「所帯持ちvs未婚」幸せな老後を送れるのはどっち?
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
こちらは週刊SPAの記事です。
40代の既婚・未婚男性各300人を対象に「老後への展望」に関するアンケートを行ったとのこと。
所帯持ちと未婚で回答にどのような違いがあるのでしょうか?
1.年金以外の収入をより多く得たい既婚者
最初は、「70歳のとき、年金以外にどの程度の収入を得ていないですか?」。
アンケートの結果はこちら。
Q1.70歳のとき、年金以外にどの程度の収入を得ていたいですか?
(引用元:https://nikkan-spa.jp/1584215/3)
・1000万円以上 既婚者39人/未婚者39人
・700万~1000万円未満 既婚者 6人/未婚者 9人
・500万~700万円未満 既婚者15人/未婚者 9人
・300万~500万円未満 既婚者60人/未婚者30人
・200万~300万円未満 既婚者75人/未婚者36人
・100万~200万円未満 既婚者72人/未婚者81人
・1~100万円未満 既婚者24人/未婚者57人
・いらない 既婚者 9人/未婚者39人
家族のいる既婚者の方がより多くの収入を得ていたいと考えている傾向が見て取れます。
2.65歳以降も収入のために働きたい未婚者
2つめの質問は、「65歳以降も働いていたいと考える理由は?」。
アンケートの結果はこちら。
Q2.65歳以降も働いていたいと考える理由は?(複数回答可)
(引用元:https://nikkan-spa.jp/1584215/3)
<既婚者>
1.収入………..54.6%
2.社会との接点…42.3%
3.生きがい…….25.0%
4.健康………..21.3%
5.社会貢献…….10.3%
6.暇つぶし…….10.0%
<未婚者>
1.収入………..70.6%
2.社会との接点…21.6%
3.健康………..21.3%
4.暇つぶし…….20.0%
5.生きがい……..7.0%
6.社会貢献……..6.0%
既婚者は「収入」が1位ですが、2位の「社会との接点」も42.3%と高くなっています。
それに対して未婚者は、1位の「収入」が70.6%と圧倒的に高くなっており、傾向が異なっています。
3.長く働いていたいと思わない未婚者
3つめの質問は、「あなたは70歳まで働いていると思っていますか?」。
アンケートの結果はこちら。
Q3.あなたは70歳まで働いていると思っていますか?
(引用元:https://nikkan-spa.jp/1584215/3)
<既婚者>
・まだ働いている 63人
・できれば働きたくはないがまだ働いている 94人
・もう働かなくてよくてもまだ働いている 36人
・働いていたいがもう働けていない 26人
・もう働いていない 81人
<未婚者>
・まだ働いている 54人
・できれば働きたくはないがまだ働いている 94人
・もう働かなくてよくてもまだ働いている 21人
・働いていたいがもう働けていない 14人
・もう働いていない 117人
未婚者の「もう働いていない」の割合が高いことに気づきます。
やはり、自分を養う分を稼いでしまえば、あとは働く必要はないと考えている人が多いのでしょう。
既婚者も未婚者も幸せになってもらいたい
それにしても、このアンケート、いかがなものでしょうか?
既婚者と未婚者、どちらが幸せになるか?
既婚者であろうと未婚者であろうと、みんなが幸せになるのがいいに決まっているじゃありませんか。
この比較に何の意味があるのでしょうか?
全く意味が分かりません。
昨今の老後資金2000万円不足の解決策のヒントにもならない、ただ40代の人に質問しただけのものでした。
例えば、現在年金を受給している人に質問して、これから老後を迎える現役世代のためのヒントになるようなアンケートを実施してもらいたかったです。
まとめ
以上『「所帯持ちvs未婚」幸せな老後を送れるのはどっち?』でした。
いかがでしたか?
既婚者であっても未婚者であっても、老後に幸せになる権利はあります。
あとは老後の準備をしっかりやるかどうか、既婚・未婚どちらにしても、すべては自分次第です。