未婚男性は要注意?「おひとりさま」老後の幸せと資産運用の関係

未婚男性は要注意?「おひとりさま」老後の幸せと資産運用の関係

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

以前も一度紹介したことがあると思いますが、フィンウェル研究所の野尻哲史氏の記事です。

老後の暮らしの満足度についての記事です。

老後の「おひとりさま」確定的な私にとっては気になるので取り上げてみました。

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男性「おひとりさま」の満足度が低い

下の表はフィンウェル研究所が行った「60代6000人の声」アンケート調査結果です。

家族構成別にみた生活全般の満足比率は以下のとおりでした。

家族構成別にみた生活全般の「満足比率」

まず有配偶者世帯と単身世帯で明らかに単身世帯の満足度が低いです。

配偶者のいたほうが老後の生活の満足度が高いということになります。

独身には何ともつらい結果です。

そして何と言っても気になったのは男性おひとりさまの満足度が低いこと。

明らかに女性と比較して低いです。

これ、何が原因なのでしょうか?

単身世帯は何があると老後の満足度が高まるか?

そこで満足度を上げる要因はないかと以下の16項目で分析をしてみたそうです。

①健康水準の満足度
②人間関係の満足度
③仕事・やりがいの満足度
④資産水準の満足度
⑤住んでいる都市の規模
⑥年齢
⑦性別
⑧仕事をしているかどうか
⑨公的年金を受給しているかどうか
⑩子どもが同居しているかどうか
⑪親が同居しているかどうか
⑫世帯保有資産額
⑬資産運用をしているかどうか
⑭年間生活費の金額
⑮世帯年収
⑯資産は自分の寿命をカバーすると思うか

すると60代の特徴として3点が判明したそうです。

また60代の特徴ともいえるのだが、⑧「仕事をしていないこと」が生活の満足度を高めることも分かった。さらに⑬保有する資産が自分の寿命をカバーする、という自己評価も生活の満足度につながっていることも分かった。

まず「仕事をしていないこと」が満足度を高めたというのは注目です。

やはり多くの人は本音では働きたくないのではないでしょうか。

お金のために働かざるを得ない状況を脱し、老後はいつでも仕事を辞められる状況に自分の身を置けるかどうかが重要になりそうですう。

次に「保有する資産が自分の寿命をカバーする」という点も満足度につながっていました。

これはいわゆる「老後資金」の話です。

要するに、貯めた老後資金で十分人生を逃げ切れる目途が立ったという安心感でしょう。

高齢者の後悔の多くに「もっと貯金しておけばよかった」という項目が挙げられます。

老後資金を貯めておけば自らの意志で仕事を辞められる。

よって、この2つはリンクしていると言えそうです。

資産運用で満足度が上昇

そして3つめがこちら。

注目したいのは、60代の単身世帯だけに強く表れた、⑬資産運用をしていることが満足度を高めているという特徴だ。これは有配偶世帯には有意に表れなかったことから、単身世帯特有のものといってもいいだろう。

なんと「資産運用していること」が満足度を高めているとのこと。

しかも60代単身世帯のみに表れた特徴だそうです。

これは一体なぜでしょうか?

ただ単に資産運用しただけで満足度が上がるとは到底思えません。

資産運用したことにより、寿命をカバーできるだけの老後資金を蓄えることができたとか。

あるいは投資をおこなうことで配当収入や家賃収入などを得られる仕組みができており、少ない年金をカバーし生活できているのではないでしょうか。

このアンケート結果から即「資産運用したほうがいい」と推奨はできないと思います。

しかし老後を見据えた資産運用をして、資産運用がうまくいけば資金面だけでなくメンタル面においてもプラスになる可能性があると言えそうです。

まとめ

以上『未婚男性は要注意?「おひとりさま」老後の幸せと資産運用の関係』でした。

いかがでしたか?

老後は男性おひとりさまの場合、いかに心を満たすかが重要と気づけたのは大きいです。

仕事、お金は極めて重要なポイントと言えそうです。

あとはその人なりに生きがいを見つけ、人間関係を築いておくと長い老後も寂しくなく、乗り切れるのではないでしょうか。

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