FIRE達成へ向けたライフスタイルを確立するための7つのステップ

FIRE達成へ向けたライフスタイルを確立するための7つのステップ

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

当ブログではもはやおなじみとなった「ビジネス・インサイダー」に掲載されたFIREに関する記事です。

34歳でFIREを達成した外国人男性による記事です。

「経済的自立を達成するカギは、自分独自の早期退職後のライフスタイルを確立すること」であると主張しています。

そこで記事内の「やるべきこと」として挙げられている項目を並べ、FIRE達成の秘訣を探っていきたいと思います。

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ステップ1.高給取りに向けてまい進する

まず最初のステップは「高給取りに向けてまい進する」ことです。

やはり海外の記事を見ると、支出削減より収入アップを最重要視していることが分かります。

収入が多くなければ投資の原資も大きくなりません。

まずは貯蓄率を50%以上を目指し収入を増やす努力をするとよいでしょう。

収入が少ないのであれば、転職・副業も検討すべきです。

ステップ2.退職基金をまず積み立ててから、支出を決定する

2つめのステップは「退職基金をまず積み立ててから、支出を決定する」ことです。

記事では非常に重要な一節が書かれていましたので、ここでご紹介しておきます。

このゲームでは、いくら稼ぐかではなく、いくら貯めるかがすべてだ。

本当にこれ。

たくさん稼いでも、たくさん使ったら意味がありません。

まずは収入のうち何万円を投資に回すと決めて、残りで生活することにしましょう。

日本であれば新NISA・iDeCoにいくら投資するかを決めることからです。

できるだけ早く満額を投資できるようになるのが理想です。

そして、支出を増やさないようにすることです。

一度支出を増やすと再び減らすのは難しくなります。

収入が増加しても、支出を増やしすぎないよう注意を払う必要があります。

ステップ3.定期的な経費を最適化する

3つめのステップは「定期的な経費を最適化する」ことです。

筆者の言う「定期的な経費」とは「固定費」と言い換えてよいでしょう。

また人生における大きめの支出を指しています。

記事では住宅と自動車が一例としれ挙げられています。

家賃や住宅ローンは極力抑える。

自動車も所詮は移動手段。

高級車である必要はありません。

日本で都市部に住んでいるなら、そもそも自動車は無くても生活できます。

その他、スマホ、ネット、各種サブスクなど、徹底して支出を削減すべきです。

ステップ4.早期退職後の趣味を見つける

4つめのステップは「早期退職後の趣味を見つける」ことです。

資産形成から少し離れたこの4つめのステップは興味深いです。

FIREした後に何をするかが重要であることを理解していると言えます。

会社を辞めれば自由な時間が急増します。

その時間をいかに使うかが残りの人生において重要になります。

だからこそ趣味が重要になってきます。

できればお金のかからない趣味の方がよいでしょう。

会社を辞め、定期収入がなくなるのですから、お金のかかる趣味は退職前より支出を増やす恐れがあり、FIRE生活破綻の原因になりかねません。

ステップ5.道具(器具)ではなくスキルを高める

5つめのステップは「道具(器具)ではなくスキルを高める」ことです。

これはステップ4の趣味のことを指しています。

趣味に伴う支出には気をつけよう。高価な道具を買いに出かけてはならない。その代わりにスキルに磨きをかけよう。早期退職後のライフスタイルに合った趣味では、趣味人のスキルこそが優れた結果を映し出す。

先ほども述べましたが、趣味の支出は退職後に支出増加を招きかねません。

よってスキルを磨くのです。

これは面白い観点です。

旅行であれば、いかに安く旅行を済ませるか、とかでしょう。

いかに趣味を楽しむかのスキルを高めることがリタイア後の生活を充実させてくれます。

ステップ6.早期退職に向けた進捗を追跡する

6つめのステップは「早期退職に向けた進捗を追跡する」ことです。

あなたは現在、自分がどれくらいの資産を保有しているか把握できていますか?

おそらく、資産形成をしっかりしている人は把握できていて、資産形成していない人は把握できていない傾向があると考えられます。

FIREを目指すのであれば、目標となる資産額がほぼ間違いなく設定されているはずです。

その金額に向けて現在地がどこなのか、常に把握しておくべきです。

資産推移の予定表を作成しておけば、現在地はより把握しやすくなります。

モチベーションを保つのにも役立つでしょう。

ステップ7.夢中になれるものを見つける

7つめのステップは「夢中になれるものを見つける」ことです。

こちらは趣味ではなく「ライフワーク」と言ってよいでしょう。

仕事を辞めた後、何を中心に生きていくのかは大きな問題となります。

空いた時間を何に使うのか?

趣味だけではおそらく時間を持て余すことでしょう。

お金のために働く必要がなくなり、誰かのために働くという本来の働き方ができるようになります。

わずかでも収入を得られれば、資産減少のスピードも抑制できます。

だからこそ、会社を辞めてから何をするかは考えておくべきでしょう。

会社を辞めることはゴールではなく、新たな生活の始まりなのです。

まとめ

以上『FIRE達成へ向けたライフスタイルを確立するための7つのステップ』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

FIRE達成へ向けたライフスタイルを確立するための7つのステップ

ステップ1.高給取りに向けてまい進する
ステップ2.退職基金をまず積み立ててから、支出を決定する
ステップ3.定期的な経費を最適化する
ステップ4.早期退職後の趣味を見つける
ステップ5.道具(器具)ではなくスキルを高める
ステップ6.早期退職に向けた進捗を追跡する
ステップ7.夢中になれるものを見つける

FIREにおいて資産形成はもちろん重要ですが、退職後のライフスタイル確立に触れていた点で今回の記事は非常に秀逸であると思いました。

当ブログでは繰り返し述べていますが、FIREは退職後に何をするかという目的が重要です。

目的なきFIREは「卒業」することになるでしょう。

退職してから何をするかまで計画し、準備を進めておくことがFIRE生活成功のカギを握っていると言えそうです。

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