井村俊哉の保有銘柄は一体何か?注目投資家の株を全公開2023年版

井村俊哉の保有銘柄は一体何か?注目投資家の株を全公開2023年版

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

先日、総資産80億円超と言われる有名個人投資家であるテスタ氏の保有銘柄を紹介する記事を上げました。

この記事が思いのほか好評で、多くの人が見に来てくださいました。

そこで今回は調子に乗って(?)第2弾の記事を作成しました。

今回は同じく個人投資家、井村俊哉氏編となります。

この人もその界隈では有名人となりました。

どんな株を持っているのか気になっていた人もいるかと思いますので、調査結果をご紹介していきます。

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井村俊哉って誰?

まず「井村俊哉って誰?」という人がいるかもしれません。

簡単にご紹介をしておきます。

元々はお笑い芸人。

人力舎所属のお笑いトリオ「ザ・フライ」として活動していました。

お笑い好きの私も全く知りません。

2011年のキングオブコントでは準決勝まで進んだとか。

結局2017年6月にトリオを解散し、芸人を引退。

その一方で2011年から株式投資を始め、順調に資産を増やしていきました。

この頃はまさにアベノミクス全盛で株価上昇の波に上手く乗れたのではないかと推測されます。

現在資産は50億円超とも言われ、彼の保有すると知られた株は彼の後を追って買う人が続出しました。

そして直近では運用会社の設立を準備中とのこと。

はたしてどうなることやら。

自分のお金では上手くいきましたが、他人のお金を預かるとなると話は大きく変わってきます。

個人的には株価上昇局面に上手く乗れた人という評価なので、これから訪れるかもしれない"冬の時代"になったとき、この人の真価が問われると思っています。

井村俊哉の保有銘柄1.富山第一銀行

井村俊哉の保有銘柄1つめは「富山第一銀行」です。

地方銀行です。

地方銀行も多数ありますが、「なぜ富山?」という疑問は多くの人がお持ちでしょう。

その回答はありませんが、銀行に注目している理由は、とある記事に記載されていました。

「新総裁が黒田東彦(はるひこ)総裁のお考えに近いかどうか注目しています。黒田路線を踏襲する人でもマイナス金利の解除はあるとみます。逆に違う考えなら、10年間の黒田カラーを消すためにもサプライズで金融政策の正常化を推し進めるかもしれない。日本も足元では消費者物価指数が上昇しておりインフレを沈静化せよとの外圧もあります。すると何が起きるか。市中金利は上昇に転じ、利ざやの縮小に苦しんできた金融機関の利ざやは改善する。新総裁の誕生と金融政策の変更にマーケットの目が集まると考えるのは自然なことです」

https://www.dailyshincho.jp/article/2022/12260556/

ふーん、何か分かったような分からないような。

金利上昇でそこまで銀行の利益が大きく回復するか私には分かりませんが、井村氏はそのような判断をしたのでしょう。

大株主として名前が掲載されたことで注目を浴びた銘柄でもあります。

しかし2023年11月、上位10位の大株主から外れていたことが判明。

保有株を売却したのではないかと見られています。

井村俊哉の保有銘柄2.住石ホールディングス

井村俊哉の保有銘柄2つめは「住石ホールディングス」です。

住友石炭鉱業株式会社(現住石マテリアルズ株式会社)の持株会社です。

名前の通り石炭の事業を行っている会社です。

井村氏は石炭に注目した理由も語っています。

「まず石炭ですが、世界的に見てエネルギー事情を取り巻く環境はまったく改善していません。むしろ、風が吹かないとき、太陽が出ないときに必要となるのが調整力のある火力発電であることがはっきりしたといえます」

