老後にお金で困る人に共通する「貯金の間違った2つの思い込み」

老後にお金で困る人に共通する「貯金の間違った2つの思い込み」

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

今回は「ダイヤモンド・オンライン」に掲載された記事からです。

アメリカ発の新しいお金に関する書籍の紹介記事となっております。

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今回の動画は『【達成者が語る】貯金5000万円達成が47歳まで遅れた5つの理由』です。私はこれまでの過程でいくつかの失敗をしてきました。今回は私の失敗をご紹介することで、これから資産形成をしていく人たちの参考になればと考えております。
また、第2弾の動画『【必見】貯金が5000万円を超えたら生じた5つの変化』も公開していますので、併せてご覧ください。
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貯金に関して共通する誤った「2つ」の前提とは?

今回この記事を取り上げようと思った最大の理由は、私が以前から考えていた点について指摘していたからです。

私が以前から嫌いだったのが「貯金の割合論」です。

例えば以下のようなものです。

「収入の2割を貯金しよう」
「最低でも収入の1割は貯金に回すべきだ。できれば2割、3割までのばそう」
「30歳までに年収と同額、35歳までに年収の2倍、40歳までに3倍を蓄えているのが望ましい」

記事では、これらの主張には「共通する誤った前提がある」としています。

一つは「長期的に安定収入が見込めることを前提にしている」ことです。

これから資産形成に取り組もうという人にとっては、年功序列型賃金が崩壊しつつある今、将来的な資産の見立てを立てるのが非常に難しくなっています。

もはや給料が上がり続ける保証はどこにもありません。

稼げるときに稼いでおかないと、いつ収入が減少するか分からない時代に突入しつつあります。

結局のところ、収入が多いほど貯金も多い

もう一つは「どの収入レベルの人も同じ割合で貯金できることを前提にしている」ことです。

この割合論は絶対に成立しないと思っています。

例えば新卒で手取りが20万円にも満たない賃貸暮らし人が「手取り収入の20%」は貯金したほうがよい、と言われてもなかなか難しいでしょう。

一方で40歳で手取りが40万円になった人が「手取り収入の20%」しか貯金しなければ、それは少ないと言わざるを得ません。

どの程度の貯金をすべきかは、人それぞれの環境によって異なるため、一概には言えないのが本当のところです。

あとは、悲しい現実としてやはり収入が多いほど貯金はしやすいことです。

これはアメリカのデータが紹介されておりました。

個人の貯蓄率を一番大きく左右するのは所得水準である。

このことは、様々な研究で実証されている。

たとえば、連邦準備制度理事会(FRB)と全米経済研究所(NBER)の研究によれば、下位20%の所得者は毎年収入の1%を貯金し、上位20%の所得者は24%を貯金している。

さらに、上位5%の所得者は37%を、上位1%の所得者は51%を貯金している。

データでは見事に所得の多い人ほど貯金の割合が高いというデータになっておりました。

そりゃそうです。

もう一つ所得と貯金の関係が紹介されておりました。

同様に、カリフォルニア大学バークレー校の経済学者2人によれば、米国では1910年から2010年にかけて、1930年代を除くすべての年代で貯蓄率と富との間に正の相関関係が見られる。

つまり、富が増えれば増えるほど貯蓄も増えるのだ。

「貯蓄率と富の間に正の相関関係が見られる」とはもはや決定的です。

結局「収入が多いほど貯金も多い」という元も子もない現実がそこにはあるのです。

貯金は常に行い、勝負所を逃さない

貯金本や貯金に関する記事では「まずは支出を減らそう」という論調が多いです。

その理由は収入を増やすより簡単に実行できるからです。

収入増は自分でコントロールできないことも多いですが、支出なら自分が気を付ければよいだけ。

そして支出を減らせば、貯金が増えるのは計算式で考えれば当たり前のことです。

収入が増えても支出も増えれば貯金の額は変わりません。

よって支出を抑えるのは当然のことです。

さらに仕事で収入を増やしていく。

場合によっては転職や副業も検討すべきです。

あとは、貯金を常に行っていくことです。

「アリとキリギリス」に登場するキリギリスのように遊んでばかりで貯金しないのは、後で罰が当たる可能性があります。

泣きをみないよう今から貯金はすべきです。

あとは「貯められるうちに貯めておくこと」です。

先に述べたように、将来の収入がどうなるか分からない世の中になってきました。

従来は「3つの貯めどき」などと言われ、「独身時・子どもの幼少期・子どもの独立後」が貯金の狙い目の時期とされてきました。

しかし、子どもの独立後が本当の貯めどきとなるかは不明です。

子どもが就学中より貯めやすいとは思いますが、未来は45歳以上の収入増を保証してくれません。

よって、今から貯めておくのが後悔しない貯金術と言えます。

まとめ

以上『老後にお金で困る人に共通する「貯金の間違った2つの思い込み」』でした。

いかがでしたか?

「老後資金は老後が近づいてから」では間に合わない可能性があります。

老後を意識せずとも、早くから貯金し始めたほうが圧倒的に有利なのは間違いありません。

やはり資産形成には時間を味方につける必要があるのです。

以下関連記事です。

最も効果的に幸福になる方法は、お金持ちになることという残酷な事実があります。

仮にお金が貯まっても、使わなければ死の間際に後悔することになります。

いつまでも貯金が増えない人が根本的に誤解していることをご紹介しています。

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