プレシニア層、公的年金や退職金に不安=しかし投資未経験が半数
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
時事通信社の経済に関するサイトから、老後・投資に関するアンケート結果です。
投資信託協会がまとめた「投資信託に関するアンケート調査」になります。
今回の調査結果では、50歳から59歳を「プレシニア層」と命名して、区別して集計しています。
私もプレシニア層入り目前ですので、どんな調査と結果になったのか気になるところです。
プレシニア層は年金受給年齢引き上げが気になる
まず1つめは「生活・環境で不安に思っていること」です。
プレシニアとシニア(60歳から79歳)で若干違いが見られました。
注目は「年金受給開始年齢の引き上げ」について不安に思っている人がプレシニア層では33.3%で、シニア層(15.7%)を大きく上回っていました。
これは50代の人が年金の受給開始年齢が65歳から引き上げられないかどうか不安視していることを表しています。
やはり気になっている人が多いようです。
仮に今から制度変更になったとしてもシニアの年金未受給年齢の60歳から64歳の人までは影響しないと考えられます。
一方で50代の人にとっては65歳から年金を受け取るというプランが破綻することを意味しますので、それは気になるはずです。
シニアとの比較で見ると割合は大きいのですが、全体で見ると33.3%で上から6番目。
ちなみに私だったらどう回答するかと言うと「自分自身の病気・ケガ・介護」「物価の上昇」「家族の病気・ケガ・介護」「年金受給開始年齢引き上げ」の4つに不安があります。
自分がどうなるかは不安ですし、両親が倒れた場合にどう対処すればよいかも分からないことが不安です。
あと、物価がどこまで上昇するかによって将来の必要なお金も変わってくると思っていますで、物価については注視しています。
プレシニア層は投資経験のない人が過半数
そして今回の記事で最も気になったところ、投資経験の有無です。
プレシニア層は52.1%が「これまで一度も投資を行ったことはない」と回答しました。
これですよね、老後に投資詐欺にあってしまう一つの原因は。
投資のことがよく分からず老後を迎え、お金を増やしたいから「絶対に儲かる」といういかがわしい話に騙されてしまうのでしょう。
少額でもいいので投資を始めておくとか、投資に関する知識を有しておくことが資産増やすだけでなく守る意味でも重要です。
プレシニア層の3分の1は今後の資産管理方針を持っていない
そして最後は「今後5年間の資産管理方針」についてです。
プレシニアの3分の1を少し上回る37.7%が「わからない・特に方針はない」と回答しました。
いやいや何らかの計画なり方針は持っておきましょうよ。
なぜ何も考えていないのでしょうか?
「収入の何%を貯蓄に回す」とか、いい加減この年齢なら方針は持っていてほしいのですが。
やはり資産形成は計画的に行っていけるかどうかが重要ではないかと思いました。
まとめ
以上『プレシニア層、公的年金や退職金に不安=しかし投資未経験が半数』でした。
いかがでしたか?
調査結果を見て思うのは、プレシニア層になっても無計画な人がまだまだたくさんいるということです。
そりゃ老後に後悔する人が多いわけです。
こういう結果を知った人は、ぜひとも計画的に資産形成を進めていくよう改善していってください。
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