「貯金できない人」はお金だけでなく時間も無駄遣いしている説

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

今回は年末に発売された異色のお金に関する本の紹介を兼ねた記事です。

吉本芸人の中で一番お金に詳しい芸人の本

今回の本は国家公務員である東京国税局職員を辞めてお笑い芸人になったという異色中の異色芸人さんきゅう倉田氏の本です。


これまでのお金の本との違いがあるとすれば、お金持ち、お金がない貧困芸人両方の「実際に目撃したエピソード」が満載な点でしょう。

なにより芸人仲間からはお金がない話、借金の話を、これまで何度となく聞いてきました。

その経験を通して気づいたことがあります。それは「お金持ち」と、そうでない人には、往々にして「考え方や行動に、ある共通のパターン」があるということです。

もちろんこの手の話について、例外なくお金持ち、お金のない人に共通するパターンは存在せず、あくまで「傾向」となることは理解しておくべきです。

その中で今回注目したのは「時間の使い方」です。

「お金が貯まらない人」時間の使い方、よくある4NG

「お金がない」と嘆く人は、貯金のためにお金を使うことを我慢するように思います。

しかし貯金できる人は何も我慢していない人が多いです。

なぜなら貯金とは我慢で成し遂げるものではなく「習慣」で成し遂げるものだからです。

貯金できる人は自然とお金を使わない習慣が身についているのです。

それに対してお金が貯まらない人は、お金が出て行ってしまう習慣が身についているということになります。

お金が貯まらない最たるものとして今回の記事では以下の4つのNG行動が紹介されています。

【NGその1】週に3回以上、「ATM」でお金を引き出す

【NGその2】交通系電子マネーはいつも「1000円ずつチャージ」する

【NGその3】空き時間はずっとスマホゲーム、課金もいとわない

【NGその4】「ギャンブル」に時間とお金をつぎ込む

【NGその1】週に3回以上、「ATM」でお金を引き出す

時間外や提携金融機関のATMでお金を引き出すと、100~330円程度の手数料がかかります。

「お金が貯まらない人」は往々にして、1週間後に2万円必要になるとわかっていても、「とりあえず5000円だけ引き出す」というような不可解な行動をとってしまいます。

「いま必要な分だけ引き出せばいい」と考えているのだと思いますが、そういう人に限って、引き出したお金をすぐに使ってしまい、週に2度3度とお金を引き出しにATMを利用してしまうのです。

これ、ものすごく納得できます。

ATMで何度もお金を引き出す人は、おそらくお金を引き出すルールも作れておらず、お金の使い方のルールもないはずです。

あと、ATMでお金を引き出す際、手数料がもったいないとか引き出しに行く時間がもったいないという感覚も持ち合わせていないでしょう。

最近はキャッシュレス化が進んでいますから現金派の人に限られる行動ですが、貯金できる人から見たら理解不能な行動であることは間違いありません。

【NGその2】交通系電子マネーはいつも「1000円ずつチャージ」する

ぼくが芸人になって間もない頃、「あっ、ちょっとチャージしてくるから待ってて!」と、同期の芸人に駅の改札で待たされることが、しょっちゅうありました。

あるとき、友人と渋谷駅に集合して電車で移動し、用事を済ませて、また渋谷に戻ってきたことがありました。その間、渋谷駅と目的地での計2回、Suicaを1000円ずつチャージしていました。

これでは、毎回切符を買うのと、そう手間は変わりません。大切な時間を節約できる機会を自ら放棄するのと同じこと。

コロナ禍以前は仕事でクライアントのもとへ訪問に行く際、都内ですから電車移動がメインとなるのですが、しょっちゅう残高不足でチャージする後輩がいました。

かなり高い頻度だったので「あらかじめ残高確認してチャージしておけ」と注意したことがあります。

一歩間違えば遅刻しますし、先輩を待たせるのは失礼だと思います。

ただ実際にいくらチャージしていたのかまでは知りませんが、もしかしたら少額ずつチャージいていたのかもしれません。

交通系電子マネーは非常に便利なのですが、一方でお金を使っている感覚を失わせている可能性もあります。

普段から電車移動が主で、交通系電子マネーを利用している人の中で貯金できない人はプライベートでどれだけ交通費にお金を使っているのか把握できていないような気がします。

