36歳共働きの公務員男性「子ども2人の大学卒後業後、55歳でサイドFIREしたい」

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

最近見かける機会が減少傾向にあるFIREの記事です。

今回はFIREできるかどうかをFPさんに相談した記事となっています。

FPさんの見解とともに私の見解も述べていきたいと思います。

相談者の収入・支出・資産状況は?

さて、今回の相談者は36歳の共働き公務員男性。

プロフィールと現在の収入はこちら。

【相談者プロフィール】
・男性、36歳、公務員
・妻、36歳、会社員(正社員、月収21万円、手取り17万円)
・子ども:2人(9歳、12歳)
・お住まい:東海地方(宿舎)
・毎月の世帯の手取り金額:46万円
・年間の世帯の手取りボーナス額:200万円
・給与・事業収入以外の収入:児童手当月額2万円

補足情報として、下の子が50歳頃に大学を卒業する予定です。

よって14年後の資産がどうなっているかが一つのポイントとなります。

収入はまずまずと言えるでしょう。

では支出はどうでしょうか。

【毎月の支出の内訳】
・毎月の世帯の支出の目安:42万円
・住居費:0(給料天引きのため0と記載)
・食費:6万7,000円
・水道光熱費:3万3,000円
・教育費:7万5,000円
・保険料:2万7,000円(うち2万円は学資保険)
・通信費:1万円
・車両費:3万5,000円
・お小遣い:4万円
・その他:13万3,000円(衣服・美容、日用品、趣味、交際費、医療費、税金等)

毎月の手取り収入が46万円でしたから、月の貯金は4万円です。

なかなか支出が多いですが、削ろうと思えば削れそう。

そして資産状況がこちら。

【資産状況】
・毎月の貯蓄額:4万円
・ボーナスからの年間貯蓄額:100万円
・現在の貯蓄総額:680万円
・毎月の投資額:7万8,000円(つみたてNISA、iDeCo)
・現在の投資総額:280万円
・現在の負債総額:0

貯蓄と投資の合計額は960万円で、まだ1000万円に到達してません。

年齢的にはやむなしといったところでしょうか。

また、ボーナスも半分使っている点は驚きました。

これらの状況を見てFPさんはどのように診断したのでしょうか?

保守的に見積もった場合、持ち家があれば不可能ではない

FPさんは以下のように試算しています。

まず貯蓄は月4万円×12ヶ月+ボーナス100万円で年間148万円。

投資は月7.8万円に加え、妻のiDeCo1万円があるらしいので、8.8万円×12ヶ月で年間105.6万円となります。

冒頭に述べましたが、目安としての50歳まで14年間ですから、貯蓄は148万円×14年=2,072万円、投資は105.6万円×14年=1,478.4万円となります。

よって14年後の合計金額は、現在の貯蓄と投資の合計960万円+2,072万円+1,478.4万円=4,510.4万円となります。

ここから先は予想の世界に入っていきます。

これ以外の給与上昇分や学資保険などで教育費等はまかなうと考えた場合、50歳前後でのサイドFIREの資金が4,500万円ほどとなります。仮に年4%ほどで運用できれば年間で180万円ほどの利益が見込めます。この場合、親御さんの建てた家を継ぐことができるのであれば、サイドFIREは可能だと思われます。

家を買わずに済み、親の家を相続できればサイドFIREは可能と考えているようです。

やはり住宅購入は大きな資金を必要としますから、買うか買わないかで資産の状況は大きく変わります。

私も住宅購入を考えているので、これはよく理解できます。

あとは投資の状況にもよりますが、FPさんはサイドFIREに踏み切っても大丈夫ではないかとの見解のようです。

55歳で辞めてよいかは年金制度変更を踏まえ判断すべき

では、私の見解はどうか。

私は「要検討」で、結論は先送りです。

まず、相談者は55歳でのサイドFIREを希望しています。

あと5年分の資産を計算すると貯蓄148万円×5年=740万円。

投資は105.6万円×5万円=528万円。

よって、先の4510.4万円+740万円+528万円=5,778.4万円です。

ただし教育費の支払いが完了していますから、貯蓄・投資への金額は大きくなることが予想されます。

さらに公務員なら退職金も一定額は確保されるでしょうから、一般的に見れば十分な老後資金を確保できると見てよいでしょう。

ただしここで重要なのは、年金の受給開始年齢が現状65歳なので、10年間をどのように乗り切るかです。

6000万円は軽く超えるであろう資産と簡易な労働で得られる収入と、支出の削減を行っておけば10年間は十分乗り切れます。

ポイントは年金の受給開始年齢が65歳のままとは考えにくいことでしょうか。

70歳になる可能性もゼロではありません。

そうなると、サイドFIREとはいえ何歳まで働くかを考える必要が出てきます。

もしかしたら働くのが嫌になって、無収入の期間が発生するかもしれません。

年金を受給するまで無収入の期間が何円続くかも老後資金を計算する上では重要になります。

そのため現時点では結論を先送りし、まずは資金を貯められるだけ貯めておくことを優先させるのです。

資金が用意できていれば、将来の選択肢は増えることになります。

それでも、この条件であれば、サイドFIREなら達成できる可能性は十分あると思います。

まとめ

以上『36歳共働きの公務員男性「子ども2人の大学卒後業後、55歳でサイドFIREしたい」』でした。

いかがでしたか?

サイドFIREならハードルは下がりますから、目標としては立てやすいし、達成もしやすいと思います。

あとはどのような仕事で収入を得ていくのかを考えておくべきでしょう。

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