【まとめ】共働きなのに貯金できない家計のための処方箋7選
貯金をする上で収入が多いのは当然ながら有利に働きます。
収入の入り口は一つより複数あった方がよいです。
その意味では、単身世帯より共働き世帯の方が夫婦2人で収入を得ることができますから、圧倒的に有利なはず。
しかし、世の中には以外にも共働きなのに貯金できない世帯があるのも事実です。
なぜ世帯収入が多いはずなのに貯金できないのでしょうか?
今回は共働き世帯にとって、どうすればお金が貯まるのかを考えていきます。
ただし僕個人は、まったく結婚する気のない、いわば独身貴族。
共働き世帯の気持ちを心底理解できるわけではありません。
そこで他サイトの記事を見て、共働き世帯はどのように貯金していくべきなのかを考えていきます。
1.結婚の経済的メリット
『人生100年時代だからこそ考えたい「結婚の経済的メリット」』
結婚はお金を目的としてするものではありません。
しかし収入面のおいてメリットがあることは間違いありません。
収入源が一つから二つに増えるわけですから。
さらに、家賃などの住居に関する支出はどうでしょう。
例えば一人暮らしのときに家賃8万円の部屋に住んでいたからといって、結婚したら16万円の部屋に住むわけではないでしょう。
家賃の高い部屋に住まなければ、貯金のペースは一気に上がるはずです。
食費、水道光熱費も結婚したからといって支出が2倍に膨らむわけではありません。
生活面の支出においてはひとり暮らしは効率が悪く、結婚した方が圧倒的に有利となります。
ただし収入が多いからといって油断してはいけません。
最近では夫婦で財布を別々に管理し、お互いの収入を把握していない世帯も増えているようです。
せっかく結婚したわけですから、そのメリットを生かすためにも夫婦で協力して資産形成していく姿勢が必要です。
2.共働きはコスパがよい
実際に共働き世帯の声を聞くと、「コスパがよい」という声が聞こえてきました。
やはり何と言っても「収入が増える」のが一番。
二人になれば一人の頃と比べて支出も増えますが、それ以上に収入が増えることが大きいようです。
一部の意見として、低収入だったことで共働きにならざるをえないという声もあります。
給料が上がらない中では共働きで世帯収入を上げに行かざるをえない現実も垣間見えます。
3.共働きだからこそお互いを頼ってしまう
『共働きだからこそお互いを頼ってしまう 夫婦に聞いた本音を公開』
共働きはメリットばかりではありません。
デメリットも存在しています。
共働きなのに貯金ができない理由。
それは「相手に対する依存」です。
共働きで相手にも収入があるため、相手に頼ってしまうわけです。
夫に固定費を払ってもらい、妻は自分の好きなことにお金を使う。
気づいたら夫婦ともにたいして貯金をしていなかったなんて話を聞くこともあります。
夫婦の財布が別々になっていることのデメリットです。
結婚した以上、夫婦でお互いに助け合うスタイルを構築することが貯金にとっても重要です。
4.支出の中で食費が大きい
『共働きなのに、お金がたまらない…「どこに使ってる?」「どこを工夫する?」リアルな話を聞いてみました。』
では具体的になぜ共働き世帯で貯金できない理由は何でしょうか?
共働きなのにお金が貯まらないのだとすれば、原因は当たり前ですが支出が多すぎるからです。
では一体何にお金を使っているのか?
その最たるものは食費でした。
これはひとり暮らしでも言えることですが、外食が多くなることで食費は一気に大きくなります。
共働きですから、大きな問題は平日(営業日)のランチです。
ランチを外食ではなくお弁当にできれば、支出は一気に減ることとなります。
ただし、共働きでお弁当を作るとなると労力もかかりますから大変です。
週末に作り置きしておくとか、冷凍食品を活用したりすることで、朝に労力をかけずに済む方法を工夫したいところです。
また、お弁当を作るのが難しいのであれば、ご飯だけを持っていき、おかずは近くのスーパーやコンビニで調達すれば、外食よりもコストを下げることはできるでしょう。
この記事の中では他の支出として、自動車や水道光熱費についても触れられています。
支出を減らすために必要なことは、夫婦で話し合い、協力しあうことです。
お互いの理解があってこそ、節約はうまくいくのです。
5.貯金ができない共働き世帯の実態
『37歳共働き貯金740万。もっと貯蓄できるはずなのにできません』
なぜ共働きだと貯金できないのか?
