おひとりさま必見!老後の田舎暮らしを絶対やってはいけない理由

2022年12月25日

おひとりさま必見!老後の田舎暮らしを絶対やってはいけない理由

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

たまに登場する地方移住シリーズです。

今回は「老後の田舎暮らし」について。

私も「老後の田舎暮らし」否定派の立場のため、ちょっと気になりました。

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筆者は持ち家を推奨していない

住宅問題と言えば「賃貸か持ち家か」の問題。

私は持ち家派なのですが、記事の筆者は賃貸派というか持ち家は推奨していません。

理由の一つは費用面です。

まずに申し上げたいのは、賃貸なら要らない費用がマイホームには必要だと言うことです。

固定資産税、火災保険料、地震保険料、リフォーム代、マンションなら修繕積立金、管理費といったものです。これらは生涯ついて回ります。

特に考えてもらいたいのがリフォーム代です。マンションに住んでいる。一軒家に住んでいる。30年後、その水回りを使いますか? トイレはどうですか? フローリングはどうなっているでしょう? 壁紙も汚れますよね?

もしも、30年後の最新の快適な設備とともに人生を歩みたかったらお金が必要なのです。マイホームだからといって決して住宅周りのお金がかからないとは思わないでください。

うん、これは理解します。

確かに賃貸であれば発生しない費用はたくさんあります。

しかし一方で、賃貸なら家賃が生涯ついてまわります。

そして30年後も同じ物件に住める保証はありません。

老後に引っ越さざるを得なくなったとき、借りれる部屋はあるでしょうか?

年老いた”おひとりさま”に一戸建ては広すぎるとは思いますが、あとは金額とかいろいろと考えると私は持ち家のほうが良いだろうと考えています。

最後はその人が何を優先するか、その価値観で決定することになるでしょう。

車が必須の田舎に住んではいけない

さて、ここからが本題です。

老後の住居問題は賃貸か持ち家かだけではありません。

都市部に住むか田舎に住むかです。

これ、「地方」ではありません。

「地方」ってすべて田舎ではありませんから。

地方だって県庁所在地を中心に発達した街は当然あるわけです。

ですから「地方」と言っても都市部と田舎に分かれます。

記事の筆者は「都市部」在住を推奨しています。

特に自動車の所有について引っかかっているようです。

1.自動車に頼らない交通アクセスがある
2.自動車を所有することは経済的メリットが少ない
3.自分の足で移動したほうが健康にも良い

田舎に住むと交通アクセスが絶望的にありません。

私の実家は幸運にも電車の駅もバス停も近いのでまだマシなほうでした。

しかし駅が近いとしても、生活が便利とは限りません。

近所にスーパーなどのお店がないからです。

現在の地方の現実は自動車中心の生活であり、電車の駅周辺には何もありません。

大型ショッピングセンターは郊外に作られることが多いです。

徒歩圏内にスーパーがあると超ラッキーなのです。

自動車を所有すれば様々な費用が発生します。

毎年毎年ガソリン、自動車税、車検、自動車保険、場合によっては駐車場代などの費用がかかります。

費用面でも自動車を所有することはデメリットがあります。

老後の自動車所有に対する不安

私は現在、セミリタイアに向けて地方で家を探し始めたのですが、極力徒歩15分圏内にスーパーがある条件で探すようにしています。

やはり老後に自動車なしで生活していくためには、徒歩圏内に食料品を買える店がないと厳しいと思います。

もちろんネットスーパーも普及してきましたが、歩くほうが健康面でもメリットがあると考えています。

不安は自分に対してだけではありません。

現在実家に暮らし続ける両親に対してもです。

現在父親は78歳ですが、普通に自動車を運転しています。

これが不安でしかありません。

高齢者による自動車事故はたびたびニュースになり、そのたびに高齢者の免許について話題になります。

私も恐怖は感じており、父親にいつ免許を返納するのかを聞いたこともあります。

しかし一方で自動車を運転しなくなることは、日常生活を不便にすることを意味します。

ネットで買い物などしたことのない人間ですから、おそらくタクシーでスーパーまで買い物に行くことになるのでしょう。

地方への憧れを抱くのは自由ですが、待ち構える現実は理解しておくべきです。

まとめ

以上『おひとりさま必見!老後の田舎暮らしを絶対やってはいけない理由』でした。

いかがでしたか?

老後で自動車に乗れなくなった田舎暮らしの不便さは、私自身も私の両親もまだ経験していません。

よって推測にはなりますが、相当不便を強いられると推測されます。

終の棲家を選ぶ際は、大きな出費を伴う以上、慎重に判断すべきです。

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