要とされていないのではないか」という不安に襲われることがあります。
人間は何もしないことには耐えられない側面を持っており、結局は時間を持て余してアルバイトや副業を始める人が少なくないのが現実です。
仕事をやめることをゴールに設定すると、その後の長い空白の時間を埋める手段が見つからず、精神的な充足感を得られない可能性があります。
フルFIREよりサイドFIRE
以上の理由から、私は完全に仕事を辞める「フルFIRE」よりも、適度に働き続ける「サイドFIRE」を推奨しています。
週に数日だけでも働くことで、社会とのつながりを維持しながら、月数万円の労働収入を得ることができます。
この少額の収入があるだけで、資産の取り崩しに対する不安は劇的に軽減されます。
また、完全に無職になるのではなく、自分のペースで仕事に関わり続けることは、精神的な安定にも寄与します。
仕事をやめることをゴールにするのではなく、資産と労働のバランスを取る生き方こそが、長く穏やかな生活を送るための鍵となります。
そういう私はどうなのか?
私自身も現在、55歳での早期リタイアを目指して資産形成に励んでいますが、完全に無職になるつもりはありません。
50歳を過ぎて強く感じるのは、お金を貯めることよりも「思い出」や「経験」にお金を使う重要性です。
資産額という数字を追うあまり、今しかできない体験を後回しにしては本末転倒です。
私は退職後も、YouTubeやブログなどの発信活動に加え、週1~2回程度の適度な労働を継続したいと考えています。
資産5000万円はゴールではなく、あくまで自分の人生を自由にコントロールするための手段に過ぎません。
まとめ
以上『【警告】5000万円の資産持ちでもFIREはまだまだ早すぎる理由5選』でした。
いかがでしたか?
資産5000万円は準富裕層の入り口であり、大きな節目となる数字です。
しかし、独身であってもこの金額のみを頼りに完全リタイア生活を送るには、インフレや孤独、資産減少の恐怖といった多くのリスクが伴います。
資産を増やすことだけに執着して、今しかできない経験や日々の充実感を損なってしまっては意味がありません。
完全に仕事を辞める「フルFIRE」にこだわらず、適度な労働や発信活動を組み合わせた「サイドFIRE」も有力な選択肢となります。
将来への備えと現在の生活の質を両立させるために、自分にとって最適なバランスをぜひ検討してみてください。
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