食費は確かにかさむかもしれません。
ただ、トータルで見て食費以上にお金がかかるのは「住宅」と「子育て」です。
住宅は家の購入による住宅ローン。
子育ては、出産から始まり、衣服から学資保険、習い事、大学の授業料など実に幅広く長きに渡りお金がかかります。
そして、一人暮らしでも変わりませんが、よく分からないムダ遣いがないかどうかを洗い出し、メスを入れることができるかどうかです。
特に夫婦で趣味が異なれば、一方のお金のかけ方が理解できないことも出てくるはず。
それがお互いの財布を共有していないことで起こるデメリットでもあります。
今回の記事の家計を見ると、どの費目の支出が多いかというと、まずは住宅ローン。
繰り上げ返済したいところですが、まずは貯金がきちんとできるようになってからでしょう。
最初に身の丈に合った住宅ローンを組んでおくのが理想です。
次に食費が9万円は高いです。
四人世帯の食費の平均は77,907円。
平均よりやや高め。
1万円減らせば、そのまま貯金が月1万円増えます。
それから使途不明金が月4万円ほどあるようです。
貯金のためには使途不明金を無くすことができるかどうかは必須とも言えます。
家計簿をつけてみることも必要かもしれません。
そして、この手の家計診断で毎回思うのは、なぜスマートフォンの通信費を下げようとしないのかということです。
通信費は4人家族で2万5千円。
格安スマホを使えば少なく見積もっても半分には減らせます。
格安スマホへの乗り換えは、特に我慢をしいられることもなく支出を減らすことが可能です。
貯金したいのに大手キャリアを使用し続けているのであれば、格安スマホへ乗り換えるべきです。
格安スマホにも家族割がありますから、皆で乗り換えればさらにお得になります。
・安定感のUQモバイル
・安さのmineo(マイネオ)
・バランスのBIGLOBEモバイル
6.時短料理のミールキットが共働き世帯を救う?
『共働き世帯に朗報、2019年は「おいしい時短」が流行する?』
夫婦共働きだと食費もさることながら、時間に追われることも多くなりがちです。
そこで登場してきたのがミールキットです。
食材がすでに用意され、あとはレシピに沿って調理するだけ。
あっという間に料理が完成します。
楽天の予想では「自動調理器」がヒットし、さらに「自動調理器用のミールキット」がヒットするのだとか。
有効に時間を使うために、なんでもかんでも節約するのではなく、時間をお金で買うという考え方も必要です。
ミールキットはその点では共働き世帯の大きな味方と言ってよいでしょう。
・たった20分で主菜と副菜を作れるOisixのミールキットで時短料理
・セブン‐イレブンのお届けサービス セブンミール
7.夫婦でどうやって資産形成するか?
夫婦で貯金ができるようになったら、次に考えたいのは投資です。
貯金ができてもいないのに、投資を行うのはもってのほか。
投資にはリスクがつきものですから、あくまで余裕資金があれば行うものです。
住宅ローンや教育資金が必要であればなおさらです。
必要な資金まで投資に突っ込んで、資産を減らしてしまっては元も子もありません。
夫婦共働きであれば、リスクも夫婦で共有すべきです。
貯金の目標を夫婦で定め、そして投資の目標と投資に回す金額も決めましょう。
投資は目先の価格の変動は気にせず、長期保有で資産形成していったほうがよいです。
忘れたころには貯まっている、二人の老後資金として考えてもよいのではないでしょうか。
そこで利用したいのがつみたてNISAやiDeCoといった制度です。
税金面での優遇を得られる両制度を活用することで、よりメリットのある投資を実現できます。
証券口座は以下の3つのうちのどこかで開設するのがよいでしょう。
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
まとめ
以上「【まとめ】共働きなのに貯金できない家計のための処方箋7選」でした。
参考になる記事はありましたでしょうか?
繰り返しになりますが、共働き世帯で貯金を成功させるには夫婦間の協力は欠かせません。
仲のよい夫婦ほど貯金に成功しています。
お互いに依存せず、協力しあって目標となる貯金額に到達できるよう、まずは話し合いの時間を増やしてみてください。