【書評】50歳からのゼロ・リセット

【書評】50歳からのゼロ・リセット

今週は、こちらの本を読んでいました。

偶然見かけた本です。

最近、いろいろとモチベーションが下がっており、あまりよくない状況にあることを自覚していた最中、偶然見かけました。

「ゼロ・リセット」というタイトルの言葉が今の僕に求められているもののように感じたので、まだ50歳まで5年ある身ですが、すぐさま書店に行って購入し、読んでみました。

気づきの多い本でしたので、ここでご紹介させていただきます。

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今回の動画は『【手取りはいくら?】独身一人暮らし年収700万円生活のリアル5選』です。高い年収に憧れる人は多いと思いますが、その手前の世界が気になる人も多いようです。そこで今回は、高年収の一歩手前、年収700万円の世界をご紹介します。1000万円の手前だとどのような生活になるのかを知ることができます。
また、『【必見】貯金が5000万円を超えたら生じた5つの変化』も公開していますので、併せてご覧ください。
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著者・本田直之氏とは?

この本の著者である本田直之氏のことを、僕は知りませんでした。

バックスグループの常務取締役としてJASDAQ上場に導いた方で、現在はレバレッジコンサルティング株式会社代表取締役として、日米のベンチャー企業への投資事業を行っているようです。

トライアスロンをやったり、ソムリエの資格を持っていたり、大学の非常勤講師をやったりと幅広く活躍されている方のようです。

小見出しを見てもらえば、内容が分かる

本を読み進めると、いくつも自分にあてはまるような事柄が出てきました。

セミリタイアとキャリア構築、そして時代の変化への対応。

気になっていたことが、次々と並んでいます。

だから、今回は小見出しを並べます。

気になったところを読んでもらうだけでも十分な価値があります。

最近の本では珍しく、972円と安くなっています。

序 50歳は人生最大の転機であり、チャンスでもある

  • 50歳手前で気づいた、時代に対応しきれていなかった自分
  • 「年齢に関係なく成長できる」ことを示してくれた人
  • 「気づけた人」からチャンスが広がる
  • わたしが50歳からの人生にワクワクしている理由
  • 予定通りにいかない人生だからこそ、楽しみ方がある

僕自身も最近の時代の変化、プロダクトの進化に徐々に遅れを取り始めていることに気づいていました。

変化に対応できる人こそ生き残るはずですが、遅れ始めているのはビジネスマンとしては致命的です。

しかし、その一方で「年齢に関係なく成長できる」とも書かれています。

要は本人次第。

これからの人生も、どう取り組むかで楽しさが変わってくることを示してくれています。

第1章「手放す(リセット)」ことで自分の本当の強みが見えてくる

  • パターン化された毎日が頭を固くする
  • 変化に気づいたら「とりあえず試してみる」
  • やがて使えない人になるビジネスパーソンの共通点
  • 「いつもの場所」にばかりいることの危うさ
  • 50歳からは教える、のではなく、教わる
  • それは「自分の意思」でやっていることか
  • 50歳は新入社員になったくらいのつもりでいい
  • これまでの知識・経験は、いったんしまい込む
  • お金より時間を意識した生き方を
  • 自分の時間と同じくらい相手の時間も尊重する
  • まず電話をしないわたしが、あえて電話をするとき
  • 「忙しい」「損な役回り」が口ぐせの人は、なぜ仕事ができないか
  • 職種にかぎらず残業が多い人の共通点
  • 仕事人おつぃて劣化していかないためのトレーニング
  • 「無駄な仕事」に無自覚になっていないか
  • 効率の悪い仕事のやり方を大胆に変えるには
  • 捻出した時間を「真の自由時間」に変えるために
  • 時間の「単位」を変えてみよう
  • あえてアウェーに飛び込むことで得られるもの
  • 常にインプットを続けることの重要性
  • 「副業」ではなく「複業」のすすめ
  • そのベースには好奇心がある
  • 「お金を払って」でもやりたいことは何か
  • 居心地のいい日常にい続けてはいけない理由
  • 好奇心の導火線に火をつけるヒント
  • あらためて50代の自分に問い直しておきたいこと

長きに渡る章ですが、ここでも気づきはたくさんあります。

最近できなくなっているのは、「とりあえず試す」ということです。

年々腰が重くなっている自分がいます。

「50歳からは教える、のではなく、教わる」「50歳は新入社員になったくらいのつもりでいい」「これまでの知識・経験は、いったんしまい込む」といった辺りは示唆に富んでおり、これからの仕事の取組み方を再考する良いきっかけとなりました。

また、ここ最近の自分の低調さの理由に、好奇心の欠如を感じていました。

その点についても、有益なアドバイスがありました。

動き出す前に「正解」を探している人は、動き出せない。

(引用元:『50歳からのゼロ・リセット』p77)

