今週の米国株価に影響しそうな経済指標・イベントたちを知る
どうも。『毎日が祝日』いわいです。
米国株の投資を始めましたので、いろいろと勉強しなければいけません。
いろいろなサイトを見ていたところ、ふと気づいたことがありました。
それは経済指標やイベントです。
確かに経済ニュースを見ていたとき、いろいろな経済指標の名前を聞くことがありました。
これまでは投資をしていませんでしたので、あまり意識はしていませんでした。
しかし、今後は知識を身に着ける意味でも株価動向に影響しそうな経済指標やイベントを勉強しておきたいと思います。
Yahoo!ファイナンスの経済指標
まずはYahoo!ファイナンスで紹介されている経済指標です。
Yahoo!ファイナンスの良いところは、国別に経済指標を調べることができることと「重要度」という指標でその経済指標の位置づけが分かりやすくなっていることです。
そこで今週控えている米国の経済指標を重要度付きでまとめてみました。
日付 | 経済指標 | 重要度 |
3月2日(月) | 2月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) | ★★ |
2月 ISM製造業景況指数 | ★★★ | |
1月 建設支出 [前月比] | ★ | |
3月3日(火) | なし | |
3月4日(水) | MBA住宅ローン申請指数 [前週比] | ★ |
2月 ADP雇用統計 [前月比] | ★★★ | |
2月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) | ★★ | |
2月 総合購買担当者景気指数(PMI、改定値) | ★★ | |
2月 ISM非製造業景況指数(総合) | ★★★ | |
米地区連銀経済報告(ベージュブック) | ★★ | |
3月5日(木) | 2月 チャレンジャー人員削減数 [前年比] | ★ |
前週分 新規失業保険申請件数 | ★★ | |
前週分 失業保険継続受給者数 | ★★ | |
10-12月期 四半期非農業部門労働生産性・改定値 [前期比] | ★ | |
1月 製造業新規受注 [前月比] | ★★ | |
3月6日(金) | 2月 非農業部門雇用者数変化 [前月比] | ★★★ |
2月 失業率 | ★★★ | |
2月 平均時給 [前月比] | ★★★ | |
2月 平均時給 [前年同月比] | ★★★ | |
1月 貿易収支 | ★★ | |
1月 卸売在庫 [前月比] | ★ | |
1月 卸売売上高 [前月比] | ★ | |
1月 消費者信用残高 [前月比] | ★ |
こうして見ると、いろいろな経済指標があるのですが、結構頻繁に重要な経済指標が発表されているのだと気づかされます。
「〇月」と書かれている指標は毎月発表されているのでしょう。
それにしてもいろいろとあるものです。
今までじっくりと調べることもありませんでしたので、これほどいろいろな指標が発表されているとは知りませんでした。
SBI証券の週間タイムテーブル
同じような経済指標の紹介はSBI証券でも行っていました。
SBI証券の場合は「注目のイベント」も含め紹介されておりました。
SBI証券で紹介されていた今週の経済指標・イベントのタイムテーブルは主に以下のような感じです。
イベント | |
3月2日(月) | 米2月ISM製造業景況指数=3日零時 米1月建設支出=3日零時 |
3月3日(火) | IOC理事会(~5日、スイス) 米スーパーチューズデー |
3月4日(水) | 米2月ADP雇用統計=22時15分 米2月ISM非製造業景況指数=5日零時 ベージュブック |
3月5日(木) | 米1月製造業受注=6日零時 臨時OPEC総会 |
3月6日(金) | 米1月貿易収支=22時30分 米2月雇用統計=22時30分 米1月消費者信用残高=7日5時 OPECプラス会合 |
やっぱり最大の注目は3月3日(火)の米大統領選挙の序盤の山場「スーパーチューズデー」でしょうか。
結果が株価の動向にどのような影響を与えるか注目です。
今はコロナショックがすべてをかき消す
ただ、今年の場合は事情が異なります。
市場はコロナショックの真っ只中。
リーマンショックや9・11同時多発テロといった過去に大暴落を招いた出来事と比較されるような記事も登場するほどの大暴落となっています。
そのため、経済指標・イベントがはたしてどれだけ株価に影響を及ぼすかは分かりません。
当時は一体どうだったのでしょうか?
NYダウに対する期待は、金曜日の終わりが急激に株価を戻して終わったこと。
FRBが利下げの可能性を示唆したことが影響したのでしょうか?
とにかく新型コロナウイルスの問題がどうなるかだと思っていたら、アメリカで初の死者が発生した模様。
渡航禁止命令も出たようですし、どうやら今週もダウは下がって始まるのではないかと予想します。
長期の積立投資を余裕資金でやっていれば関係なし
それでも、今回見てきたような経済指標やイベントによる株価の上下は、長期投資派にしてみたらノイズのようなものでしかないのでしょう。
あくまで積立投資のスタンスを崩さなければ、株価が上がっていようが下がっていようが決まったタイミングが来たら決まった金額を買い増すだけ。
自分なりのゴールに向けて同じ行動を繰り返していくのみです。
もちろん今回のコロナショックのような大幅下落は"ノイズ"の一言では片づけられないレベルです。
しかし、投資はあまりリスクを負わず、余裕資金で行っておけば大きな心配は不要です。
むしろこれだけ大きく下がってもルールに沿って買い増すだけです。
まとめ
以上『今週の米国株価に影響しそうな経済指標・イベントたちを知る』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
・2月 ISM製造業景況指数
・1月 建設支出
・IOC理事会(~5日、スイス)
・スーパーチューズデー
・2月 ADP雇用統計
・2月 ISM非製造業景況指数(総合)
・臨時OPEC総会
・2月 非農業部門雇用者数変化
・2月 失業率
・2月 平均時給
・2月 平均時給
・OPECプラス会合
株価動向に影響しそうな経済指標・イベントが毎週のようにたくさんあることを知りました。
指標によってどのように株価が動くかを知っておくと、今後の投資に役立つかもしれません。