医師でも老後は超不安!約7割が「65歳を過ぎても働きたい」

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

今回は「まいどなニュース」に掲載されていた老後に関する記事です。

老後の記事と言っても、今回は医師のアンケート結果です。

医師と言えば一般的には高収入のイメージです。

そんな医師でも「老後も働き続けたい」と思っているようです。

高収入なら引退して悠々自適な生活を送ってもよさそうに思えますが、一体何が起こっているのでしょうか?

医師も老後に不安を感じている

まずは「プライベートな将来について不安に感じることはあるか?」という質問の結果です。

将来について「漠然とした不安がある」と回答した人は61.4%、「明確な不安がある」は13.2%となりました。

合わせて74.6%、4人のうち3人は将来に不安を感じていることが分かりました。

これは思いのほか高いです。

一般の人たちの調査結果と比較しても、そこまで大差ない結果となりました。

収入の多寡は老後不安に影響するものではないと分かります。

医師も老後のお金に不安を感じている

続いて、医師が将来不安を感じている項目は何か?

アンケート結果はこちらです。

1位は「お金」で43.3%でした。

2位の「仕事・働き方」の40.7%とほぼ二分されていますが、1位はお金。

高収入の医師でさえ老後のお金は不安のようです。

低収入の人からすると「なんでやねん!」とツッコまれそうですが、これもまた事実です。

高収入なら高収入で使うお金が多いでしょうから、自ずと必要なお金も多くなります。

よって、収入が多いなら多いなりの悩みはあるものです。

約7割の医師が「65歳以降も働きたい」

続いて「将来、何歳まで医師として働きたいですか?」という質問の結果です。

一番多かったのは「70歳以上」で24.5%。

次いで「生涯現役」が23.6%、そして「65~69歳」の22.6%でした。

上位3つを合計すると70.7%の医師が「65歳以降も働きたい」という意向を持っていることが分かりました。

よって、老後は働かなくてよい医師は30%程度。

59歳以下の早期リタイア希望者は15.0%に留まりました。

これがFIREの現実です。

早く辞めたいと思っている人は少数派なのです。

FIRE志向者は自分が少数派であることは自覚しておくべきでしょう。

老後の備えは医師も一般人もやることは同じ

次は「老後に向けた備え」についてです。

公的年金以外に準備している資産はあるかどうか。

「ある」と回答した人が66.8%と多数派を占めました。

やはり老後に不安を感じている人が多いですから、お金の準備もしっかりしているようです。

では、どのような資産を準備しているのでしょうか?

1位は「NISA」で3位に「iDeCo」が入っています。

今どきですね。

医師もしっかり新制度を活用して投資をおこなっています。

iDeCoの割合が高めなのが特徴的なのかもしれません。

何か医師だからといって特別な投資をおこなっているわけではなさそうです。

結局は大半の医師の方は私たちより収入が多めではあるものの、特別感はない人たちなのかもしれません。

結局は収入に見合った支出で生活することが大事

ここまでアンケート結果を通じて、医師の実態を見てきました。

医師も人の子、一般人。

確かに収入は多いかもしれませんが、支出も多いのでしょう。

結果として老後に必要なお金が普通の人たちより多く必要なのかもしれません。

一度大きくした生活を小さく戻すのは難しいもの。

大きな声では言えませんが、一人ならまだしも配偶者もいたら一緒にダウンサイジングするのは難しくなるのではないでしょうか。

このあたりは私たちに示唆を与えてくれます。

結局は収入の多さではなく、「いかに残すか」です。

つまり「支出の少なさ」のほうが重要だということです。

支出が少なければ、老後を少ないお金で暮らしていけます。

上手くいけば年金の範囲内で生活でき、貯金もできます。

収入が増えて支出を増やすのは悪い事ではありませんが、程度は考えるべきでしょう。

どうせ大半は「見栄」消費なのでしょうから。

「見栄」にお金を使うことほど無駄なことはありません。

「見栄」が無駄であることに気づけるには時間がかかるかもしれません。

まとめ

以上『医師でも老後は超不安!約7割が「65歳を過ぎても働きたい」』でした。

いかがでしたか?

医師でもお金の不安を抱えていることは非常に興味深かったです。

収入が多ければよいわけではないと気づけましたでしょうか?

自分の身の丈に合った暮らしを心掛けるほうが重要です。

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