あなたのお金を狙う危険な「4つの密」にはさすがに無理がある

あなたのお金を狙う危険な「4つの密」にはさすがに無理がある

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

あなたのお金を狙う危険な「4つの密」とは何か ファイナンシャルディスタンスが重要だ 

記事を書いた人は経済評論家の山崎元氏なのですが、そこそこ有名な人がコロナに便乗するか?と思わず突っ込まずにいられませんでした。

「ファイナンシャルディスタンス」なんて言葉、聞いたこともありません。

「4つの密」もなんだか無理がありそう。

とりあえず記事の中身を見ていくことにしましょう。

お金を守るための「3密回避」とは?

まずは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い登場した「3密」という言葉を用い、以下のように述べています。

筆者の自宅には届いていないが、事務所に(いずれも東京都内だ)「安倍さんからのマスク」(アベノマスク)が届いた。「3つの密を避けましょう!」と書いてある安倍さんから送られてきたマスクの袋を眺めつつ、「密閉」・「密集」・「密接」についてつらつら考えていたら、「3密」を避けることは、何も健康ばかりでなく、お金を守るうえでも重要なのだと気がついた。

お金を守る上での「3密」とは一体どういうことでしょうか?

順に3つを見ていくことにしましょう。

「密閉を避けよ」。

金融機関の応接室で担当者あるいは、担当者に加えて上司や支店長などから金融商品のセールスを受ける状況は極めて良くない。自宅にセールスマンに上がり込まれる(あるいは、愚かにも「招き入れる」)状況も同様だ。

密閉空間でセールスを受ける状況になると、「区切り」になる何かがないとその状況を打ち切ることが出来ない気分となる。そして、その何かは、プロである先方の方が口は上手いのだし(逆に「聞き上手」や「訥弁(とつべん)」を武器にするセールスもいるが)、場が最も丸く収まるのは、顧客が商品を買うと決めることだ。密閉の場は自分を追い込んでしまう。

1つめの「密閉」とは、金融商品のセールスを受ける状況のことでした。

うーん、何か違うような。。

そもそも金融機関が勧めてくるような金融商品に手を出すことに問題があると思います。

金融機関側が儲かるから勧めてくるわけですから、その罠にかからないよう自分で商品選びはすべきというのが私の考え方です。

「密集も避けよ」。

セミナーのような場で、説得される周囲の人を見て自分も同調することは、ありがちなことだ。マルチ商法のミーティングなどでも起こる状況だ(その筋ではマニュアル化されているだろう)。売り手の影響を一人で受けるのも良くないが、他の顧客の動きに影響されるリスクにも自覚的でありたい。静かに一人で考えられない状況で、お金の問題を決めるのは良くない。

2つめの「密集」とは、セミナーでの勧誘でした。

金融機関の勧誘以上に危険です。

お金に目が眩んで行ってはいけません。

しかし、あえて言わなければいけないことなのかは疑問です。

「密接は危険だ」。

ウイルスの飛沫感染には潜伏期間があるが、一気に発症(=発注!)まで持ち込もうとする時にセールスマンが使うテクニックが「密接」だ。密接した距離で話を聞くと、相手の、熱意、迫力、あるいは(失敗した場合の)落胆、などが実感として伝わって来るのだが、これらの「実感」はいずれも「金融的意思決定」にあっては余計な要素だ。もちろん義理を感じるような濃厚接触(例:接待的なゴルフなど)が高いものに付くことは、多くの大人が冷静なら、わかることだろう。

3つめの「密接」は、セールスマンからの勧誘における状況のことでした。

はっきり言いますけど、3つとも正しいとは思いつつも、何か無理があります。

要するに「セールスには乗るな」というだけの話。

時流に乗っただけの明らかな便乗商法的な記事でした。

4つ目の危険な「密」とは?

ここまでの「3密」に加えて、もう1つの「密」があるとのこと。

はたしてそれは何でしょうか?

それは「秘密」の「密」だ。「これは〇〇筋(政治家、企業など)に近い知人から内々に聞いた話なので、他人に話さないことをお約束いただきたいのですが、実は…」というような前置き付きの儲け話は99%怪しい。また、特定のメンバーの間だけで秘密に出資を募っているというような触れ込みの話は99.9%怪しい。

4つめは「秘密」でした。

書いている内容自体、決して間違っているわけではありません。

しかし、何か物足りないというか、悲しいというか。

そこそこ有名な経済評論家であれば、もっとマシな記事を書いてもらいたかったというのが本音です。

お金に関する意思決定は本当に一人がよいのか?

今回の記事の最後にようやく「ファイナンシャルディスタンス」という言葉が登場します。

大切なお金を守るためには、4つの密(密閉・密集・密接・秘密)を慎重に避けることが大切だ。コロナの感染リスクを避けるために「ソーシャル・ディスタンシング」(社会的距離を取ること)が強調されるが、金融の意思決定にあって「人間のリスク」の悪影響を避けるためには「ファイナンシャル ディスタンシング」が重要だ。

すなわち、お金に関する意思決定は、必ず他人の影響から距離を置いて、一人で行うことが大切なのだ。

なんだか無理がある使い方です。

完全に昨今の新型コロナウイルスの騒動に乗っかったとしか思えません。

しかも、「お金に関する意思決定は、一人で行うことが大切」という結論も本当に正しいかは疑問を抱かざるを得ません。

例えば、夫婦で将来について考えるとかであれば、一人で行うことのほうがむしろ問題が大きいのではないかと思います。

若くてまだ金融リテラシーが低い人だと、親のアドバイスは多少古くてもブレーキにはなってくれることが多いかもしれません。

「振り込め詐欺」のような特殊詐欺では、むしろ一度家族に話を聞くことが推奨されています。

よって、家族への相談は時と場合によっては必要となる場面があるのではないでしょうか。

さらに言えば、お金の専門家であるファイナンシャルプランナーの存在をも否定する発言とも誤解されかねないのではないでしょうか。

「お金に関する意思決定」の範囲をどこまで捉えているかにもよるのでしょうが、ちょっと無理のある記事であり、残念な記事でした。

まとめ

以上『あなたのお金を狙う危険な「4つの密」にはさすがに無理がある』でした。

いかがでしたか?

とりあえず間違いなく言えることは、金融機関が勧めてくる商品や得体のしれない金儲けの話には飛び込むなということです。

そして人に相談するのであれば、自分に近い目線で考えてくれる家族が一番なのではないでしょうか。

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