お金の漠然とした不安が消える、”最低限の生活コスト”算出法

お金の漠然とした不安が消える、"最低限の生活コスト"算出法

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

「プレジデント・オンライン」に掲載された、お金の不安に関する記事です。

とあるミニマリストでブロガーの人が書いた記事のようです。

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「お金の不安」の正体

人はやりたくない仕事を辞められない背景に「お金の不安」があると書かれています。

うーん、どうでしょう。

現役世代であれば働く理由は「お金の不安」というより「お金の必要性」のような気がします。

お金が無ければ生きていけないわけですから。

一定以上の資産が貯まっても働き続ける理由は「お金の不安」が一因となっている人がいるのは間違いないでしょう。

記事では「お金の不安の正体」についての見解が述べられています。

それでは、お金の不安の正体とは一体なんなのか。

「普通の生活すらできなくなるという漠然とした恐怖」

これがお金の不安の正体だと、僕は結論づけています。

筆者は「漠然とした恐怖」だと考えているようです。

言わんとすることは理解できます。

起きてもいない未来に対して「なんとなく恐怖を感じている」のです。

不安を払拭するためには、不安の正体を暴き、取り除く必要があります。

「お金の不安」を取り除くには、「保有しているお金で老後まで生活できる見通しを立てる」ことが必要になるでしょう。

「これだけの金額があれば大丈夫」と認識できれば、不安は消えるはずです。

自分に必要な最低限の「生命維持コスト」を知る

では、「大丈夫」と思える金額とはいくらなのか?

そのためには自分が生活する上で「最低限必要な生命維持コスト」を知ることだと語っています。

「最低限必要な生命維持コスト」とは何でしょうか?

それは、「食費」「住居費」「水道光熱費」「日用品費」「被服費」「社会保険料」の6つです。

生きるためには食べ物が必要です。

生活するには住む場所が必要です。

家に住んで生活すれば、水道光熱費がかかります。

生活するにはティッシュや洗剤など、一定の日用品も必要です。

生活するためには最低限度の衣服は必要です。

そして税金や年金保険料などを支払わなければいけません。

サラリーマンをしていれば、最後の「社会保険料」は給料から天引きされるので、実質把握しておくべきは残りの5つになります。

では、あなたは5つの費目の支出額がいくらなのか、自分の家計を把握していますか?

支出が分からないと何も始まりません。

そもそも自分の支出を知らず、不安を抱いているのだとしたら、はっきり言って意味不明です。

とにもかくにも支出の把握から始めましょう。

まずは家計簿をつけましょう。

家計簿が面倒ならばクレジットカードの利用明細をチェックするだけで済みます。

簡単なことですので、すぐにでも実行可能です。

ちなみに私の場合は5つの費目合計14万円、家賃を除けば7万円です。

「最低限の生活」を実行できるか?

支出を把握できれば、次のステップです。

次は「最低限の生活コスト」まで支出を下げることです。

ここが重要です。

例えば食費には、友人や同僚との飲み会などが含まれているでしょう。

被服費には、絶対に必要とは言い切れない、欲しかった洋服が含まれているでしょう。

生きるために絶対に必要とは言えない支出はカットしなければいけません。

カットしても生きられるコストのことを「浪費」と言います。

そして残るのが「最低限の生命維持コスト」です。

浪費をなくし、限界まで支出を削らなければいけません。

そして、実際に最低限のコストで生活できるかどうかです。

もし実行できれば、お金の不安は消えずとも緩和されるでしょう。

「これだけのお金があれば大丈夫なのか」と理解できるからです。

そして、あといくら必要なのか、といった計算もできるようになります。

ただし、お金の不安を完全に払しょくするのは難しいと思います。

その理由は、日本の未来の見通しが難しい点にあります。

年金がいくらもらえるのか分からない。

物価がどこまで上がるか分からない。

株価がどう変動するかが分からない。

結局分からないことだらけです。

よってお金の不安を完全に払しょくすることは、生き続ける限り無理だと受け入れるべきでしょう。

まとめ

以上『お金の漠然とした不安が消える、"最低限の生活コスト"算出法』でした。

いかがでしたか?

最低限の生活コストを把握し、自分に本当に必要なお金を知ることは極めて重要です。

あとは実際に生活できるかどうか。

もし生活できれば、他の人たちよりは長い老後を乗り切れる可能性は高いはずです。

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