まさにご指摘のとおりです。

第2章 変化の時代、「何を」譲らずに生きるのが幸せか

  • すでにAIに取って代わられている意外な仕事
  • 「15年で49%の仕事がなくなる」のは本当なのか
  • 今から30年前、こんな未来予想が語られていた
  • 人間にしかできないオリジナリティをいかに身につけるか
  • 会社という後ろ盾をうまく利用する
  • 仕事と捉えるか、作業と捉えるかで、その後が変わる
  • 老後にいくら必要か、なんて発想自体がナンセンス
  • 大量消費の時代から、自分の価値観に沿って生きる時代へ
  • 「自分にとって」何が快適か
  • 中古のバンに寝泊まりする大リーガー
  • 欲しいものがたくさん買える人生がはたして幸せか
  • お金を投資に使う前にやっておきたいこと
  • お金の本質をどう学ぶべきか
  • 人生を楽しいむための体メンテナンス
  • いくつになってもこの投資だけは怠らない
  • その1秒・1キロへの挑戦が仕事にも生きてくる

この章には、お金に関する記述もありました。

が、なんといっても「老後にいくら必要か、なんて発想自体がナンセンス」、これに尽きるでしょう。

大切なのは、幸せな暮らしを実現するために、今やるべきこと、これからやりたいことをしっかり理解することだと述べています。

これが理解できていれば、お金がいくら必要かという議論がもはや不要です。

また、これからの時代は、大量消費時代の終焉を迎えるため、お金の使い方を見直すことを提案しています。

第3章 今こそ、自分の「現在地」を確認しておく

  • 自分の立ち位置を知る1つのモノサシ
  • 今の自分を最も高く評価してくれるのは誰か
  • 50代は基本的に「会社を辞めてはいけない」
  • これから資格取得、英語スコアに意味がなくなる
  • 資格を取ることをより、はるかに重要になってくること
  • 収入源を増やすのにスキルはいらない
  • 50代でますます重要になる「自分と向き合う時間」
  • 「正解」がないからこそ、小さな実験を繰り返す
  • 自分の「現在地」を知るためにも人生の長期プランを
  • これからの人生に必要なのは「ヨコの人間関係」
  • 誰とでもオープンにつながればいい、というわけではない
  • 10代の若者、70代の高齢者ともフランクに付き合えるか
  • 変えられることと変えられないことを区別する

やはり一番は「50代は基本的に会社を辞めてはいけない」です。

確かに条件面などを考えると、今の会社にい続けることが圧倒的に有利です。

転職したら、かなり高い確率で給与は下がります。

老後の準備もしやすいでしょう。

お金がない人は当てはまるかもしれません。

第4章 「自分の人生」を取り戻す、この小さな一歩

  • あなたの能力にいくらの価値があるかを計る法
  • 「5万円稼ぐ」ことの難しさを知っておく
  • 50代でこれを実験しておかないと大変なことに
  • あなたが思っているより働き方の選択肢は広がっている
  • 朝の活用がクリエイティブな人生につながる
  • ラクに流されない仕組みを作っておく
  • 50歳からの食事は引き算で考える
  • 自分の体、ライフスタイルに合った食生活とは
  • 3ヶ月に1度の軽い断食で、体を内側からリセット
  • 睡眠時間を削ってがんばる、ほど非効率なことはない
  • 昼間のパフォーマンスを最大限に高める睡眠の工夫
  • 会社名や肩書抜きで「自分」を語れる訓練を
  • アドバイザー的な仕事を作り出す、という戦略
  • 常に「誰の役に立てるのか」の視点を持つ
  • アウトプットをし続けていくことの価値
  • 人生が変わったきっかけは「好きなことをやろう」
  • 変化していく人生を、楽しめる人でいるために

やはり一定の年齢を過ぎると、肉体的に衰えてきます。

そのため、食事と睡眠の重要性がこれまでの人生に比べてはるかに大きくなります。

その点は自分でも理解して取り組んでいましたが、3ヶ月に1度の軽い断食には興味を惹かれました。

もちろん、断食についても情報は得ていましたが、実行となるとさすがに躊躇していました。

改めて考えるきっかけになりあmした。

そして、最後は人生を楽しめるかどうか。

最後はその点に尽きるのだと思いました。

まとめ

以上『【書評】50歳からのゼロ・リセット』でした。

まだ50歳になっていない人でも、これからの人生をどう歩もうとしているのか迷っている人であれば、十分役に立つ内容となっています。

もちろんどちらかと言えば年齢は高めの人が対象にはなりますので、若い人が読む場合は、その点はあらかじめ理解した上で読んでみてください。

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