本当に効果的な節約方法とは?一人暮らしも主婦も可能な節約方法7選
貯金が苦手という人にとって、節約ほど苦痛なものはないのかもしれません。
しかし、貯金が得意な人にとっても、節約は決して得意だとは限りませんし、好きではないかもしれません。
ただ貯金が苦手な人との違いがあるとすれば、節約に伴う苦痛を上手に避けているということです。
また、貯金の上手な人は、本当に支出が目に見えて減る節約方法実践しているということも言えます。
つまり、貯金の上手な人は、苦痛のない、効果的な節約を心掛けているのです。
節約は、がんばってやるものではありません。
無意識のうちにできてしまう節約方法を選択すべきです。
そこで今回は、貯金が苦手な一人暮らしの人や主婦でも可能な、本当に効果的な節約方法をご紹介します。
ちなみに実践者は僕自身であり、ここ4年で1ヶ月あたりの支出を10万円減らすことができました。
本当に効果的な節約方法その1 格安スマホに乗り換える
毎月毎月一定額を支払う支出は「固定費」と呼ばれます。
固定費の代表格は家賃などの住宅費や、スマートフォンやインターネットの通信費です。
まずはこの2つの支出を減らすことを考えるべきです。
貯金が苦手な人は、どうしても水道光熱費から手を出すようなのですが、それでは効果的な節約はできません。
なぜなら、水道光熱費は住宅費や通信費に比べると支出額が小さいため、節約の効果も小さいからです。
効果的な節約を行うためには、金額の大きい費目から攻めるのがセオリー。
よって、まずは自分の支出を洗い出し、どの費目の支出が大きくなっているかを把握ところからスタートさせるのが本来の手順です。
そして、住宅費は大半の人にとって最も大きな支出になる費目。
だから、本来なら住宅費から攻めたいのですが、住宅ローンがある人なら乗り換えたり、賃貸住まいの人なら引越したりと、それなりの労力を伴うことになります。
そのため、すぐに効果を求めるとなると、やや適さない費目でもあります。
そこで目をつけるべきなのが通信費です。
スマートフォンやインターネットの通信費が高くなっている人は多いはず。
毎月1万円以上支払っているのであれば、見直しの余地があります。
スマートフォンであれば、格安スマホに乗り換えるというのが、効果的な節約方法です。
僕のおすすめは、実際に僕も乗り換えた
他にも、
家のインターネット回戦であれば、SoftBank 光
もし何を選べばよいのか分からないときは、お近くの家電量販店に行って、店員さんに聞いてみることです。
複数の店舗を回って話を聞けば、自分に適したものが何かを見極めることができるでしょう。
最近では違約金を負担してくれるので、2年縛りとかを気にしなくてもよくなってきています。
スマホを変えるだけで月5000円の節約ができるのであれば、すぐに乗り換えてもよいのではないでしょうか。
本当に効果的な節約方法その2 毎月の定額サービスをやめる
次も固定費ではありますが、住宅費や通信費、水道光熱費のような大半の人が支払っているものとは異なります。
個人の趣味・嗜好などにより、毎月のように定額を支払っているサービスがあるはずです。
具体的な例で言うと、以下のようなものになります。
・スポーツジム
・スカパー
・ケーブルテレビ
・動画視聴サービス
・ネットショップのプレミアム会員
例えば、あまり通うことができていないのに、スポーツジムに毎月1万円近くの会費を払って、そのままにしていませんか?
正直、週末しか見ることができないのに、スカパーやケーブルテレビに毎月数千円の視聴料を払っていませんか?
そして、毎月の支出が当たり前のことになっていませんか?
これらの支出は、他の人にとっては不要なものです。
誰しもが払っているお金ではありません。
だから貯金に差が生じるのです。
しかも、この手の支出は収入が多いがゆえに支払えるので、収入が多い人ほど支出が増え、結果として貯金ができないにつながります。
僕の場合、スポーツジムとスカパーを解約することで、1ヶ月1万8千円もの節約に成功しました。
単にサービスをやめるだけですから、何の苦痛も生じませんから、非常に効果的な節約方法です。
本当に効果的な節約方法その3 お金のかかる趣味をやめる
固定費のように毎月決まった額ではない支出以外は、「変動費」というくくりに含まれます。
固定費を削ることができたら、今度は変動費に着手します。
ここでも金額が大きい費目から節約し始めるのが鉄則です。
趣味は人それぞれ異なるわけですが、中にはお金がかかる趣味を抱えている人もいます。
・旅行
・ゴルフ
・ショッピング
・ギャンブル
・タバコ
・自動車
・舞台鑑賞
・ジャニーズ
ここでは一部だけ列挙しましたが、趣味ですから非常に多岐に渡ります。
趣味にどれだけのお金を投じているか、きちんと把握できていますか?
