一人暮らしの食費は平均いくら?節約術9個も一挙に紹介!

2020年2月23日

どうも。『毎日が祝日』いわいです。

皆さん、今日も節約に励んでいますか?

お金を貯めたいと思いながら、いろいろな支出をできるだけ減らすべく、節約に取り組んでいることでしょう。

節約に取り組む費目の中に一つに、食費が含まれている人が多いのではないでしょうか?

食費は毎日欠かせない食事のためのものですから、どうしても目が行きやすい費目です。

そして、現状の良し悪しがつかみづらい費目でもあります。

自分の1ヶ月にかけている食費は高いのか?

他の人の食費はどれくらいなのか?

ちょっと気になるところですよね。

そこで今回は、食費の平均を調べ、そこからどうやって食費を節約していくのか、その方法を考えていきます。

特に今回は、一人暮らしに焦点を当てて、見ていきます。

一人暮らしの食費の平均はいくら?

一人暮らしの食費は、平均で一体いくらなのでしょうか?

家計に関する調査は、総務省統計局からデータが公開されています。

総務省統計局の「家計調査結果」によると、各世帯人数別の食費の平均は次のようになっています。

世帯人数食費
1人42,623円
2人65,060円
3人72,694円
4人77,907円
5人87,885円

一人暮らしの食費の平均は、42,623円だそうです。

2人になると65,060円ですから、一人暮らしというのは効率が悪いということが分かります。

となると、食費はなおのこと節約したいと感じる費目になってきます。

皆さんの8月の食費は、上記のテーブルで紹介した食費を下回っていましたか?

それとも、上回っていましたか?

そもそも「分からない」では論外です。

節約以前に、まずは支出を管理するところから始めましょう。

ざっくりで構わないので、家計簿をつけましょう。

家計簿アプリでも構いません。

レシートをスマホで写真に写せばいいだけです。

ちなみに、僕の8月の食費は27,685円でした。

これは、おそらくここ最近では過去最低の食費に抑えることができました。

要因は、食費節約の実験の成果と、夏季休暇取得による会社出社日の減少であると分析しています。

前者は努力の賜物、後者は偶然の賜物です。

あとは、あくまで食費なので、飲み代は入っていません。

僕は飲み代を「交際費」でカウントしています。

ではここからは、一人暮らしの食費をいかに節約するかを考えていくことにしましょう。

42,623円を下回るようにするためには、どのようなことをやればよいのでしょうか?

