資産1億円達成でFIREした55歳サラリーマンが1年で地獄に転落した理由

資産1億円達成でFIREした55歳サラリーマンが1年で地獄に転落した理由

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

FIRE(経済的自立と早期リタイア)は、誰もが一度は憧れる生き方です。

しかし、実際にFIREを実行した人の中には「思っていた未来」とは違う現実に直面するケースもあります。

今回は、資産1億円を達成してFIREした55歳男性が、わずか1年で苦境に陥った事例を通して、失敗の原因と回避策を考えていきます。

それでは早速記事の中身を見ていきましょう。

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今回のテーマは『【検証】資産3000万円から5000万円達成まではガチで一瞬なのか?』です。 資産3000万円を達成できれば、「資産5000万円までは一瞬」と語る人たちがいます。実際のところ、資産3000万円から5000万円まで一体どれくらいの時間がかかるのでしょうか?そこで今回は、資産5000万円を実際に達成した人たちの実例をご紹介し、5000万円達成までの所要時間を比較してみたいと思います。
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憧れのFIRE生活、その輝きと現実

今回の事例の主人公は、長年会社員として働き、コツコツと資産を積み上げてきました。

その額はなんと1億円。

内訳は、資産1億円の内訳は、現金・預金2,000万円、株式・投資信託5,000万円、そして地方都市に購入した3,000万円の中古アパート一棟から成り立つものでした。

このアパートからの家賃収入と株式の配当金を合わせ、年間400万円以上の不労所得を見込んでいました。

多くの人が「十分ではないか」と感じる金額です。

55歳でFIREを決断した彼は、1年でも早くリタイアすることに意義を感じており、晴れて自由の身になりました。

最初の数か月は、まさに夢のような日々。

長年やりたかった趣味に没頭し、毎日が休日のように過ぎていきました。

ところが時間が経つにつれ、少しずつ生活の歯車が狂い始めます。

想定外の事態、甘すぎた見通し

FIRE後の最大の落とし穴は、「想定外の事態」です。

彼の場合、1億円の資産があれば十分だと考えていましたが、その見通しはあまりに甘いものでした。

特に大きな打撃となったのが不動産収入の減少です。

アパート周辺には駅近の新築アパートが次々と建築された結果、空室が埋まらなくなり、家賃収入は想定の半分以下まで落ち込みました、

さらに修繕費が次々と発生したことで、当初想定していた「生活費の柱」が崩れてしまったのです。

時を同じくして株価も下落し、含み益はみるみる減少。

配当金も期待外れの結果に終わりました。

気づけば、年間400万円を見込んでいた不労所得は、200万円にも満たない状況となってしまったのでした。

結局、彼は生活費を補うため資産の一部である投資信託を売却し始めました。

資産はみるみる減少し、退職からわずか1年で資産は6000万円となっていたのでした。

FIREを目指すならば注意すべきこと

FIREを目指す上で大切なのは、資産と生活費のバランスを悲観的に見積もることです。

今回の件で言えば、家賃収入の減少が長く続いた場合を想定しておくべきでした。

また、物価上昇や予期せぬ支出は避けられませんから、余裕を持った資金計画がなければ早々に資産を取り崩す事態になりかねません。

さらに、健康の維持も軽視できません。

時間に余裕が生まれることでかえって運動不足や不規則な生活になり、医療費の増大につながるリスクがあります。

病気になって体が動かなくなれば、FIREしたところで趣味にを楽むこともできなくなってしまいます。

そして、今回の記事では触れられていませんでしたが、社会とのつながりをどう維持するかも重要です。

仕事を辞めることで人間関係が急速に減り、孤独や閉塞感に苦しむ人は少なくありません。

こうした不安を和らげる手段として、完全リタイアではなく副業や短時間勤務を取り入れたセミリタイアを選ぶのも有効です。

一定の収入があるだけで安心感が増し、精神的にも安定を得やすくなります。

今回の主人公も、いきなりバッサリ会社を辞めるのではなく、何か少しばかり働くような雇用形態で残れなかったのか、というのは後出し感が強いでしょうか。

となれば、ファイナンシャルプランナー(FP)などの専門家に相談し、客観的な視点を取り入れることで、FIRE計画に問題がないかをチェックできたかもしれません。

奥さんからは反対されていたようですが、やはり奥さんの声は聞き入れるつもりもなかったはずです。

冷静な判断を下すためには第三者の声を聞くのも一つの手です。

まとめ

以上『資産1億円達成でFIREした55歳サラリーマンが1年で地獄に転落した理由』でした。

いかがでしたか?

資産1億円を持ってFIREした55歳男性が、わずか1年で地獄に転落してしまったのは、「自分の計画の甘さと、世の中の厳しさ」が原因でした。

FIRE達成時に資産があっても、不動産収入の変動や医療費の増加、社会とのつながりの喪失など、予測できない要因が重なると生活基盤はあっという間に崩れてしまうことが分かりました。

FIREは決して夢物語ではありませんが、成功するには冷静なリスク分析と現実を直視した準備が必要なのです。

大切なのは「お金があれば大丈夫」という安易な考えではなく、資産の運用方法、健康管理、社会との関わり、そして人生の目的をどう築くかまで含めた総合的な計画です。

FIREを目指すならば、慎重に判断し、第三者の意見を取り入れながら、自分に最適なライフプランを練ることを強くおすすめします。

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