ねんきん定期便よりねんきんネットが便利な5つの理由
みなさんは、「ねんきん定期便」をちゃんとチェックしていますか?
年1回、誕生日月に届くようになっているはず。
このブログを読みに来る人なら、見覚えがない人はいないですよね?
ただ、このブログでは何度となく、ねんきん定期便より「ねんきんネット」のほうが便利ですよとお伝えしてきました。
そこで今回は、ねんきんネットがねんきん定期便よりどれだけ便利かをお伝えてしていきます。
ねんきんネットが便利な理由1 常に最新の年金記録を確認できる
ねんきんネットが便利な理由1つめは、常に最新の年金記録を確認できることです。
ねんきん定期便は、年1回しか届きません。
1年間自分のねんきんの状況を放置した状態になるということです。
その点、ねんきんネットであれば、毎月支払っているであろう年金の最新状況を常に把握することができます。
ねんきん定期便に書かれている過去の加入履歴は、もちろんねんきんネットでも確認できます。
となれば、ねんきんネットを利用していれば、もはやねんきん定期便は不要です。
ねんきんネットが便利な理由2 将来の年金見込額を試算できる
ねんきんネットが便利な理由2つめは、将来の年金見込額を試算できることです。
50歳未満の人の場合、ねんきん定期便には、これまでの加入実績に応じた年金額が記載されています。
この金額は、実際に支払われる年金額ではありません。
まだまだ年金に加入し続けることになるわけですから、実際の支給額はもっと大きくなります。
したがって、実際に将来いくら受け取ることになるのかは分かりません。
ただ、これは仕方のないことです。
なぜなら、長い人生において、今後がどうなるかは分からないからです。
ですから、直近まで支払った金額でどれだけの年金額になるかを教えるというのは自然だと言えます。
しかし、昨今の年金の置かれた状況を考えれば、将来的には年金がいくらになるのか気になる人がきっと多いはず。
そんな時、役に立つのがねんきんネットです。
ねんきんネットには、「年金見込額試算」ができるツールが提供されています。
このツールを使えば、あらゆるパターンで将来いくら年金をもらうかが試算できます。
例えば、今の会社を定年退職まで勤め上げ、65歳から年金を受け取ると、いくらもらえるのかといった最もオーソドックスなパターン。
あるいは、巷で話題の繰り下げ受給をして、70歳から年金を受けとるようにして、42%アップさせたパターン。
はたまた、50歳で会社を辞めてセミリタイアして、60歳までは国民年金に加入するパターンなどなど、実に様々なパターンを試算することが可能になっています。
パターンは5つしか保存できませんので、新しいパターンを作りたいときは削除しなければいけないのが唯一の残念なところ。
それを除けば、かなり楽しめます。
ねんきんネットが便利な理由3 持ち主不明記録を検索できる
ねんきんネットが便利な理由3つめは、持ち主不明記録を検索できることです。
少し前に加入記録問題があり、大きな問題になりました。
もし自分の加入記録に抜け漏れがあったとしたら、受け取れるべき年金額を受け取れない可能性が出てきてしまいます。
そんなときは、ねんきんネットで持ち主不明記録を検索できるようになっています。
僕の場合、不明記録がありませんでしたので、ここから先は僕自身の目では確認できませんでした。
不明記録があると、いくつかの入力作業を行い、画面を印刷して年金事務所・年金センターに持参していただけば、抜け漏れがなくなるかもしれません。
ねんきんネットが便利な理由4 各種届書を作成できる
ねんきんネットが便利な理由4つめは、各種届書を作成できることです。
手書きで書類を書くのは面倒ですよね。
そんなときは、ネットに入力して書類作成できるようになっています。
まあ、そんなに年金関連の書類を書くことは多くはないでしょうが、知っておくと便利かもしれません。
ちなみに、電子申請はできません。
ネットで入力して、印刷する必要があります。
その意味では、ねんきんネットにはまだまだ伸びしろがあると言えます。
ねんきんネットが便利な理由5 通知書の再交付依頼ができる
ねんきんネットが便利な理由5つめは、通知書の再交付依頼ができることです。
以下の種類の通知書について、再交付申請を行うことができます。
- 社会保険料(国民年金保険料)控除証明書
- 公的年金等の源泉徴収票
- 年金額改定通知書
- 年金振込通知書
- 支給額変更通知書
こちらはオンラインで申請できるようになっています。
まとめ
以上『ねんきん定期便よりねんきんネットが便利な5つの理由』でした。
いかがでしたか?
まだ「ねんきんネット」に登録していない人は、ねんきん定期便にアクセスキーが同封されていたはずです。
アクセスキーを使って新規登録してみてください。