2040年には一人暮らし高齢者になるので7つの対策を考えてみた

国立社会保障・人口問題研究所が2019年4月19日発表した将来推計で、2040年には世帯主が65歳以上の「高齢世帯」のうち40%が一人暮らしとなることが分かりました。

東京都では45%超となるといいます。

僕自身も2040年に生きていれば高齢者になっていますので、今回は今からできる対策を考えてみたいと思います。

1.老後資金を蓄える

とにもかくにもお金がないと始まらないでしょう。

年金はどこまであてにしてよいのか分かりません。

まだ40代ですから、医者のお世話になる機会は少ないですが、60代ともなればそうもいかなくなります。

よって、医療費の支出の増加は想定しておかなければいけません。

その後、介護を要する状態に陥る可能性は高く、介護を受けるにもお金が必要です。

一応貯金は4000万円ありますが、これから何が起こるか分かりません。

住宅を購入すれば、これまで貯めた資金は一気に減少します。

お金はもっと貯めておきたいです。

2.認知症対策を行う

高齢者となって一人暮らしをしていく上で怖いのは認知症です。

自分で正常な行動がとれなくなっては、まともに生活していくことが困難になります。

そのため、何が何でも認知症にはならないよう対策を講じなければなりません。

例えば、ゲームや脳トレのような脳に刺激を与える活動をする。

実は、プレステを買おうか考えていました。

あとは運動や食事。

そして、何と言っても社会的交流でしょう。

僕の叔母がそうですが、叔父に先立たれてからどうも怪しいと感じています。

人との会話は重要なのかもしれません。

最後は自分が認知症にならないよう祈るのみです。

3.自立歩行の維持

一人暮らしでは、自分ですべてのことをこなさなければなりません。

そのためには、自分が動けることが大前提。

よって、できるだけ長きに渡り自力で歩行をできるように体力をつけておく必要があると考えています。

できる対策は、とにかく歩くこと。

そして筋トレ。

最終的には自立歩行できなくなるのでしょうが、極力その時期を遅らせる努力はしておかなければならないと感じています。

4.老人ホームに入居する

一人暮らし対策としては、一人暮らしを避けるという選択もあります。

その第一に、老人ホームに入居することが挙げられます。

ただ、老人ホームに入居するにしても、お金が必要です。

そもそも、団塊ジュニアは人口も多い世代ですから、入居できる空き枠があるかどうかも心配です。

仕事が落ち着いた年齢であれば、住む場所は東京にこだわる必要はなくなりますので、都心部から離れても特段大きな問題はありません。

都心部から離れた地域にある老人ホームのほうが料金的にもお得でしょう。

もしかしたら、老人ホームに入るのが最も妥当な選択肢なのかもしれません。

5.結婚する

一人暮らしを避けようと思えば、結婚するという選択肢もあります。

というか、本来であればこの選択肢が最も妥当というか、一般的な選択肢です。

今から婚活を始めても、間に合いますか?(笑)

ただし、僕の性格上、よほどのことがない限り結婚はないと思います。

6.地元に帰る

一人暮らし対策としては、老後は地元に帰るというのも一つの手かなと考えています。

一人暮らしから脱却できるわけではありませんが、東京に比べれば周囲に親戚・知人が圧倒的に多くなります。

また、田舎ならではのコミュニティのおかげで、実家の近所で僕のことを知らない人はいません。

もちろん、20年も経てば状況は変わっているでしょうが、それでも東京よりはマシ。

ただし、圧倒的に生活は不便になります。

車がないとスーパーやコンビニにも行けないような場所。

先日も池袋で高齢者ドライバーによる痛ましい事故が起きましたので、さすがに高齢者になってから車の運転をしたいとは思いません。

公共の公共の交通機関は電車もバスも1時間に1本しかありませんし、将来はもっと減るかもしれません。

タクシーに至っては、日常的に利用するには費用がかかりすぎます。

また、水道料金もちょっとお高めなのを始め、行政サービスにも期待しづらいのが地方の悲しいところ。

住んでいる自治体が将来財政破綻してもおかしくない状況です。

そう考えるとデメリットも大きく、現実的には難しいかもしれません。

7.行政の対策に期待する

例えば、東京都では19年度に認知症対策に37億円を投じる計画があります。

区や市町村が実施する認知症検診に補助金を交付したり、認知症患者や家族を支えるための拠点を増やしたりするとのこと。

こういった対策をどんどん増やしてもらい、独居老人でも安心して暮らせる世の中にしてもらいたいです。

しかし、人口減少フェーズに入っているため、行政の関心は出産・子育て支援に移っているのではないかとの懸念を持っています。

あと20年でいなくなる世代より、これからの20年を支える世代のほうが大事だと政策が転換しているかも。

はたまた早急に労働人口確保を目指すために移民対策に注力しているか。

もし本当にそうなった場合、団塊ジュニアはまさに「不遇の世代」。

やはり自力で何とかしなければならないのでしょうか。

まとめ

以上『2040年には一人暮らし高齢者になるので7つの対策を考えてみた』でした。

まだまだ先のこととはいえ、非常に心配です。

悩み過ぎるのも問題ではありますが、いざ2040年になったとき、複数の選択肢は持っておいた方が理由であることに間違いありません。

その時が来てから慌てることのないよう、できる限りの準備を今からしっかりやっておいたほうがよさそうです。