実は、この趣味が家計を逼迫していることが多いです。
しかも、収入が多い人ほど。
一定以上の収入があるからこそ、趣味にお金を投じることができます。
そして、自分の楽しみにお金を惜しみなく投じてしまい、その支出はいつからか減らすことのできない"聖域"となっていきます。
一度聖域となってしまうと、再び支出を減らすのは非常に難しくなります。
しかし、その聖域に踏み込まなければ支出の削減は実現できません。
だからと言って、お金のためだけに嫌々趣味を捨てるというのもいかがなものかと思います。
やはり趣味は人生を豊かにしてくれる側面があることは否定できません。
今ある趣味をすべて捨てるのは無理でしょうし、人生がつまらなくなる可能性もあります。
ですから、数ある趣味の中から、本当にこれからも続けていくべき趣味を厳選することはできませんか?
趣味を絞り込むだけで、支出を減らすことが可能なはずです。
僕は服や靴を買うのが好きだったので、年間軽く10万円以上はつぎ込んでいましたが、今では2万円も使わなくなりました。
本当に効果的な節約方法その4 外食・飲み会を減らす
多くの人が頭を抱えている支出は、食費と交際費ではないでしょうか。
食費は多かれ少なかれ、どの世帯でも必ず発生する支出です。
交際費は、人付き合いがある人なら、誰しも発生する支出です。
それゆえに膨張しがち。
一番の原因は、外食と飲み会です。
毎日毎日発生する可能性が高い支出ですから、特に気をつけなければいけません。
油断すると、あっという間に家計を圧迫するおそれがあります。
食費を節約するには、外食に行かないことが一番です。
自炊するだけで食費はあっという間に減ります。
交際費も同様です。
飲み会に行かないだけで節約できます。
僕の場合、外食を減らし、後輩との飲み会を減らしたところ、あっという間に月に3万円以上の節約ができました。
本当に効果的な節約方法その5 無買デーをつくる
貯金ができない理由は、お金を使うからです。
ごく当たり前のこと。
であるならば、お金を使わなければ貯金できるはず。
という発想から出てきたのが、「無買デー」です。
要は、1日お金を使わない日を作るということです。
例えば、週に1日だけは、昼食はお弁当を用意して、夕飯も家にあるもので用意する。
一切お店には立ち寄らず、1円たりともお金を使わない。
たったそれだけです。
これ、思いのほか効果的です。
僕の場合、平日の夕飯を毎日仕事帰りにスーパーかコンビニに立ち寄って購入していたのですが、これを半分に減らしました。
結果として、数千円ですが食費を節約することができました。
僕の手法は、1日まったくお金を使わないというわけではありません。
夜だけ無買デーです。
それでも十分効果が得られました。
工夫次第でいくらでも効果的な節約できるという代表的な方法ではないでしょうか。
本当に効果的な節約方法その6 保険をやめる
大半の家庭で、保険に加入していると思います。
その保険の目的は一体何ですか?
もしかしたら、社会人になって勧められたから、無意識のうちに加入したなんて人はいませんか?
そもそも、その保険の内容をきちんと理解できていますか?
特に医療保険や生命保険だと、正直なところ保障の内容もよく分かっていないという人も多いはずです。
そんな保険に入って、無意識のうちに毎月・毎年保険料を支払っているのであれば、いっそのことやめるのも手です。
保険をやめるだけで年間数万円の節約になります。
家庭によっては、いろいろな保険に加入しているでしょう。
一度すべてを見直してみてはいかがでしょうか?
すべての保険を解約する必要はないかもしれませんが、不要な保険を見つけることはできるかもしれませんし、もっと保険料の安い保険を見つけることができるかもしれません。
本当に効果的な節約方法その7 不要な物を捨てる
最後は、家の中にある不要な物を捨てることです。
これだけ、支出を削減する内容にはなっていません。
しかし、効果的な節約をしたいのであれば、実は不要な物を捨てることが最も重要です。
なぜなら、家の中にあるものを見つめ直し、いらない物を捨てるという行為を通じて、自分にとって本当に必要なものを見極めることができるようになるからです。
不要な物を「ゴミ」と称して捨てていると、ゴミと称している物も、もともとは自分のお金だということを痛感します。
つまり、不要な物を捨てるという行為は、お金を捨てる行為と同じことだと気づかされるのです。
世の中にお金を捨てる人なんているわけがありませんよね。
しかし、物だと大切に扱わなくなり、捨ててしまうのです。
これほど馬鹿らしいことはありません。
ということは、お金自体を大切に扱っていなかったということにも気づかされます。
ですから、不要な物を捨てて以降、自分にとって本当に必要なものが理解でき、お金を使うことに対して慎重になるため、必要ない物は買わなくなります。
お金を使うから貯金できないという根本的な問題にメスを入れるますから、効果的な節約につながるのです。
ちなみに、不要な物は単に捨てるのではなく、
まとめ
以上いかがでしたでしょうか?
今度こそ効果的な節約方法を見つけることができましたか?
大きな支出にメスを入れ、その支出を一気になくしてしまえば、抜群の効果が得られます。
今回紹介した7つの方法は、すべて支出を削るのではなく、支出そのものをやめる方向になっています。
お金を使うことをやめるのが効果的な節約方法なのです。
チマチマと支出を削るより、思い切った削減の方が、大きな節約効果が得られることを理解しておきましょう。