資産8億円超のFIRE生活「毎日が日曜日」だが注意している3つのこと

資産8億円超のFIRE生活「毎日が日曜日」だが注意している3つのこと

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

今回は久しぶりに「マネーポストWEB」に掲載された記事からです。

なんと資産8億円超の人が登場しました。

本も出版された、かんちさんという方です。

FIREのことについていろいろと触れていますので参考になる点が多いと思います。

それでは記事の中身を見ていきましょう。

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資産がいくらになると「早期退職」を考えるのか?

消防士だった"かんち"さんがFIREしたのは2011年。

そのときの資産総額は1億8282万円だったそうです。

早期リタイアの気持ちが芽生えたのは資産が1億円を超えたころから。

しかし資産1億円では不安だったとのこと。

勤労意欲が減じてきたのは資産が2億円を超えたあたりだとか。

仕事に対する意欲がなかなか強く、早期リタイアに対して慎重派と言えそうです。

多くの人は1億円の時点で、下手したらもっと早い段階で早期リタイアに踏み切っているのではないでしょうか。

5000万円にも満たない少額でFIREしている人は耳を傾けたほうがよいかもしれません。

資産1億円でも不安とは、かなりの慎重派なのでしょうか?

実は、この答えが後で分かるので、ここでは一旦保留します。

配当金から年1500万円を生活費に

それにしても8億円超もの資産を築くとは驚きです。

その投資手法が気になる人も多いのではないでしょうか。

投資手法については、ざっくりと以下のように記載されていました。

かんちさんの投資手法では、高配当株を重視してポートフォリオを組む。頻繁に売買を繰り返すのではなく、買った株は“ほったらかし”が基本。激しい値動きになる成長株への投資は限られるため、リスクが抑えられるという考え方だ。

単純に高配当株を買って、あとはほったらかし。

保有し続けることの重要性を教えてくれているようです。

結果として早期退職からの13年で資産は約3倍に増え、今年4月時点で資産総額は8億467万円となったとのこと。

そして配当金から年1500万円を生活費に回しているという。

生活費が1500万円!

いくらなんでも高すぎます。

調べたら、かんちさんは現在62歳です。

どんな生活をしているのでしょうか?

なるほど、1億円でのFIREが不安なわけです。

一方で、それだけの資産を築いたわけですから、いろいろなことに使えるという意味でもあります。

少資産の貧乏FIRE民にとって非常にうらやましいのではないでしょうか。

FIRE生活で注意している3つのこと

記事では、早期退職してFIRE生活を送るかんちさんの毎日が紹介されており、注意点が3つ紹介されています。

1つずつ見ていきましょう。

1.ダラダラせず、生活のリズムを整える

FIRE生活の注意点1つめは「ダラダラせず、生活のリズムを整える」ことです。

FIREに失敗する人のパターンは、会社を辞めて、やることがなくなり、ダラダラしてしまうことだと思っています。

結果として、生きがいも刺激もなくなり、最後には会社に再就職する。

そうではなく、毎日やることを決め、一定のリズムで生活するほうがFIRE生活は長続きすると思います。

ちなみに、かんちさんのFIRE生活で記事内に書かれているのは次のような内容です。

・7時半:起床、食事、新聞を読む
・9時から10時:保有銘柄の株価チェック
・10時:スポーツジムに行って運動。
・ランチ
・午後:株価のチェック、映画を観たり音楽を聴いたりゆっくりくつろぐ
・夜:毎日8~10時間は寝る

極めて健康的です。

そして、ダラダラしないで、決めたルールを守る。

おそらく投資も決めたルールを厳守してきたのでしょう。

だからこそ8億もの資産を築くに至ったはず。

FIRE後の生活においても自分に課したルールを守ることで、毎日飽きずにいられるのかもしれません。

2.昼食で妻に負担をかけない

FIRE生活の注意点2つめは「昼食で妻に負担をかけない」ことです。

これは独身の私には理解不可なので、ご本人の言葉を引用します。

定年退職した元サラリーマンが毎日自宅にいるようになって、奥さんに“おい、昼飯”とか上から目線で言って関係が悪くなるという話がよくありますが、そういう負担を掛けないよう昼食は牛丼屋やファミレスで済ませたりしています。優待券を沢山もっていますからね。

なるほど、ご家族との関係性を維持することはものすごく重要だと思います。

もし奥さんが専業主婦だったとしたら、一人になれる時間を激減させるわけで、ストレスの元凶になってしまう恐れがあります。

FIREは家族の理解は絶対に必要だと思います。

よって、FIRE生活を長続きさせるためには家族への配慮が必須なのでしょう。

3.趣味を増やして友人を増やす

FIRE生活の注意点3つめは「趣味を増やして友人を増やす」ことです。

かんちさんはいろいろな趣味を持っているようです。

こちらも記事から引用します。

小さな土地で家庭菜園を始め、野菜を育てています。結構たくさんのスイカが収穫できたりするんですよ。スポーツジムや家庭菜園を始めると株仲間とは違う友人ができるのがいいですね。テニス、バイク、登山、ランニング……と趣味を増やしていくと、それぞれの友達が増えていきます。趣味は多いほうがいい。

なるほど、生活費がかかる理由が趣味にあるような気がします。

厳密には生活費ではなく娯楽費なのではないでしょうか。

テニスにバイクに登山と、道具とかにお金がかかりそうなものばかりです。

趣味が増え、交友関係が増えれば、食事に行ったりするでしょうから、さらなる出費もあるでしょう。

ただ、そのような刺激の生まれる趣味を持つことがFIRE生活を長続きさせてくれるのではないでしょうか。

ただただ支出を抑えるだけの貧乏FIREだと、単調な毎日になり、5年・10年と続けていくには耐えられないかもしれません。

まとめ

以上『資産8億円超のFIRE生活「毎日が日曜日」だが注意している3つのこと』でした。

いかがでしたか?

会社を辞めたらのんびり楽しい生活が待っているかと思いきや、案外そうではなさそうです。

毎日いかに過ごすかを考えておかないと、せっかく会社を辞めても時間を持て余すだけに終わります。

今回の記事は、家族との関係や生きがい対策も重要だと認識できる事例でした。

以下関連記事です。

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