【資産7000万円への道】トランプショックで4月の資産はどうなった?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今回はトランプショック以降の資産減少について、4月終了時点の結果をご紹介していきます。
投資をしている人にとって4月は悪夢のような月だったのではないでしょうか。
あるいはジェットコースターでしょうか。
投資を始めて間もない人にとっては、とんでもない事故に巻き込まれた感があると思います。
そこで今回は4月の市場動向と私の資産状況を振り返り、投資に対する考え方を振り返りたいと思います。
2025年4月のS&P500の動向
まずは私の主要銘柄、S&P500の過去3ヶ月チャートです。

S&P500は2月の半ばまでは上昇していましたが、2月半ば以降から徐々に下落し始めました。
3月に入ってからも下落が続きましたが、一時的には止まりました。
しかし、4月に入って直後、トランプ関税の発表により株価は急落しました。
以降は激しい上下を繰り返してきました。
ところが、4月の下旬に入ると、今度は急激に回復し始めました。
気づけば3月の終わりくらいの水準までは戻ってきたかと思いきや、最後の最後にGDP発表でまた急落。
しかし、最終的にはプラスになるという大波乱の1日となりました。
とにかく4月はずっとトランプ大統領に振り回された格好です。
2025年4月の円ドル為替の動向
続いて為替です。
ドル円の過去3ヶ月チャートがこちら。

こちらは結果的には見事な右肩下がりとなっています。
1月半ばからドル安が始まりました。
3月の後半に一旦はドル高に転じましたが、4月に入って再び大きく円高ドル安に転じました。
いよいよ1ドル140円を切るのは時間の問題と思うような展開となっていました。
しかし、4月下旬で若干回復し、一時的ではありますが、ドル安が止まりました。
ただ、どちらにせよ米国株メインで投資をしている者としては引き続き苦しい展開となっています。
2025年4月終了時点での投資資産はどうなった?
この株価・為替の動きを経て、4月を終えての投資資産は次のようになりました。
2025年3月末 | 2025年4月末 | 増減 | |
VTI・VYM(SBI証券) | 3,378,272円 | 3,156,566円 | -221,706円 |
NISA・特定口座(楽天証券) | 5,882,869円 | 5,773,846円 | -109,023円 |
合計 | 9,261,141円 | 8,930,412円 | -330,729円 |
SBI証券はマイナス22万円、楽天証券はマイナス万円、合計でマイナス万円でした。
本来プラスになってほしいところでマイナスになるのは非常につらいです。
ただ、4月前半の株価の大幅下落を受けて、もっと大きなマイナスになることを覚悟していました。
実際、前回の緊急投稿動画、すなわち4月半ば時点での合計のマイナスは80万円でした。
それが今回マイナス万円ということは
4月下旬だけで50万円近く回復したことになります。
マイナスはつらいのですが、これだけマイナスが縮小すると、助かったというか良かったという何か不思議な感情が芽生えています。
2025年1月から4月の推移は?
続いて、資産のピークだった2025年1月からの資産推移は次のようになりました。
2025年1月末 | 2025年4月末 | 増減 | |
VTI・VYM(SBI証券) | 3,576,488円 | 3,156,566円 | -419,922円 |
NISA・特定口座(楽天証券) | 5,890,526円 | 5,773,846円 | -116,680円 |
合計 | 9,467,014円 | 8,930,412円 | -536,602円 |
SBI証券はマイナス42万円、楽天証券はマイナス11万円、合計でマイナス53万円でした。
緊急投稿の動画の時はマイナスが100万円でした。
もっと大きなマイナスを覚悟していたものの、4月下旬の急回復により、マイナス幅が小さくなりました。
しかし、まさかの3か月連続で資産減少です。
さすがにこれは史上初のことです。
マイナス幅が小さくなったとはいえ、7000万円を目指していく上で3か月連続の足踏みは痛いです。
総資産の推移
続いて今回は総資産の推移もご紹介します。
2025年に入ってからは次のように推移しています。
月 | 総資産額 | 増減 |
2024年12月 | 6,405万円 | – |
2025年1月 | 6,434万円 | +29万円 |
2025年2月 | 6,409万円 | -25万円 |
2025年3月 | 6,401万円 | -8万円 |
2025年4月 | 6,374万円 | -26万円 |
6,400万円を突破したのが2024年12月のこと。
そして1月には6,434万円まで増えた資産が、現在は6.374万円まで減少しました。
ピーク時からは59万円減少したことなります。
4月の途中はどうなることかと思いましたが、マイナス幅は当初よりも小さくなり、それについては一旦心が落ち着きました。
それにしても、3か月連続でのマイナスはやはりどう考えても想定外すぎました。
今後も積立投資を続けられる5つの理由
さて、多くの方にとって心配なのは今後だと思います。
4月にこれだけいろいろなことがあったのですから、5月以降も不安が消えることはないでしょう。
