自動積立すればお金が貯まるわけじゃない!正しく貯める5STEP
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
よくある自動積立に関する記事です。
自動積立は、貯金ができると思われがちですが、果たして本当にそうなのでしょうか?
個人的に経験では、お金は貯まります。
かなり貯まりました。
しかし、中には自動積立でも貯められない人がいるのです。
正直なところ、信じられません。
何が一体お金を貯められない原因なのでしょうか?
自動的に貯まる仕組みの例
お金を貯められる人は、自動的にお金が貯まる仕組みを作るのが上手いです。
お金を貯めようと努力するというより、気づいたらお金が貯まっていたという表現の方が正しいかもしれません。
自動的にお金が貯まる「自動積立」の仕組みとしては、有名な方法が以下の2つです。
①財形貯蓄制度
②銀行の積立定期預金
さらに、ここ最近の投資への興味・関心の向上から、以下の2つも追加してよいかもしれません。
③iDeCo
④つみたてNISA
これらの自動積立の方法を使えば、本来ならお金が貯まるはずです。
それなのに、なぜ貯められないのか?
正しい自動積立はどのように行えばよいのか、5つのSTEPで考えていきましょう。
正しい自動積立のSTEP1 1年でいくら貯めるかを決める
自動積立の1つめのSTEPは、「1年でいくら貯めるかを決める」です。
自動積立の基本は、毎月決まった金額を貯めていくことです。
ある月は5万円で、ある月は1万円といったムラを作ってはいけません。
必ず毎月同じ金額を貯金しましょう。
これが大前提です。
毎月同じ金額を積み立てることができてこそ、自動積立は成立します。
その上で、1年でいくら貯めるのかを決めましょう。
目標金額が決まっていれば、そして達成したい時期が決まっていれば、あとは単純な計算をするだけで1ヶ月に貯めるべき金額が決まります。
正しい自動積立のSTEP2 積み立てる金額を捻出する方法を考える
自動積立の2つめのSTEPは、「積み立てる金額を捻出する方法を考える」です。
いくら積み立てたいという願望を抱くのは自由です。
しかし、積み立てたい金額を捻出できるかどうかは別問題です。
なぜなら、それまでに使っていた生活費を削らなければ、積み立てたい金額は捻出できないからです。
そもそも、積み立てたい金額を最初から用意できるのであれば、自動積立などするまでもなく貯金できているはずです。
ですから、それまでの生活費をいかに削って、いかに積立額を捻出するか、その方法を考えなければならないのです。
そりゃそうです。
積み立てるだけでお金が貯まるなら、これほど楽な話はありません。
でも、実際は積み立てるだけではお金は貯まりません。
毎月いくら積み立てたいのか?
積み立てるためには、何の支出を何円削る必要があるか?
通信費?食費?交際費?
ちゃんと積み立てたい金額を捻出するまで、支出の削減を計画しましょう。
正しい自動積立のSTEP3 金融機関で手続きする
自動積立の3つめのSTEPは、「金融機関で手続きする」です。
いくら積み立てて、積み立てできると判断したら、金融機関で手続きをしましょう。
会社の財形貯蓄制度であれば、会社から書類をもらってということになるでしょうか。
あと、今やネットで手続き。
スマホでも可能なら、どこでも手続きできます。
ただし、この気軽さは要注意。
自動積立したお金は、気軽に引き出せないようにすべきです。
自動積立のメリットは、簡単に引き出せないから貯まりやすいことですから。
正しい自動積立のSTEP4 今までより少ないお金で1ヶ月生活する
自動積立の4つめのステップは、「今までより少ないお金で1ヶ月生活する」です。
自動積立は、ここからが本番と言っても過言ではありません。
実際に積み立てた金額が貯金として残るよう、1ヶ月を生活しなければなりません。
自動積立で失敗する人は、ここで躓きます。
せっかく自動積立したのに、結局生活費を下げられず、積み立てた意味がない。
そして、待ち受けるのが次。
正しい自動積立のSTEP5 貯金を取り崩さない
自動積立の5つめのSTEPは、「貯金を取り崩さない」です。
自動積立で失敗してしまうのは、結局生活費を下げられず、貯まっていた貯金を取り崩してしまうからです。
貯金を取り崩してしまったら、もはや自動積立の意味はありません。
絶対に貯金を取り崩さないように生活するのです。
もはやここからは我慢の世界かもしれません。
「スマホを格安スマホにすれば我慢せずに節約できる」などと言う人もいますが、そもそも貯金できない人はお金があれば使ってしまうわけです。
だから、どうしたって最初のうちはお金を使わないよう我慢が必要です。
綺麗事など言っている場合ではありません。
本当に必要なのは、お金を絶対に貯めるという意志なのです。
まとめ
以上『自動積立すればお金が貯まるわけじゃない!正しく貯める5STEP』でした。
いかがでしたか?
楽してお金を貯める方法などないことが分かっていただけましたか?
自動積立は貯めやすい方法であることは事実ですから、貯金の取り崩しだけは絶対に避けるよう努力してみてください。