1年で500万円貯めた「8つの貯蓄ルール」は素晴らしいが。。
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
1年で500万円貯めるとはなかなかの強者です。
貯蓄のルールもさることながら、「あること」が気になります。
「8つの貯蓄ルール」に何か特別なものはあるのか、順に見ていくことにしましょう。
1.自分の行動範囲から大幅に逸脱しない
まず1つめは「自分の行動範囲から大幅に逸脱しない」です。
行動範囲や動線を決めて、ふだんの生活はできるだけその圏内でまかなうようにするのもコツと永谷さん。「なるべく自分の生活圏内で行動することによって、交通費などの出費をおさえることができます」
https://hanako.tokyo/news/magazine/248285/
「自分の行動範囲から大幅に逸脱しない」とは節約術であまり語られませんが、すごく重要です。
交通費の削減方法の1つです。
suicaなどの電子マネーの登場は電車・バスといった交通費の支出のハードルを下げているような気がしています。
なぜならお金を使っている感覚が失われるからです。
オートチャージにしているとなおさらです。
特に都心部に住んでいる人にとっては重要ではないかと考えています。
私の場合は、極力定期券の範囲内で生活することを心がけていました。
現在はコロナ禍にあり、会社がリモートワーク推奨となったため、交通費の支払いがなくなりました。
よって、現在の私の生活は自宅の歩ける範囲内に限られています。
昨年3月末の緊急事態宣言以来、プライベートで電車に乗った回数は10回に満たないです。
これなら交通費も発生しませんし、他人と接触しませんから感染のリスクも低いです。
クレジットカードの支出をチェックする際にも、ほぼ同じ店ばかりになりますから、「これ、何の支出だっけ?」みたいなことにもなりません。
2.夜中のネットショッピングは節約の敵と心得る
2つめは「夜中のネットショッピングは節約の敵と心得る」です。
ストレスがたまっていると、ついネットショッピングに走りがち。「このくらいの値段なら、という意識が働いてしまうので、見ないのが一番。さらに、夜中の買い物は判断力が低下しているので厳禁です」
正直なところ、夜中のネットショッピングの弊害について私はよく分かりません。
なぜなら、そもそも夜中に起きてないからです。
また、極力ストレスを溜めない生活を心がけていることも影響しているかもしれません。
さらに、ネットショッピングをほとんど利用しないというのも大きいです。
よって、そもそも「ネットショッピングは利用しない」という貯金術が浮上してきます。
ネットショッピング自体をやめれば、実物が届いてみて失敗だったというムダな支出を回避できます。
3.欲しいものと必要なものを見極める
3つめは「欲しいものと必要なものを見極める」です。
いますぐに必要なものなのかどうかを買い物の判断基準にする。“なんとなく買い”を減らすことが貯蓄への第一歩。「本当に必要なものかどうかを冷静に考える習慣を身につけると、無駄な買い物が減ります。」
欲しいものと必要なものを見極めることは貯金する上で基本中の基本です。
欲しいものをすべて買っていたら、お金はいくらあっても足りなくなります。
貯金できない人の典型的なパターンです。
そして買ってはみたものの結局使わず、部屋の隅で眠ることになり、お金のムダ遣いになるということがよくあります。
これを回避するには、欲しいと思ったものが本当に必要なものか、買ってからずっと使い続けるイメージが沸くか、よく考えることが重要です。
欲しいと思ったらすぐ買ってしまう衝動買いを避け、一旦家に帰って冷静に考えてみるとかするとよいでしょう。
4.服を買うときはシンプルで着回し力の高いものを
4つめは「服を買うときはシンプルで着回し力の高いものを」です。
我慢のしすぎはストレスになるので、服を買うときは〈109〉やプチプラショップを活用。「シンプルな服は着回しもできるしファストファッションでも意外と高見え。褒められたときのうれしさも倍増します(笑)」
これも洋服代を節約する上では基本です。
流行の服とかはその時期・その年しか着れなかったりします。
それに対しシンプルな定番はいつでも着れますし、着回しも可能です。
おそらく洋服の枚数も抑えられます。
洋服の枚数が増えなければ、収納スペースも余裕ができるはずです。
5.浪費を避けるべく、誘惑の多い場所には行かない
5つめは「浪費を避けるべく、誘惑の多い場所には行かない」です。
貯蓄を心に決めていても人間の意志は自分が思っている以上に弱いもの。「お酒を飲んだときは、気が大きくなりがち。気の緩みからタクシーなどの出費もかさむので、誘惑の多い場所には極力行かないのがベター」
そもそもお金を使いそうな場所に行かないというのも節約術としては正しいです。
例えば飲み会はなるべく断るとのも一つです。
結局2次会にもつきあわされ、終電に間に合わず、タクシーで帰る羽目に合うという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