一人暮らしの食費節約術その1 量を食べすぎない

まずは、あまり量を食べないということです。

食費というのは、食事の量が多ければ多いほど高くなる傾向にあります。

外食をするとき、大盛りを注文すれば、通常メニューより50円とか100円とか高くなったりします。

ご飯をお替りすると、お金を取られるお店もあります。

ですから、大食漢は節約に関して言うと、不利であることは否めません。

だからと言って、食べるのを我慢しろというのは酷な話です。

安くてたくさん食べられるよう食事を工夫する必要があります。

安い食材を買いそろえるとか、安い店を探すとか。

安くて量の多い食材であれば、業務スーパーを利用するとか、コストコ系の大型スーパーを利用するというのが良いかもしれません。

ただし、買った食材は余らせないようにする必要はあります。

一人暮らしの食費節約術その2 外食しない

やはり何と言っても、食費最大の敵は「外食」です。

外食は自炊に比べれば、はるかにコストがかかります。

そのため、外食をしないというのが食費節約の基本中の基本となってきます。

さすがに3食すべて外食で済ませるという人はそう多くないでしょうが、昼食と夕食を外食で済ませるという人は少なくないかもしれません。

まずは外食の回数を減らしていきましょう。

週に1回減らすだけでも構いません。

その分、外食でかけるときの金額に比べて安く食事を済ませる方法に置き換えることができれば、それだけで食費を節約することができます。

土日も外食で済ませている人であれば、土日のどこかの食事は自炊に置き換えるとかしてみると良いでしょう。

慣れてきたら、徐々に外食の回数を減らしていくことで、さらなる食費の節約が可能になります。

一人暮らしの食費節約術その3 中食を利用する

中食(なかしょく・ちゅうしょく)とは、「家庭外で調理された食品を、購入して持ち帰るあるいは配達等によって、家庭内で食べる食事の形態」のことを指します。

節約に最も役立つのではないかと思うのは、スーパーのお惣菜です。

特にそれまで外食で食事を済ませていた人にとって、いきなり自炊というのはハードルが高いです。

そこで、ご飯は自分で炊いて、おかずはお惣菜で済ませるという食事にしてみるという方法があります。

ご飯だけ炊いてしまえば、あとはおかずだけですから、外食するよりはるかにお金を掛けずに食事を用意できます。

実は、僕がこのパターンです。

自炊にはデメリットもあり、それは時間を取られるということです。

お金を節約するためだけなら、自炊という選択一択だと思います。

ただ。僕は他にもやりたいことがたくさんあります。

料理だけに時間を取られたくはありません。

だから、自炊もあまりしません。

お惣菜を中心に、ちゃちゃっと食事の準備をして、さっさと食べて、やりたいことをやる。

そんな生活をしています。

唯一ちゃんと自分で作る料理は、天ぷら・フライ・から揚げなどの揚げ物です。

これは、スーパーの総菜コーナーに置いてある冷めきった揚げ物よりも自分で作った揚げたての方が美味しく感じられるから。

本格的に料理をやるのは、確かにちょっとした気分転換にもなるので、悪くありません。

一人暮らしの食費節約術その4 冷凍食品・レトルト食品・缶詰の利用

食費を節約はしたいのですが、料理の時間はもったいない。

そこで活用できるのは、中食だけではありません。

他にも、冷凍食品、レトルト食品、缶詰、インスタント食品などを活用することができます。

例えば、冷凍食品を使えば、レンジでチンするだけで簡単におかずを一品増やすことができます。

魚系の缶詰なら、缶を開けるだけで食べることができますし、100円台でメインディッシュを用意できます。

また、ご飯には味噌汁がつきものですが、これをいちいち一人暮らしの人間が毎食作るのは大変じゃありませんか?

そこで、小分けのインスタント味噌汁を買ってくれば、簡単に味噌汁が用意できます。

生みそタイプのもので、1袋の単価10円以下になるような安いものもありますし、味も十分です。

「今日はカレーが食べたい!」と思ったら、レトルトカレーを買ってくればよいわけです。

これも、自分でカレーを作るとなると、材料費もバカになりませんし、一度に作る量は一食分にとどまらないでしょうから、何回カレーを食べればいいんだ?という状態になりかねません。

その点、レトルトカレーなら、安いものなら100円前後で購入できますし、お湯を沸かすかレンジでチンするかだけで簡単に食べられます。

一食分だけで済みますから、余りをどうしようという悩みも生じません。

夏場のように食欲が落ちる時期なら、そうめんなどの乾麺を利用するのもよいでしょう。

麺だけなら、一食計算で50円から60円程度で手に入るはずです。

自炊が食費節約の最善策のように捉えられていますが、使い方によってはこれらの食品を使った方が節約になる場合もあります。

しかも、調理が簡単ですから、お金だけでなく時間の節約にもなります。

上手に活用すれば、大変重宝することでしょう。

一人暮らしの食費節約術その5 買い物に行く回数を減らす

そもそも、出費というのは買い物の回数の応じて増えていくことになります。

しただって、買い物の回数を減らせば、自ずと支出も減っていくということになります。

そこで、買い物に行く回数を減らしてみましょう。

買い物に行くのは、〇曜日と〇曜日。

買い物に行かないのは、〇曜日と〇曜日。

という風にルールを決めて、それを忠実に守るよう買い物をしてみましょう。

買い物に行かない日の食事は、家にある食材を使って用意する必要があります。

そのため、ちょっとした創意工夫を求められます。

また、買い物に行くときに、買いすぎないようにする注意が必要です。

買い物に行く回数を減らした分、それを上回るほどの出費をしてしまっては何の意味もありません。

適度な買い物の回数にとどめ、あとはムダな買い物をしない。

それだけでも食費は節約することが可能となります。

一人暮らしの食費節約術その6 買った食材は必ず使い切る

食費を節約するためには、買ったものは必ず食べきらなければなりません。

「ゴミを捨てる」と言いますが、そのゴミの大半は元々自分のお金であるということは理解できていますか?

