資産400万円でセミリタイア!食費は月1万円、28歳“底辺FIRE”のリアル

資産400万円でセミリタイア!食費は月1万円、28歳“底辺FIRE”のリアル

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

FIREはFIREなのですが、今まで紹介してきたFIREの記事とはちょっと趣の異なる記事となっています。

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これは「FIRE」なのか?

まずは冒頭の一節から。

金融資産の配当などを収入源にしつつ、会社員生活からの脱出を目指すFIRE。昨今はブームになっているが、2020年10月に総資産400万円という少なさでFIREを実現したのが、ゆうすけ氏(28歳)だ。自ら「底辺FIRE」と称しているように、気を抜けば1年で使い果たす資産額である。

わずか400万円の資産でFIREをしたとのこと。

確認ですがFIREとは「Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期リタイア)」の頭文字をとった略語です。

総資産400万円で「経済的自立」と言えるのでしょうか?

当の本人は以下のように語っています。

「FIREに決まった形はありません。最近では運用益だけでは足りない生活費はバイトなど労働収入で補てんするスタイルを『サイドFIRE』などと呼びますが、僕も同じで、YouTubeやブログで広告収入を得ていて、会社員にならずとも何かしらの方法で稼げればいいと思っています」

本人は「サイドFIRE」と語っていますが、金額があまりにも低すぎてFIRE感がありません。

「これは漫才なのか?」というのがM-1で以前ありましたが、これもFIREと言ってよいのか分かりません。

ライフスタイルとしては羨ましいと思う人はいるはず

しかし、です。

総資産は少ないですが、会社を辞め、自分のやりたいことをやって生きる、という点において「羨ましい」と思う人はいるのではないでしょうか。

FIREと呼べるかどうかは分からないものの「自由に生きる」という点においては見習うべき点はあります。

お金は少ないけど、好きなことをして生きる。

それができれば十分ではないでしょうか。

ただし、お金が少ないので、いつまでこのスタイルを維持できるかは別問題です。

「FIRE達成」とはよく聞きますが、はっきり言って何も達成はしてないはずです。

会社を辞めてからが本当の勝負。

どうやって資産を維持し、生き続けるか。

再び就職するようではFIRE失敗ですから。

不自由しなければどんなスタイルでもいい

考え方は人それぞれ。

最終的には、その人が不自由と感じず、満足できれば十分なのではないでしょうか。

本人は以下のように語っています。

「たしかに、普通の社会人だったらヤバいと思うでしょうが、僕は危機感が薄いからか『なんとかなるだろう』としか思わなくて。毎月2万円もあれば衣食住に困らないし、年間24万円の収入なら600万円の資産を運用しても得られると思います。いざとなったら季節限定のリゾートバイトなどで集中的に働いて、寒いときに暖かい国で過ごすといった人生を送ればいい。今年は沖縄にも短期滞在しましたし、10月にはタイで1か月暮らす予定です」

はたから見たらただのフリーターにしか見えないでしょう。

しかし本人が満足なら、それで十分かもしれません。

もちろん親はそうはいかないでしょう。

だから親を説得し、理解してもらう必要はあるのかなとは思います。

特に若い人の場合は、です。

本人は最後に以下のように語っています。

「僕は生涯を共にする結婚には懐疑的です。恋愛ってだいたい2年から3年で飽きちゃうじゃないですか。もし結婚するなら億万長者になってからですかね。とはいえ当面の目標は、今の生活を維持しつつ10年後に資産2000万円を貯めることです。会社員としての人生に疑問を抱いている人にとって、僕のような底辺FIREライフは魅力的だと思いますよ」

正直「魅力的」とは思えませんが、この総資産額で思い切った決断のできる勇気には感心します。

嫌なことから逃れ、進みたいと思った道へ進もうという勇気のない人が圧倒的に多いのが世の中ですから。

他人の目とか気にせず、やりたいことをやるという意味では参考になる生き方でした。

まとめ

以上『資産400万円でセミリタイア!食費は月1万円、28歳“底辺FIRE”のリアル』でした。

いかがでしたか?

底辺FIREは個人的には真似したくありませんが、生き方としては憧れる人はいるかもしれません。

価値判断の基準をどこに置くかでしょう。

「やりたいことをやる」という生き方を優先したいなら、現在の資産など気にせず会社を辞めるのが一番なのかもしれません。

以下関連記事です。

FIREしたら単なる怠惰になる危険性があります。

「日暮れまで缶ビールを空けずにどう過ごすかが悩み」というFIREの末路は悲しすぎます。

FIREしてもクソつまらないから会社へ復帰する人も多いようです。

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