ガッツリ資産のほとんどを投資できるメンタル強者はそのまま積立投資を続けられるのでしょうが、私のようなメンタル弱男はそういうわけにはいきません。
今回のトランプ相場で思わず資産を売却して、相場から撤退した人も少なくないでしょう。
以前の私なら撤退したでしょうが、今の私は違います。
そこで今回は改めて今後も積立投資を続けられる理由を5つご紹介しておきます。
1.余剰資金で投資しているから
まず1つ目は「余剰資金で投資しているから」です。
私の場合、リスク許容度が極めて低いため、多額を投資できません。
メンタルが弱すぎて株価の変動にドキドキしてしまうからです。
投資でドキドキしないように、そして資産が減っても不安になりすぎないよう、絶対に5000万円以上を預金で確保する選択を取っています。
よって、現時点での投資の資産額は1000万円にも満たない金額になっています。
いわゆる余剰資金で投資をしているため、株価が大幅に下落してもどうにかメンタルを保てています。
もちろん本音は余剰資金であっても減るのは嫌です。
2.まだ含み益があるから
2つ目は「まだ含み益があるから」です。
2025年2月以降、どんどん含み益が減っています。
しかし、まだかろうじてプラスが出ています。
ただ、このプラスもいつまで確保できることやら、といった感じになりつつあります。
もしマイナスに転落するようなことがあればコロナショック以来のことです。
3.コロナショックを乗り越えた経験があるから
3つ目は「コロナショックを乗り越えた経験があるから」です。
確かに株価の大幅下落は資産を大きく減らしてしまうため、大きな不安に駆られると思います。
「これ以上資産を減らしたくない」と思わず売却してしまった人も少なくないでしょう。
しかし、過去の株価は下落しても回復し、上昇し続けてきました。
私の場合、コロナショックを乗り越えた経験を積みました。
コロナショックは短期間のうちに回復したため、「乗り越えた」と言えるほどの経験ではないかもしれません。
それでも実際に暴落を乗り越えたのは事実です。
我慢して積み立てを続けていれば、いずれ回復するときが来ると信じれています。
4.アメリカの復活を期待しているから
4つ目は「アメリカの復活を期待しているから」です。
トランプ大統領の数々の言動によりアメリカの信用には傷がついた可能性はあります。
だからこそ株価が大幅に下落したのでしょう。
一方で、事あるごとに株価が大幅回復を見せています。
私は、これが人々が何だかんだ言ってもアメリカに寄せている期待が大きいことの現れではないかと考えています。
よって、今の苦しい時期を乗り越えたその先には明るい未来が待っていると期待しています。
5.あと10年先を見据えているから
5つ目は「あと10年先を見据えているから」です。
最後の5つ目は「あと10年先を見据えているから」です。
投資は1年で結果が出るようなものではありません。
旧NISAのつみたてNISAは20年で800万円投資できる設計になっていました。
よって、軽く見積もっても10年以上は継続しなければならないと思っています。
10年も投資を続けていれば、今回のような大幅下落には何度か遭遇せざるを得ません。
となると、大幅下落は受け入れなければならないものとして諦めがつきます。
大事なことは、ここで売却したり積み立てを辞めたりせず、ひたすら投資を継続することです。
投資手法として積立投資を選択したということは、たまに起きる大幅下落を受け入れたも同然です。
にもかかわらず狼狽して売却するのは愚の骨頂と言わざるを得ません。
私はその点は理解していたつもりなので、投資を辞める選択肢はありませんでした。
不安視していること
ただ、株価に関してはきっと上昇すると過去の歴史から期待できます。
しかし、米国株メインの私にとって、障壁となりそうなのは為替です。
ドル高かドル安か、どちらへ向かうか全く分かりません。
「1ドル140円でもまだまだ高い」などと言われることもあり、短期的にはドル安に向かうような気がしています。
トランプ大統領もドル安を懸念する発言を繰り返していたと記憶しています。
結果的に2025年に入ってからの株安・ドル安に動いた結果、このダブルパンチは強烈すぎて昨年のプラスをすべて吐き出しました。
よって株価の動向だけでなく為替も気になって仕方がありません。
そしてもう一つは、90日間の猶予が設けられたトランプ関税の動向です。
中国に対する関税比率を低下させる旨の発言もあり、当初よりも緩やかにはなりそうです。
しかし、全く影響なしとはいかないでしょう。
7月に何が待っているのかを見守る必要があります。
まとめ
以上『【緊急投稿】トランプショックで資産は4月にどれだけ減ったのか?』でした。
いかがでしたか?
4月に資産は大きく減少しました。
しかし、時に株価は大きく上昇しており、とにかくトランプ大統領に振り回された1ヶ月となりました。
株価が低下し資産が減ることは非常に大きな不安が襲ってきますが、それもまた投資の一面です。
順風満帆に右肩上がりで資産が増加し続けるこたなどあり得ません。
この大幅下落を乗り越えてこそ将来大きな資産を築けると信じなければなりません。
しばらくの間は我慢の時期が続くことを覚悟しておくべきでしょう。
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