「一言で石炭といってもモノによって品位が全く異なります。豪州で採れる高品位炭とインドや中国で採れる低品位炭とでは熱量で倍近い差が出るものもあり、CO2の排出量も変わってくる。高品位炭による高効率の発電ならCO2の排出も削減できる。さらに、CCSというCO2を地下に貯留する技術開発も進んでいて、脱炭素社会に貢献できる石炭もあるんです。こうした事実が浸透し、来年は石炭火力を見直す機運が高まるのではないでしょうか。事実、イギリスは30年ぶりに炭鉱開発に乗り出し、来年のG20サミットの議長国は電力の多くを石炭火力に頼るインドです」

https://www.dailyshincho.jp/article/2022/12260556/

これから需要が高まるのではないかとの見方をしていたようです。

井村氏は住石ホールディングスも大株主でしたが、2023年11月に保有比率の低下が確認されています。

井村俊哉の保有銘柄3.三井松島ホールディングス

井村俊哉の保有銘柄3つめは「三井松嶋ホールディングス」です。

先ほどの住石ホールディングスと同様に石炭事業の会社です。

10億円を投じ、10億円に資産を増やしたと本人が語っています。

本人曰く「一世一代の投資」と語っているように、10億円は当時の資産の大半だったようです。

そして保有株式は発行株式数の5%を超え、大株主となりました。

その後「半分は売った」と本人が語っていたようです。

井村俊哉の保有銘柄4.サイボウズ

井村俊哉の保有銘柄4つめは「サイボウズ」です。

グループウェア「サイボウズ Office」や業務プラットフォーム「kintone」といった高成長のクラウド製品を展開している企業です。

ちなみに社長がとあるジャンルのことについて話した記事を読んだことがありますが、個人的にはあまり好きではないです(苦笑)。

こちらは2023年3月に公表された定時株主総会の招集通知で大株主に名前を連ねていたため、株式の大量保有が明らかになっています。

井村氏はサイボウズではなくSaas企業全般ということで、注目している理由を次のように述べています。

「まず、SaaSは最強のビジネスモデルの一つであると考えています。理由は、一過性の売上ではなくストック性を持つリカーリングレベニュー(継続的収入)、エクスパンション(既存顧客の収益拡大)によるビジネス拡大、高い粗利益率の3点がポイントです。そのような優れたビジネス構造を持ちながらも、日本のIT市場はまだ広大なポテンシャルをもっています」

https://www.businessinsider.jp/post-277988

なるほど、個別株を買う際はいろいろ考えますよね。

井村俊哉の保有銘柄5.アライドアーキテクツ

井村俊哉の保有銘柄5つめは「アライドアーキテクツ」です。

アライドアーキテクツも井村氏が大株主として名前を連ねています。

こちらもサイボウズと似たようなSaaSのサービスを展開したりしています。

「僕を大台に連れて行ってくれた銘柄」と語っており、比較的早い段階から保有していたのではないかと推測されます。

アライドアーキテクツについては、井村氏に関する情報があまり見つからず、多くは調べられていません。

井村俊哉と同じ株を持てば億り人になれるわけではない

井村俊哉の保有銘柄を調べて気づいたのは、長期で保有しているわけではなく、売っているんですよね。

つまり、値上がりしたところで利益を確定させている。

株で儲ける基本中の基本です。

ただし、これは井村銘柄を追いかけている人にとっては要注意だと思います。

井村銘柄は知られた後、多くの人が追いかけて株を買っているようです。

多くの人が井村氏を追いかけて買うことで株価は上昇することになりますが、その後井村氏は株を売っているわけです。

そして井村氏が売った後、株価が下落していけば、追いかけて買った人は損するだけ。

つまり、追いかけて買った人は、井村氏の養分になっているとも言えます。

これでは投資しても儲かりません。

銘柄選びは大変かもしれませんが、自分で調べ、そして自分の頭でどの銘柄を買うか選択したほうがよいでしょう。

その方が上昇したときの喜びは大きく、下落したときはその失望は自分に向けられます。

人のせいにするのは投資をする上で最低の行為であり、投資する資格はありません。

まとめ

以上『井村俊哉の保有銘柄は一体何か?注目投資家の株を全公開2023年版』でした。

いかがでしたか?

その他の銘柄については不明なため、テスタ氏と比較するとかなり少数の紹介となりました。

井村氏自身もそこまで多くの銘柄には投資しない旨は語っています。

他の銘柄は分かりませんが、2024年以降も井村銘柄は注目を集めることになるでしょう。

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