『30歳までに1000万貯めた人が語る「貯蓄5鉄則」』は基本正しい

『30歳までに1000万貯めた人が語る「貯蓄5鉄則」』は基本正しい

どうも。いわいです。

しばらくブログから遠ざかっていましたが、徐々に時間にも心にも余裕ができてきました。

以前のような毎日更新は難しいですが、週末くらいは毎日記事を書いていこうと思います。

そんな中、久しぶりに良い記事を見つけたので、共有したいと思います。

今回ご紹介する記事はこちら。

自分の貯金哲学がある以上、なかなか他人の記事に共感することはないのですが、今回の記事は良いことを書いてあると思いました。

これからお金を貯めたいと考えている人にとっても参考になる点が多いと思います。

では早速いってみましょう。

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今回の動画は『47歳で金融資産5000万円を築く過程で捨てて良かったもの7選』です。おかげさまで47歳のときに金融資産5000万円を達成しました。その過程でいろいろなものを捨ててきました。捨てた結果、支出が削減でき、貯金のペースが上がっていきました。そこで今回は「これを捨てれば貯金できる!」というものをご紹介していきます。
また、『【本物の準富裕層が語る】「金融資産5000万円は勝ち組」は真っ赤なウソ』も公開していますので、併せてご覧ください。
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貯金1000万円は、はるか向こうの目標ではない

貯金1000万円というと、貯金が1000万円未満の人からすれば、エベレストのごとく壮大な金額のように聞こえるかもしれません。

しかし、1000万円貯めるということに限って言えば、難しい話ではありません。

例えば、収入が多くなった40代から50代であれば20代の人に比べれば1000万円を貯められる確率は高まるでしょう。

さらに子育てが終わったり、住宅ローンがひと段落すれば、一気に貯金のペースが上がりますから、より短期間で1000万円を貯めることも可能になります。

ちなみに、この記事の筆者は30歳までに1000万円貯めようと語っていますが、現実的にはなかなか難しい人も多いと思います。

ただ私も似たような考え方は持っており、過去に「35歳までに1000万円貯めよう」という記事を書いています。

早くから貯める意識を持っていたり、習慣を身に着けておくことは貯金する上で圧倒的に有利に働きます。

なんといっても「時間」という味方を手にすることができるからです。

今の楽しさを享受したい気持ちも分かりますが、将来のことも考えたほうがよいでしょう。

NGその1 ボーナスを給与口座に入れっぱなしにする

この記事の筆者は、貯金するための「NG行動」を5つ紹介しています。

これらは正しいと思われるものばかりだったので、今回はこの5つをご紹介していきます。

まず1つめは、「ボーナスを給与口座に入れっぱなしにする」ことです。

夏のボーナスが振り込まれたという人も多いだろうが、2000万円を目指すならそのまま給与口座に入れっぱなしはまずい。毎月の収入は生活費でほぼ使い切ってしまう家庭はなおさらだ。ボーナスを給与口座に残したままだと、知らないうちに目減りしていく。まだ残高がある、という気持ちの緩みが、浪費のハードルを下げるからだ。

これは激しく同意します。

いわゆる「複数口座を持つ」という貯金の定番の手法です。

すでに貯金する習慣が身についていて、口座にあるお金を使い切ることのない人であれば特に気にすることはないでしょう。

ただ、お金を使ってしまう癖のある人は、1つの口座にすべてのお金を入れておくことは禁物です。

貯金意識がまだまだ低いという人は、お金を使い切らないよう「先取り貯蓄」することがおススメになってきます。

あらかじめ一定額を別口座に移して貯金することで、しっかりやりくりすれば自然とお金が貯まっていくことになります。

NGその2 金利が高そうな預金を探す

NG行動2つめは、「金利が高そうな預金を探す」ことです。

ボーナス時期になると、それを当て込んだ特別金利やキャンペーン金利をつける定期預金が出現する。大手銀行の定期預金金利が年0.01%(1年物・税引前)程度に対し、0.3%や0.4%という数字が出てきてオッと思わせられる。それも、10万円から預けられるとあると、よしよしと思うものだ。

しかし、こういう定期に10万円を預けても、利息は数百円ほど。0.4%でも400円だ。当たり前のことだが、利息は元本の額に連動する。いくら高めの金利がついていても、預けるお金が少額ではあまり意味がない。数百円のために、新しく銀行口座を開き、この口座に振り込みをし、こういうキャンペーンは1年定期が多いので1年間じっと待つ――というのは、割に合わないのではないだろうか。

これは貯金し始めて、一定額貯まり始めた人に起こりうるものです。

早くお金を貯めたいがために、このような行動になるのでしょう。

これは失敗節約術でよく聞かれる「安いものを追い求めて遠方のスーパーへ行く」のと一緒です。

要するに、行動に対するリターンがあまりにも小さすぎ、割に合わないということです。

そんな暇があったら、もっと別の勉強の時間に充てたほうが健全です。

NGその3 老後資金を最優先で貯める

NG行動3つめは、「老後資金を最優先で貯める」です。

もし、老後のために2000万円を貯めようと考えた場合、現在30歳の人なら65歳までの35年間となる。割り算すると年間57万円だ。月額で4万8000円程度になる。結構キツイ金額だ。

