老後・定年後の自宅売却は要注意!悲惨な末路をから学ぶべき教訓7選
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
今回は老後の住まいの話です。
老後にどのような家に、どこに住むかも悩ましい問題の一つです。
悩ましいが故に失敗を犯すと取り返しのつかないことになってしまいます。
今回の記事では自宅を売却後に巻き起こった3つの事例から得られる教訓をご紹介していきます。
1.夫婦で地方移住するはずだったのに
まず一つ目の事例は「地方移住」です。
当ブログでも人気コンテンツの一つ。
私が地方出身者であるがゆえに、安易な地方移住については辛口でコメントしております。
今回の事例もまさに典型的な失敗事例の一つと言ってよいでしょう。
長年の田舎暮らしの夢を果たすべく計画を立て、定年後、退職金で畑のある自宅を購入することにした佐川さん。うまく進んでいると思っていたが、最後の最後にとんでもないどんでん返しが待っていた。
なんと、一緒に来てくれると思っていた妻が猛反対。自分は東京に残るというのだ。時すでに遅し……。佐川さんはすでに自宅を売却し、移り住む物件を契約してしまっていた。
家族が地方移住には反対だったというパターン。
地方移住はとにかく家族への根回しは必須。
本人が良くても家族はNGであるパターンは意外と多いです。
仮に移住しても「虫がダメ」で帰ってしまうとかもあり得ます。
自宅を売却する前に様々な条件について一つ一つ潰しておかないと、後で後悔する羽目に遭います。
1.家族、特に配偶者とはよく相談すべし
2.田舎生活=安い・快適というわけではない
3.自宅を売ったら戻る場所はない
2.駅近マンションへ転居はハードル高し
続いては一戸建てからマンションへ転居しようとして起きたハプニングの話です。
自宅は、バブル当時の大ヒットドラマにも登場したニュータウンにあり、敷地面積40~50坪で120平方メートルと広く、子育て時代はよかったものの高齢となった夫婦2人の手には余っていた。
「それなりの価格で売却できると思い、ご相談に来たのですが、予想をはるかに下回る値段しかつかなかったんです」
「今ある家財の半分以上を捨てないと、新居のマンションには収まらない。そこまで考えると、この年でやりきれる自信がなくなってしまったらしく、考えた末に、今の自宅に住み続ける覚悟を決めていました」
家が高く売れるのは「場所が良いから」です。
郊外の戸建てはよほどの高条件でない限り高値はつかないでしょう。
売却価格に期待しすぎないほうがよいと思います。
そして戸建てからマンションへの転居にはもう一つの問題があります。
それが家財問題です。
戸建てでは収まったはずがマンションになれば当然狭くなりますので、家財処分が必須です。
この夫婦は断捨離できずに転居を断念。
ただ、自宅売却前に決断できたのはせめてもの救いでしょう。
4.郊外の一戸建ては高く売れない
5.ダウンサイズの住み替えは家財処分も大変
3.瞬く間に消えた老後のための大金
最後はお金の問題です。
自宅を担保に資金を融資してもらう「リバースモーゲージ」という制度を利用し、1000万円ほどを融資してもらった。
「お金が手元に入ったので、子どもや孫にいろいろしてあげたくなってしまったようでして。そうしたら、あっという間に貯金が減ってしまったんです。
こんなはずではなかったんですが突然、大金を手にして浮かれてしまったと話していました。たったひとつの財産だった持ち家ももう担保に入れてしまったので、不安で仕方がないと」
融資してもらったお金をあっという間に使い切る。
〇〇の典型です。
どうしようもありません。
退職金をパーッと使ってしまう人と同タイプです。
何のためにお金を借りたのか、さっぱり意味不明です。
リバースモーゲージを利用しなければならないのですから、老後資金も貯められなかったのでしょう。
そもそもこの手の融資を利用せずに済むようにしたいものです。
6.リースバック、リバースモーゲージは最終手段
7.大金を持ち慣れない人は要注意
まとめ
以上『老後・定年後の自宅売却は要注意!悲惨な末路をから学ぶべき教訓7選』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです
1.家族、特に配偶者とはよく相談すべし
2.田舎生活=安い・快適というわけではない
3.自宅を売ったら戻る場所はない
4.郊外の一戸建ては高く売れない
5.ダウンサイズの住み替えは家財処分も大変
6.リースバック、リバースモーゲージは最終手段
7.大金を持ち慣れない人は要注意
老後の住まいは慎重に判断しなければいけません。
特に売却しようと考えている場合は、今回の教訓は大変参考になると思われます。
安易な判断は取り返しのつかないことになりかねません。
十分注意しましょう。
以下関連記事です。
待望の地方移住した夫婦がたった3年で家を失った想定外の悲劇をご紹介しています。
だったら賃貸派のほうがいいのかと言われれば、そうもいかないのが老後の難しいところです。
やはり老後の不安は「お金」が一番のようです。老後も働きたいと考えている人がどんどん増えているように思います。