オートチャージを否定する人も多いですが、オートチャージならクレジットカードの明細でどれだけ交通費にお金を使っているかがなんとなく把握できます。

【NGその3】空き時間はずっとスマホゲーム、課金もいとわない

「スマホゲームによって得られるもの」は何でしょうか? また、スマホゲームに費やした分、削られてしまうもの――たとえば、労働や勉強、家族との大切な時間など――についても考える必要があるのではないでしょうか。

「成果につながらないことはやるべきではない」とまでは思いませんが、「お金持ち」でスマホゲームに没頭する人はとても少ないというのも事実ではないでしょうか。お金持ちになれば、いままでの何百倍も課金できるでしょう。

自分にとって、もっと楽しいこと、有意義なことに出会えば、スマホゲームに費やす時間は、おのずと減っていくと、ぼくは思います。

私は転職で東京に出てきたタイミングでゲームを卒業しました。

ゲームよりやるべきことがあると考えたからです。

そこ後、仕事に集中したおかげで昇給を果たし、気づけば資産は5000万円に到達していました。

ゲームに費やす時間はすごくもったいないと思います。

ゲームにはリターンがありません。

ゲームを仕事にしている人以外は「暇つぶし」という位置づけになるのではないでしょうか。

まして課金までするとなると、時間だけでなくお金も失います。

得られるリターンは正直分かりません。

ゲームが楽しいのは分かりますが、ゲームをする時間があるなら他のことをやったほうがよいのではないでしょうか。

【NGその4】「ギャンブル」に時間とお金をつぎ込む

「パチンコは、勝てば遊びながらお金を稼げる。だから得なんだ」。パチンコ好きな知人が、そう言っていました。たしかに、時には数万円儲かる日もあるかもしれません。でも、ほとんどの人がトータルで負けています。

ここでも、問題にしたいのは、「お金」以上に「時間」です。限られた資源である時間の多くをパチンコに費やしてしまう。本当にそれでいいのでしょうか。

ギャンブルにはお金がかかりますが、お金持ちで街のギャンブルをする人を、ほとんど見たことがありません。なぜ、お金持ちはしないのか。「街のギャンブルをする」より「仕事をしている」ほうが圧倒的に稼げるからだと思います。

当ブログでも常に出てくる貯金の最大の敵の一つ、ギャンブルもお金だけでなく時間もムダにしてしまいます。

私も競馬や麻雀、パチンコ、パチスロに明け暮れた日々がありました。

しかし今ではギャンブルも卒業しました。

お金は貯まりますし、時間も他のことに使えます。

「ギャンブルより仕事のほうが稼げる」というのは間違いありません。

お金の貯まらない人は貯まらない行動をとってしまっているのが見て取れます。

貯金できない人はお金だけでなく時間にも無頓着

他にもお金だけでなく時間もムダにしてしまう行動があります。

例えば「安い商品を求めて店を回る・遠方まで買いに行く」というのが該当します。

費用対効果を考えれば、10円程度の差であれば安い店を探すよりその店で買ったほうが早いです。

このあたりの計算が苦手なのか、できないのか。

そして究極的には、暇だから外出してお金を使って時間を潰すという暴挙に出ます。

要するに時間とお金の使い方が下手なのだと思います。

時間があれば勉強したり、ブログを書いたり、副業したり、Youtubeの動画を制作したり、お金を産む活動はいくらでも可能なはずです。

夢中になれる何かを見つければ、お金を使うどころかお金が入ってくるかもしれません。

そうなれば暇などなくなり、無駄遣いをしてる暇がなくなるのではないでしょうか。

まとめ

以上『「貯金できない人」はお金だけでなく時間も無駄遣いしている説』でした。

いかがでしたか?

あなたは今回紹介された4つのNG行動のうち、いくつ当てはまっていましたか?

また、あなたの「暇つぶし」は時間とお金の浪費につながっていませんか?

もし当てはまるなら「暇つぶし」をしているうちは貯金できないと理解しておいたほうがよいでしょう。


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