余った食材を捨てると簡単に言いますが、その食材はスーパーでお金を出して買ったもののはずです。

スーパーでお金を出して買ったものを捨てるということは、ゴミを捨てるという行為がお金を捨てるという行為とイコールであるという認識を持つべきです。

だから、買った食材は必ず使い切りましょう。

そして、食べきりましょう。

言い換えれば、食べきる自信のない食材を買ってはいけません。

その意識があるだけで、余計な食材を買わなくなり、食費を節約できるはずです。

一人暮らしの食費節約術その7 余計な調味料は買わない

ある料理を作りたいがために、それまで使ったことのない調味料を新たに購入した経験はありませんか?

そして、その調味料はほとんど出番なく、賞味期限を迎え、結局捨てることになってしまったという経験はありませんか?

これほどもったいないことはありません。

確かに新しい料理にチャレンジしたくなる気持ちは分かります。

しかし、自分の冷蔵庫の中を覗いてみてください。

いつ買ったか記憶にないような調味料が奥に隠れていませんか?

調味料だけでなく、ドレッシングにも同じことが言えます。

冷蔵庫の中がパンパンになっている人は、一度中身の整理をして、古い調味料やドレッシング類を捨てましょう。

そして、余計なものは買わないよう心がけましょう。

もし、小袋などで小分けになっているタイプのものがあるなら、多少割高でもいいので、小分けタイプのものを買いましょう。

例えば、マヨネーズ、ソース、タルタルソース、ケチャップなどがこれに該当します。

小分けの袋のタイプを購入することで、開封後の劣化を防ぐことができますから、賞味期限までにすべての小袋を使い切ればよいわけです。

使う頻度の少ないものは、100均で少量のタイプの調味料を買うというのも手です。

最近の100均には、実にさまざまな調味料が売っています。

あまり料理をしない人であれば、100均のサイズのもので十分です。

そこまで味にもこだわることもないでしょう。

とにかく捨てずに済ませるようちゃんと使い切ることを意識するのが第一です。

一人暮らしの食費節約術その8 平日ランチの上限は500円

これは僕が8月にテストしていた節約術です。

これまでは、仕事の際のランチの金額は、特に気にしていませんでした。

ただ、どうも支出が多い気がしていたところに、先に紹介した一人暮らしの平均の食費を見て、自分の食費は高すぎると感じました。

そこで何かできることはないかと思い、取り組んでみたことの一つが、平日のランチ金額制限でした。

8月に試してみた感想は、食べられるものがかなり限定されるということです。

総菜屋の弁当、スーパーの弁当、大手牛丼チェーンの牛丼、これらがクルクルとローテーションしていたような感じでした。

その1でも挙げたように、これは少食であるからこそできたように思います。

量を食べる人だとなかなか難しいと思います。

僕ですら、夕方になってお腹がグルグルなっていることがたびたびありました。

逆に女性なら可能な方法なのかもしれません。

一人暮らしの食費節約術その9 ラテマネーにお金を極力使わない

ここまでは食事に関しての話でしたが、食費に含まれるのは食事だけとは限りません。

ドリンクやおやつなども食費に含まれます。

こうなると、節約しなければならない対象がグッと増えてきます。

コーヒー、ドリンク、おやつ、お酒。

これらはすべて「ラテマネー」にくくられるものです。

ラテマネーって何?という人は別の記事にまとめましたので、そちらをご覧ください。

ラテマネーとは何か?節約を意識すべき14個のリスト

コーヒーやドリンクは、とにかく買わないようにするのが一番なのですが、無理という人は代替案を考えるのがよいでしょう。

会社でのドリンク問題であれば、マイボトルを買って、家から持っていくのが一番の対策ではないでしょうか。

とにかく無意識にお金を使ってしまいがちですから、食材より厄介かもしれません。

まとめ

以上『一人暮らしの食費は平均いくら?節約術9個も一挙に紹介!』でした。

いかがでしたか?

自分でも食費節約のためにできそうなことはありましたか?

また、一人暮らしではない人でも参考になる部分はありましたか?

自分で取り組めそうなことから、少しずつトライしてみてください。

今まで何も節約してこなかった人が、これらの食費節約術をすべて一気に真似しようとしても、それは無理です。

ストレスが溜まって、耐えられなくなるだけです。

節約はともすれば我慢をしいることになりかねませんから、徐々にハードルを上げていくようにしましょう。

大事なのは、続けることです。