金融機関で働くお金のプロが実践する貯蓄術は普通の貯金法

金融機関で働くお金のプロが実践する貯蓄術は普通の貯金法

金融機関で働いている“お金を扱うプロ”が実践している貯蓄術』という記事を読みました。

お金のプロならば何か特別な方法でもあるのかと思い読んでみました。

しかし、その期待は裏切られることに。

今回は、あえてその期待外れの貯蓄術をご紹介します。

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1.まずお金を整理する

まず、やみくもに貯蓄を始めるのではなく、現在のお金の状況を整理してから始めようと主張しています。

やみくもに貯蓄に取り組むより、お金の状況をしっかり整理しておく方が、よりスムーズに進めることができます。

(引用元:https://limo.media/articles/-/10485)

僕はこれを、現状の有する金融資産をすべて数えることと認識しました。

記事中で紹介されているのは、以下の3つです。

  • 1.銀行口座
  • 2.借入額
  • 3.固定費

現在の口座にあるお金、借金の残りという2つは分かります。

ポイントは、毎月支払っている固定費の額も計算していることです。

手元に残っているお金だけでなく、決まって出ていく金額も把握しておくことで、収入との差額が分かりますから、毎月いくら使ってよい金額があるのかを把握することができます。

貯蓄ができない残念な人は、支出を把握していないことが多いため、固定費で毎月いくら支払っているかを把握するのは良いことです。

ただ、これだけでは足りません。

もっと把握しておかなければいけないことがあります。

  • 4.現金・金券
  • 5.ポイント
  • 6.年金見込額

1つは、現金・金券です。

そもそも今、手元にいくら持っているのかは把握しておかなければいけなせん。

人によっては、財布の中だけでなく貯金箱にお金が貯まっていたり、へそくりやいざというとき用に家の中のどこかへ忍ばせてあるお金があったりします。

さらに、お金ではないですが、お金と同様に使うことのできる図書券や商品券、ギフトカード、プリペイドカードのような金券もあります。

これらを整理して、全部でいくらあるのかを把握しておいたほうがよいでしょう。

2つめは、ポイントです。

スーパーやドラッグストア、ネットのショッピングサイトやポイントサイト、クレジットカードなど、現在ではいろいろなお店でポイントを貯めることができます。

あなたはどこにどれだけのポイントが貯まっているか把握できていますか?

おそらく貯金が得意な人は把握できているのでしょうが、貯金を苦手とする人はポイントまで意識が向いていないのではないでしょうか。

ちなみに、僕の場合はいくつかポイントを貯めている場所がありますが、合計すると8万5千円分のポイントが貯まっていると把握しています。

このように、ポイントまできちんと把握しておかなければ、ポイントが有効期限ありならば、無駄になってしまう恐れもあります。

そして3つめとして、年金見込額があります。

貯蓄の目的の一つは、老後資金であることは間違いありません。

老後の収入源は、なんといっても年金です。

将来、自分がいくら年金を受け取れるのかを知っておいた方が、貯蓄をする上での動機づけや目標設定に役立ちます。

2.お金のプロが実践する貯蓄術

次に、銀行や証券会社などに勤務するお金のプロが実際に行っている貯蓄術が紹介されています。

あえて"お金のプロ"を出してきたあたり、何か特別な方法があるのかと思いましたが、紹介されていたのは以下の方法でした。

1.積立定期預金

1つめは積立定期預金です。

せっかく貯めたお金を使ってしまわないためにも、積立定期預金を利用してみましょう。毎月決まった額が自動で口座から引き落とされ、積立定期預金に振り替えてくれるサービスです。これなら、簡単な気持ちでお金を引き出そうとはならないでしょう。

(引用元:https://limo.media/articles/-/10485)

要するに、先取り貯蓄です。

もうベタ中のベタな貯蓄術。

“お金のアマ"でもやってますよ。

2.投資

もう1つは、投資です。

貯金と並行して投資を行ない、より貯蓄を増やすよう試みるのも1つの方法です。毎月一定の金額をコツコツ投資することで、リスクの集中を避けることもできます。「つみたてNISA」など、節約効果を得られるものもありますよ。

(引用元:https://limo.media/articles/-/10485)

投資もお金を増やす手法としては定番です。

ただ、資産が減ることを恐れ、避ける人も多い手法ではあります。

3.日々の生活を見直す

さらに、貯蓄を増やすためには、支出を減らすことも必須。

支出を減らすために、固定費を減らすことも推奨されています。

通信費・光熱費・保険料の3つは、固定費のなかでも支出を抑えやすい項目です。大手キャリアから格安SIMに乗り換えてスマホ代を抑える、契約している電力会社よりもお得な会社のプランがないかを検討する、保険の内容を見直して不要なものは削るなど、さまざまな工夫をしてみましょう。

(引用元:https://limo.media/articles/-/10485?page=2)

固定費を減らすことも、貯蓄法としてはド定番の話。

格安スマホに乗り換えるなんて話はどこにでも出ているような節約法です。

4.副業で収入を増やす

そして最後には、副業まですすめられています。

年収が高そうな金融業界の人も副業をしているのでしょうか?

まさか、最後の最後で副業が出てくるとは思いませんでした。

結局、今回の記事で登場した貯蓄術は、先取り貯蓄、投資、固定費の節約、副業と何にも特別なものはありませんでした。

お金のプロもやることは変わらない

貯蓄と似ていることにダイエットがあります。

地道な積み重ねでしか結果を出すことができません。

ダイエットは、毎年のように新しいダイエット方法が登場しては消えていきます。

これは、それだけダイエットが上手くいかない人が多いということの裏返しです。

貯蓄も同じです。

ただ、貯蓄の場合には、そうそう目新しい貯蓄術はありません

現に、"お金のプロ"でさえ特別な貯蓄術を持っていないことが分かりました。

よって、貯蓄には近道も特別な方法もないということです。

まとめ

以上『金融機関で働くお金のプロが実践する貯蓄術は普通の方法』でした。

“お金のプロ"がやっている貯蓄術は、あまりにも普通の貯蓄術でした。

一般の人と何ら変わりありません。

特別な方法がない以上、地道な努力を積み重ね、一歩一歩進んでいきましょう。

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Posted by いわい