意味もなく外出をしないようにすれば、衝動買いも回避できます。
よって究極の節約術は「外出しないこと」です。
6.貯蓄の明確な目的と金額、期限を決める
6つめは「貯蓄の明確な目的と金額、期限を決める」です。
ただ漠然とお金を貯めようとしても、貯蓄がつい後回しになってしまうことも。「短期スパンで貯蓄計画を練り、定期的に内容の見直しをする。のめりこみすぎず、貯蓄を楽しむ心も持つようにしたいです」
目的・目標を決めるのは貯金に限らず大事なことです。
貯金が好きな人なら明確な目的がなくても、お金を貯めること自体が目的になるので、多分大丈夫なのでしょう。
問題は何か将来的に使う目的がある人の場合です。
特に収入がある程度決まっているサラリーマン・OLで、貯金目標を達成する期限まで決めるのはなかなか大変なことだと思います。
ですので、自分の収入と貯金できる額から現実的に達成できる年月を算出し、そこまでに貯めるという決め方が良いのではないかと思います。
7.電車移動が財布と心の余裕を生む
7つめは「電車移動が財布と心の余裕を生む」です。
急いでいるときや雨の日は、ついタクシーを利用しがち。「短距離だからという心の甘えが貯蓄のメーターを下げる原因に。余裕を持って電車移動をすることで財布にも心にもゆとりが持てて一石二鳥です」
タクシーより電車のほうが圧倒的に交通費を削減できることは大多数の人が理解しているでしょう。
個人的に理解できないのは「急いでいるときや雨の日は、ついタクシーを利用しがち」の部分です。
急いでいても雨でもタクシーを利用したいと思ったことはありません。
このあたりは私と記事の人では根本的な考え方が異なるのでしょう。
とにかく支出を抑えたいならタクシーは利用しないことです。
8.旅行や習い事は自分の未来への投資
8つめは「旅行や習い事は自分の未来への投資」です。
「貯蓄することにとらわれすぎるとインプット能力が下がるので、たまの旅行は自分の未来への投資だと思うようにする」のも永谷さんのルール。習い事は今後の自分に必要なスキルなのかを考えるのも大切だそう。
私は自己投資論については厳しい見方をしています。
なぜならどんな支出も「自己投資」という理由にすればまかり通ってしまうからです。
旅行、習い事、本だけではなく、ファッション、美容、外食なども「自己投資」と言えてしまいます。
もちろん旅行するなとは言いません。
私の場合は、たまに遊びに行くディズニーランド・ディズニーシーが日帰り旅行の位置づけでストレス発散に役立っています。
また習い事は初期の投資額(申込み時)が大きな金額になる可能性があるので、よく考えてから行動に移したほうがよいでしょう。
どうやって年500万円以上を手取りで稼いだか?
ここまで8つの貯蓄ルールを見てきましたが、どれも基本を大きく外すわけではなく、むしろ基本的なことと言えるルールです。
よって目新しいルールはありませんでした。
むしろ多くの人にとって気になるのは、どうやって手取りで年間500万円以上を稼いだかではないでしょうか。
500万円以上貯金するということは、500万円以上の手取り収入がなければ実現不可能です。
手取り500万円だと額面なら670万円前後だと思われます。
20代半ばくらいの女性が稼ぐには相当な金額ではないでしょうか。
さらに普通に考えて支出があるはずですから、額面670万円を軽く超える金額を稼いでいることになります。
実家暮らしだったのでしょうか?
一体何をしたら若い女性がこれだけ稼げるのか、ヒントは次の一節にあります。
カフェを出店するという目標を決めたときに、まず何から始めるべきかを逆算し、1年で最低500万円貯めると設定しました。会社をやめて、カフェ経営を学ぶために店を掛け持ちして働いていたのでお金を使う暇もなかったというのもありますが、夢に近づく一歩だと思えば貯蓄は苦ではなかったです。バッグが欲しいと思っても、同じ値段を出すなら調理器具が買いたいなと(笑)。
https://hanako.tokyo/news/magazine/248285/
「カフェ経営を学ぶために店を掛け持ちして働いていた」と書いてあります。
どこで働いていたのでしょうか、よく分かりません。
大きな謎が残る記事でした。
まとめ
以上『1年で500万円貯めた「8つの貯蓄ルール」は素晴らしいが。。』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.自分の行動範囲から大幅に逸脱しない
2.夜中のネットショッピングは節約の敵と心得る
3.欲しいものと必要なものを見極める
4.服を買うときはシンプルで着回し力の高いものを
5.浪費を避けるべく、誘惑の多い場所には行かない
6.貯蓄の明確な目的と金額、期限を決める
7.電車移動が財布と心の余裕を生む
8.旅行や習い事は自分の未来への投資
基本が多いですが、8だけは注意してください。
自己投資名目の支出は要注意です。
ただ今回の記事で分かることは、収入の多い人が支出を抑えれば簡単に1年で数百万円の貯金が可能であることです。
「収入が増えても支出は増やさない」が貯金する上では正解だと分かる事例でした。