しかも、これは老後資金だから使ってはいけない。65歳までコツコツ……なんて、気が遠くなる話だ。その前に、車を買ったり、教育費を払ったり、家のローンを返したりとお金のかかるイベントはたくさんある。だからこそ、60歳、65歳まで使えないお金を優先して固定してしまうのは得策ではない。

若くしてiDeCoを始める人がいるようですが、それは悪いことではありません。

ただ、iDeCoの引き出し可能年齢は60歳から。

普通の人であれば、60歳になるまでにさまざまなライフイベントを経験することになるはずです。

結婚、出産、子育て、住宅購入などなど。

そのときにお金をiDeCoで貯めていたとしたら、そのイベントが来ても引き出すことすらできません。

また先般の老後資金2000万円問題から、若い人でも2000万円貯金しなければいけないと知った人も多いはず。

しかし、老後を迎える前に乗り越えなければいけない壁がいくつも存在しています。

私も最初から老後を意識して貯金していたわけではありません。

結果として一生独身で過ごす選択をし、気づいたら普通の人に比べたらはるかに多い貯金額になっていただけの話です。

目の前に控えたイベントを意識した資産形成を心がけたほうが精神的にもヘルシーでしょう。

NGその4 資産形成のためには投資するべきだと考える

NG行動4つめは、「資産形成のためには投資するべきだと考える」ことです。

もし246万円を単純に預貯金で積み立てるとどうなるか。30年で貯めるとすると、年間8万2000円が必要で、月額なら6833円だ。投資で積み立てる元本は5000円だったので、その差は1800円強となる。投資しなくても、1800円加えて積立定期で貯めてもよさそうな……?

私は基本的に株式投資ではなく地道な貯金で資産を増やしてきたタイプです。

もちろん株式投資に手を出しましたが、ライブドアショックやリーマンショックなどを目の当たりにし、マーケットから退いたタイプの人間です。

そんな投資をしない人間でも、ここまで4000万円超の資産を形成することができました。

その辺りは次の記事でも書いています。

私が42歳で3000万円、45歳で4000万円を突破した事実を考えると、おそらく大半の人は投資をせずとも3000万円くらいまでなら貯められるのではないかと考えています。

投資は増えることもありますが、減ることもあります。

大きく減ることさえあります。

毎年100万円貯めれば、10年で1000万円貯まります。

これが投資をしていたら、10年後には800万円にとどまる可能性があるのです。

だったら、毎年100万円をコツコツと貯めて、額面どおりに1000万円を作ったほうが安心しますし、その後の投資もやりやすくなりませんか?

また、これまでの株価右肩上がりの状況がこれからは変わってくる可能性も高いです。

景気循環には必ず波があるわけで、いつまでも永遠に右肩上がりとはいきません。

まさに今年、2020年はその分岐点になる可能性の高い年です。

長い目で見れば投資はやっておいて損はないと思いますが、1000万円程度の金額を貯めるくらいなら、投資なしで自力で貯めた方がその後の自信や安心感にもつながっていくと思います。

NGその5 何があっても貯蓄に手をつけない

NG行動最後となる5つめは、「何があっても貯蓄に手をつけない」ことです。

貯蓄は無理をすると続かないものだ。だから、収入が上がったらその分を上乗せする、終了した毎月払いがあればその金額もプラスする。保険や通信費の見直しで支払いが減ったらそれも加える。そのように、浮いたお金を支出ではなく貯蓄へ上乗せすることで、生活自体を変えずに貯蓄額を増やしていくのが一番ラクなのだ。

貯金は人生の多くの時間を費やす長期戦です。

だからこそ、なんとかして目標を達成しようと無理をする人がいるのですが、残念ながら無理は長く続きません。

時に臨時の支出が発生したり、どうしても欲しいものが生じてきたりということはあるはずです。

そんなときは我慢せず買うことも必要です。

ストレスは健康を害し、逆に医療費という支出を発生させてしまいます。

精神が不健康な状態で貯金し続けても、生きていることが楽しくなくなるでしょう。

常に我慢し続けながら生活しなければならないのだとしたら、それは目標の貯金額が高すぎるのではないでしょうか。

だったらハードルを下げて、そこまで我慢をしなくて済む現実的な金額にしてみましょう。

またお金を使わずに済む時期があるのなら、そういうときには多めに貯金して余裕を作っておきましょう。

支出が多めになったときと帳尻を合わせることが可能です。

貯金やダイエット、勉強などいろいろなことに共通して大切なことは「継続すること」です。

現実的に継続できる目標設定と状況に応じた柔軟な対応こそが、貯金1000万円を達成できる秘訣なのです。

まとめ

以上『『30歳までに1000万貯めた人が語る「貯蓄5鉄則」』は基本正しい』でした。

いかがでしたか?

自分でやっていた、あるいはやろうとしていた貯金法に考え直すべきポイントがあったでしょうか?

1000万円なら誰でも到達可能な金額ですから、ぜひともできるだけ早く達成してください。

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