1500万円投資するメンタルは無いと悟ったが投資はやめない
どうも。『毎日が祝日』いわいです。
アメリカのトランプ大統領が国家非常事態を宣言しました。
その結果、ややくすぶっていたNYダウが一気に上昇。
結局終値は前日比1,985.00ドル高の23,185.62ドル。
1日の上げ幅としては過去最大となりました。
過去最大の上げ幅に至るまでの動き
ここ最近の大幅な下落から一転して急激な上昇。
もう訳が分かりません。
そもそも昨日のNYダウの値動きは非常に心許ないものでした。
取引開始間もなくダウは1200ドル以上値を上げていました。
そのときのつぶやきがこちらです。
今日のダウの出だしはこんな感じ。【ダウ平均】+1253.93 (+5.91%) 22454.55 pic.twitter.com/bDzVek7P46 https://t.co/sOKQlQ9S12
— 『毎日が祝日。』いわい (@likeaferiado) March 13, 2020
ところが一転して株価は下へ向かいます。
そのときのつぶやきがこちら。
30分経過。一気に下がった。今日はここからどっちへ向かう?【ダウ平均】+523.92 (+2.47%) 21724.54 pic.twitter.com/UCG1nDK9m0 https://t.co/sOKQlQ9S12
— 『毎日が祝日。』いわい (@likeaferiado) March 13, 2020
その後も力なく値下がりし続け、前日を下回るのではないかと思われる水準まで行きました。
しかし、そこからかろうじて持ち直し、膠着した状態が続きます。
そして、日本時間の午前4時30分から始まったアメリカのトランプ大統領の演説。
国家非常事態を宣言し、最大500億ドル(5兆4000億円)の資金を投じることが表明されました。
これを受けて株価は期待感から一気に上昇。
終わってみれば、1日の上げ幅としては過去最大の1985.00ドル高。
前日に2,352.60ドル下げていましたので、急降下・急上昇。
ディズニーシーのアトラクション、タワー・オブ・テラーのような値動きとなりました。
来週以降の相場もどうなるか分からない
国家非常事態宣言後に一気に株価が上昇しましたが、来週はどうなるか分かりません。
ニューヨーク株式市場の取引開始後にじわじわと値を下げていった状況を見る限り、これで底を打って上昇に転じるとは思えません。
まだまだ予断を許さないと考えたほうがよいでしょう。
今は新型コロナウイルスの感染拡大による不安感のほうが強いのでしょうが、ここから実体経済に影響が出てくるはずです。
今後も株価は下がっていくことになるでしょう。
ちなみにリーマンショックのときには最も安い株価となったのは発生してから6か月後のことでした。
コロナショックごときにビビっていては長期投資は無理
今回のコロナショックで私自身の投資に対するリスク許容度も理解できました。
自分のリスク許容度はとてつもなく低いようです。
損失はまだ15万円程度にもかかわらず、正直なところかなりビビッていました。
そして、これでは1500万円も投資することは不可能だと悟りました。
なぜなら、投資額がもっと大きかった状態で今回のような暴落を受けた場合、おそらくメンタルが持たないと思うからです。
これから約20年にわたり長期の積立投資をしようとしているわけです。
投資額が大きくなることは確定しています。
そして歴史を振り返ると、10年に1度くらいの結構高い頻度で暴落は発生しています。
ですから、20年の間にあと1~2回の暴落を経ることになると予想されます。
そのときにメンタルが持つとは到底思えません。
投資額は縮小しなければいけないと気づかされました。
15万円はその授業料だと思えば安いものです。
それでも投資自体はやめない
ただ、投資自体を止めようとは思いませんでした。
この辺りが15年前のライブドアショック時との最大の違いです。
当時まだ投資を初めて間もなかった私は、仕事中にも関わらず、会社のパソコンで保有していた全銘柄を売却しました。
パニック売りというやつです。
仕事中に取引したのは後にも先にもライブドアショックのときだけです。
15年の時を経て、私は狼狽売りしないという成長を見せることができました。
これからの経済成長にかけて長期の積立投資を始めたわけですから、少々の含み損を抱えたくらいで売却していては、これからの成長の恩恵を受けることができません。
積立投資の額は減るでしょうが、投資自体をやめることはありません。
これからもつみたてNISAと米国高配当ETFの買い付けを続けていくことになります。
直近では、来週VYMを1株だけですが新たに買い付ける予定となっています。
まとめ
以上『1500万円投資するメンタルは無いと悟ったが投資はやめない』でした。
いかがでしたか?
今回のコロナショックを通じて、自分のリスク許容度がよく分かりました。
背伸びをするものではありません(苦笑)。
無くなっても構わない余裕資金の範疇でこれからも投資を楽しむことにします。