節約になるバーゲンセールの有効活用法5ステップ

 今日は3連休の最終日、海の日。

 街中へ繰り出すと、セールで溢れかえっています。

 ルミネやマルイを始め、どの商業施設へ行ってもセールをやっています。

 セールというのは通常価格よりも安くものを買うことができますから、消費者としては嬉しい限りです。

 しかし、お店の前を通りがかり、「30%オフ」の文字についつい釣られて本当は必要でないものを購入していませんか?

 むやみやたらに安いからといって購入してはいけません。

 それではいくらお金があっても足りなくなります。

 そこで今回は、バーゲンセールをどのように活用するのがよいか、考えてみましょう。

 購入するものの事例は服をイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
 
 

ステップ1 何を購入するのか決める

 まずはセールでの購入アイテムを決めます。

 お店に行ってから決めるのではありません。

 あらかじめ買うものを決めてからお店に行きましょう。

 さらに、本当に必要なアイテムだけを買いましょう。

 もし本当に必要なものがないのであれば、何も買わなければよいだけの話です。

 それだけで無駄な支出を抑えることが可能となります。

 では、本当に必要なアイテムとはどのようなものでしょうか?

 考えられるのは以下の3つです。

 (1)壊れてしまい、買い替えが必要なもの
 (2)古くなってしまい、買い替えが必要なもの
 (3)今は持っていないが、今後の自分にとってプラスになるもの

 (1)は代替品を購入しなければならない可能性があります。

 まずはそのもの自体が自分にとって本当に必要なのかどうか考えた上での話になります。

 そのもの自体が実は自分にとって必要ないものなのであれば、当然買い替える必要はありません。

 お気に入りのヘビーローテしていた服が汚れたとか破れたというのであれば、それは買い替える必要があるでしょう。

 (2)も代替品を購入しなければならない可能性があります。

 デザインが古くなったとか、体に合わなくなったとかでお気に入りの服が着れなくなったのであれば、それも買い替えたほうがよいでしょう。

 (3)は注意が必要です。

 これからの自分の人生にプラスをもたらしてくれるのかどうか、真剣に考えましょう。

 少し大げさかもしれませんが、新しいものを購入するということは、それくらい大きなことと捉えるようにしましょう。

 こうして買うものが決まればステップ1は終了。

 次のステップへ進みましょう。  
 
 

ステップ2 何を捨てるのか決める

 断捨離をしている人は、常にものを捨てています。

 収納上手は捨て上手でもあります。

 上手に収納できない人は、部屋がもので溢れかえり、買ってきたものを片付けることができなくなります。

 ですから、買うものを決めたら、それと同時に捨てるものを決めてしまいましょう。

 そうすれば、ものの数は増えませんし、捨てるものがあった場所に収納すればよいので、新たな収納スペースも必要ありません。
 
 ステップ1を思い出してもらえれば、(1)と(2)は簡単に決まるはずです。

 買い替えの対象となるものを捨てればよいだけです。

 問題は(3)です。

 買い替えではなく、新たにアイテムを購入することになるため、捨てる対象がありません。

 ですから、この場合は、最悪何も捨てないという選択になってしまいます。

 が、できればそれは避けたいところです。

 このパターンでの買い物が増えてしまうと、結局部屋はもので溢れかえることになります。

 ですから、今持っているアイテムの中で、本当は必要ないものを探し出して、何かを捨てるようにしましょう。

 他のものに比べて使用頻度が明らかに少ないものとか。

 捨てるものがないのであれば、新しいものも買わないというルールを設定するのも良いかもしれません。 

 捨てるものが決まったら、ステップ2は終了です。

 次のステップへ進みましょう。
 
 

ステップ3 セールのスケジュールを確認する

 次は、どのお店で買い物をするかを決めましょう。

 そのために重要になるのが、セールのスケジュール確認です。

 セールというのは得てして毎年だいたい同じ時期に行われています。

 ネットで調べれば、去年のいつセールをやっていたのかはすぐに分かります。

 僕の場合、evernoteによく行くお店のセールのスケジュールを入力しており、それを見ればいつどこでセールがあるのか、すぐに分かるようにしています。

 これを継続していくと、セール情報のデータベースと化していきますので、どの時期にセールがあるのか、すぐに調べられるようになっていきます。

 セールのスケジュールを確認し、どのお店で購入するかが決まれば、ステップ3は終了です。

 次のステップへ進みましょう。

ステップ4 店舗に行って実物チェック・在庫確認

 買いたいもの、買いたい店が決まったら、実際にお店に行って、実際のものを確認しましょう。

 僕がよくやらかしたのは、実物を見てみたら、なんかイメージが違ったということです。

 イメージしていたものと違うのであれば、買う意味がありません。

 また、ネットで購入して、家に届いてみたら、なんかイメージが違ったということもありました。

 こうなると、せっかく買ったものも大事に使おうとは思いません。

 ですから、特にネットショッピング派の人は事前に実物をチェックしておいた方がいいです。

 本当に自分が買いたいものなのかどうかを、実際に自分の目で見極めましょう。

 また、商品が売り切れてしまい、在庫が無くなってしまうという可能性もあります。

 ですから、1週間前とかに実際に店舗に行って、実物や値段、残数などをチェックしておきましょう。

 間違っても、この事前チェックで買わないように。

 これでステップ4は終了。
 
 最後のステップへ進みます。
 
 

ステップ5 店舗に行って購入

 ここまで来たら、あとは商品を購入するのみです。

 お店に行って、買いたいものがあるかどうか確認して、買いたいものだけを買いましょう。

 
 このステップで買い物ができると、もう1つのメリットが生じます。

 それは、「買い物の時間短縮」です。

 よく「女性の買い物の時間は長い」と言われますが、このステップをきちんと踏んでいれば、あっちのお店こっちのお店とウロウロすることがなくなるはずです。

 なぜなら、行くお店がすでに決まっているわけですから。

 となれば、買い物にかかる時間は相当短い時間で済むようになるのではないでしょうか?

 この余った時間は、もっと他のことに有効活用できるようになりますから、自分にとってますますプラスになります。

 もし万が一、欲しかったアイテムが売り切れていたら、それもまた運命と諦めましょう。

 そして、次の機会を待ちましょう。

 ちなみに、クレジットカードで買い物をする人は、間違ってもリボ払いにはしないように。

 1回払いできちんと購入しましょう。

 そうそう。古いアイテムの処分を忘れないようにしてください。
 
  

まとめ

 以上いかがでしたでしょうか?

 セールとは「安いものを買う機会」ではなく「必要なものを安く買う機会」なのです。

 ですから、節約したい人にとっては絶好のチャンスです。

 セールを有効活用できれば、当然節約にもつながります。

 その代わり、お金を使わせようという誘惑が多いのも事実です。

 それぞれのショップは、あなたにお金を使わせようといろいろな策を練ってきています。

 その誘惑に惑わされないよう、くれぐれも余計なものを買わないように注意してください。